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スタバのメニューはなぜ難しい

2014-04-22 | 心の体験的日記
「チョコレートをコーティングした丸くて黒っぽいケーキ」
きょう、スタバのドライブスルーでの注文

スタバのメニューはあえて、こうした難しさ、覚えにくさを作りこんでいるような気がする
メニューが云えることがステータスシンボルなのかも

がんばりますといいたいところだが、絶望的に難しいのでやめる
でもお店には寄ります

ただ、最近、大きさはどれにしますか?といって、実物を見せてくれる
これはうれしい


教え育てる現場

2014-04-22 | 教育
教え育てる現場
明日からたった一人でたくさんの子供達に教え、育てる現場に
飛び込むことになります。
不安一杯かもしれませんが、大丈夫
子供達も皆さんを育ててくるからです。
子供達から学ぶ気持ちをつねにもちながら、
一生懸命やれば、大丈夫

人を動かす場でよく引き合いに出される
山本五十六の名言を
教える現場でも役立つのではないかと思い
2つ程紹介させていただきます
●『やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ』
●『話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」



盗用?

2014-04-22 | 心の体験的日記
ある有名作家の小説を読んでいる
ところが、そのなかに
これまたある有名な人の小説とそっくりのストリーが展開されている
もちろん、登場人物も状況もまったく違う
それにしても換骨奪胎とまで昇華されていない
きわどい内容

情報はお互いに活用しあうことでシナジー効果が出てくる
むずかしいところであるが、
丁寧な引用先の明記や場合によっては、
引用許可を取ることは必須


未来予測

2014-04-22 | 心の体験的日記
土井英司メルマガより

◆7つの未来予報
第1の未来予報 お金がなくなる
第2の未来予報 会社がなくなる
第3の未来予報 病気がなくなる
第4の未来予報 国境がなくなる
第5の未来予報 学校がなくなる
第6の未来予報 貧困がなくなる
第7の未来予報 制約がなくなる


『成功のための未来予報』神田昌典・著 きずな出版



「わかりにくさに耐える」

2014-04-22 | 教育

「わかりにくさに耐える」 

1 「わかりやすい」ってどんなこと?
30年前になるが、マニュアル(操作手順書)のわかりやすさの研究をしていたことがある。いくつかの研究テーマの遍歴があるが、このテーマが一番おもしろかった。研究としても、基礎と応用とのバランスがとれていてなかなかのものだったと自負している。
どんなことをしたかというと、「ユーザ(機器の使用者)は、マニュアルを読む時に、こんなふうに頭を働かせて読むのだから(心理法則)、制作者は、こんな指針(デザイン原理に従ってマニュアルを制作すべし」ということを網羅的に提案したのである。
たとえば、(「――」がデザイン原理。<<――― が心理法則)
○指針1「操作の結果を示す」<<やったことは即刻確認したい
例 BFキーを押します(操作)ー>XP画面が出ます(結果)
○指針2「操作の全体像を先に示す」<<認知地図を早くもちたい
例 次の5つのステップを踏むと、入力画面が表示されます。
○指針3「操作の目的、意味を先に示す」<<なぜそうするのかを知りたい
例 不要な文字を削除します。
KHキーを押してください。
○指針4「具体例を入れる」<<現実との対応をとりたい
例 カタカナのアを入力してみましょう。
○指針5「メリハリをつける」<<大事なものが何かを知りたい
例 さくくじょの「く」を削除します。

 製作者(テクニカルライター)が、文章技法や視覚化のリテラシーを踏まえた上で、さらに、こうした心理法則から派生する指針に従って制作することで、ユーザにわかりやすいマニュアルが提供できることになった(と思っている)。
 当時は、マニュアルは機器の設計者が一番情報を持っているので、その人に書かせればよいという考えで、技術的には正確無比、しかし、ユーザにはちんぷんかんぷんのマニュアルが出回っていた中で、この提案はかなりインパクトがあった(と思っている)。
 いくつかの企業からの依頼で、その企業のマニュアルの評価をしたり、制作のガイドラインを作ったりもした。それらをまとめる形で上梓した「ユーザー・読み手の心をつかむマニュアルの書き方」(共立出版)は版を重ねて20刷までになった。

2 「わかりやすさ」は至る所で
マニュアルでのわかりやすさの研究をしている中で、さまざまな領域での「わかりやすさ」も気になりだして、文書設計、デジタル機器のインターフェース設計、さらに、授業やプレゼンなどでのわかりやすさにも手を出してみた。そして、それぞれの領域に固有のわかりやすさの問題もあることを知り、数冊の関連書籍も上梓できた。最新刊は「わかりやすさとコミュニケーションの心理学」(朝倉実践心理学講座)である。
さらに、「わかりやすさ」も、一筋縄ではいかない面も、とりわけ、教育の世界にはあることも気がついた。この点について、項を改めて、どういうことかを述べてみたい。

3 
4 わかりにくさ耐性も大事
 わかりやすさをコミュニケーションのなか
に作り込めば、受け手が情報を取り込むため
に使う頭の努力は軽減される。寝転んで聞い
ていて/みていても、わかるように作るという
わけである。
しかし、そういうわかりやすいコミュニケ
ーション状況に慣れてしまうことがいかに教育的でないかにも思いをはせなければならない。とりわけ、子どもにとって、わからないことは受け付けないという学びの習慣ができてしまうのは好ましくない。わからないままほっておける力、さらに、それ自力で解決しようとする力をつけさせたい。
 では、どうしたらよいか。次の3つのこころがけが必要だと思う。
まずは、なんとしても、わからせたいとの強い思いが必要。そこには、それが子どもにとって大事なことという暗黙のメッセージも含まれるからである。
 2つには、子どもの頭の働きと知識への配慮が必要。子どものもっている既有の知識を活用できる情報を手がかりに新しいことを教えるのである。たとえや具体例が大事になる。
 3つ目は、教えすぎない、与えすぎない抑制が必要。知っていることすべてを教えたい、与えたいとの気持ちは、子どもにとっては重荷になる。少しずつ小出しにして、子どものほうから教えて欲しいとよってくるくらいがちょうど良い。


(図書館時報)