心の風景 認知的体験

癌闘病記
認知的体験
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ポジティブマインド
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老人心理

大学での学び

2016-03-31 | Weblog

大学での学びは、これまでの学びとの大きな違いは、自律的ということです。
みずから学ぶことが大前提になっています。
大学の授業の学びでも、みずから積極的、アクティブにかかわることによってこそ、そこから将来のキャリアにつながる知的資源を蓄積できます。



遺伝か環境か

2016-03-31 | 心理学辞典
遺伝か環境か

以下の5段階評定で答えてみよう 
    ほとんど     どちらでもない        ほとんど
      遺伝(1)--(2)--(3)--(4) ーー(5)環境
①学校の成績              
②頭のよさ                
③身長                  
④駆け足の速さ             
⑤友人を作る力             
⑥怒りっぽさ               
⑦音楽の才能              
⑧非行や犯罪を犯す傾向 

   

 素人心理学における遺伝と環境
自分の評定値とくらべてみよう。 大学生の平均値               
①学校の成績              3.8
②頭のよさ               2.5
③身長                 2.0
④駆け足の速さ             2.8
⑤友人を作る力             4.0
⑥怒りっぽさ              2.9
⑦音楽の才能              2.5
⑧非行や犯罪を犯す傾向         4.4



◆意識/無意識]心理学基本用語

2016-03-31 | 心理学辞典


◆意識/無意識(consciousness/unconsciousness)

意識/無意識には、知的なそれと情意的なそれとがある。知的な意識/無意識とは、大雑把にいうなら、メタ認知できる活動領域とできない活動領域である。思考、判断などの高次の情報処理系が関与する場合は、おおむね意識化が可能であるが、感覚・知覚などの過程はほとんど無意識的、かつ自動的に進行する。

情意的な意識/無意識は、S・フロイトによる概念化が最初である。無意識の世界を意識によって抑圧されたものとしてとらえ、その世界をモデル化する様々な概念装置を提案した。その後、C・ユングは、人類に広く共通する集合的無意識を、フロイトの個人的無意識から分離し、そこにある元型(アーキタイプ)を神話、伝説、昔話の中に求めた。トランスパーソナル心理学者のK・ウイルバーは、集合的無意識を、さらにユングの無意識に相当する前個的(過去の)無意識と、至高体験を生み出す越個的(未来の)無意識とに分離した。

会議中の内職

2016-03-31 | 社会
内職
国会での議員の内職(会の最中に本を読んだり何か関係のない仕事をすること)
が問題になっている。
大学では、教授会での内職はかなり一般的ではないかと思う。
いずれも、会議そのものが、内職しながらでもついていけることが多いからだ。
「ご異議ありませんか
では、ご承認いただけたものとします」
をたんたんと繰り返す。
これをさえぎっての発言は、不規則発言にみなされるほどである。
平和な光景の一つかもしれない。



思いを外に出してみること

2016-03-31 | 心理学辞典
思いを外に出してみること(外化)で、個人的な思いを客観化したり、自己チェックすることも有効です。
○対話する
 対話における相手の役割は、「新しい見方・知識の提供」「内省・思考の促進」「自分の考えの評価」「癒し効果」の4つがあります。エラーに関する知識を芳醇なものにし、客観化するのには、対話や討論が有効です。

○文章化する
文章化は、思いを言葉という普遍的なシンボルにすることで、
会話と同じような効果を期待できます。

○お互いの体験を披露しあう
研修などの場では、気楽に自分の体験を話してもらう機会を設けるとよいと思います。

勉強に飽きる

2016-03-31 | 教育
――張り切って勉強を始めたものの、続かなくなってしまうというお子さまがいます。どうしたら続けられ
るのかというヒントをいただきたいのですが。

続けられなくなるいちばんの原因は「飽きる」ということですが、「飽き」には、1時間も続かないうちに飽
きてしまうといった「短期的飽き」と、習いごとが長続きしないといったような「長期的飽き」の2種類があり
ます。

なかでも「短期的な飽き」の場合は、いかに集中力を持続させるかが重要ですから、勉強の場合などで
は、やり方に工夫が必要になってきます。たとえば家で勉強するときのスケジュール管理として、「何ペー
ジやる」とか「この単元までを勉強する」と決めるのが「分量スケジュール」、「何時から何時までやる」とい
うのが「時間スケジュール」ですが、鉄則は、好きな教科は分量スケジュールで、嫌いな教科は時間スケ
ジュールにすること、さらに「嫌いな教科は小刻みに分けて」が原則ですね。

そして、しょっちゅう答え合わせをする。自分で答え合わせをするのでもいいし、親がチェックして「よくで
きたね」と言ってあげるのでもいいでしょう。いずれにしても、やった結果がすぐに返ってくるような状況を
頻繁に作ることが、飽きやすい不得意教科の克服法としてよくいわれていることです。
また勉強を始めるときに、得意科目から始めるとか、ドリルのようにパッパと進められるようなものから
入っていくというやり方も有効ですね。「これもできた」「これもできた」という満足感を味わい、調子にのっ
てきたところで、不得意教科や考えなければいけないような問題に移っていくのです。




お子

岡本浩一「上達の法則」PHP新書

2016-03-31 | 健康・スポーツ心理学
岡本浩一「上達の法則」PHP新書

上達は、スポーツ技能のような身体領域だけではなく、およそ学習あるところならどこでもありえます。
本書は、あらゆる領域での上達の普遍的なメカニズムを認知心理学の知見をベースに解き明かし、さらに、次のような上達の方法論まで提案してくれています。
① 鳥瞰的認知を高める
② 理論的思考を身につける
③ 精密に学ぶ
④ イメージ能力を高める
⑤ 達人の技に学ぶ
⑥ 広域コードと知識を拡大する

上達をここまで見事に解き明かした本は、世界的にも皆無と言ってよいと思います。