心の風景 認知的体験

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ささいなことだが、意外に面倒

2018-06-16 | 心の体験的日記
世の中には、どうでもいいのだが、どちらかに決めないと
何かと面倒なことが結構、多い。
その一つが、音引き。
主に外来語をそのまま使うときに発生する。

ユーザ か ユーザーか
コンピュータ か コンピューターか

など

あってもなくても、意味を取り違えることはないのだが、
ただ、1冊の本や書類の中などに混在すると気持ちが悪い。

末尾の音引きに関しては、省略、という業界、学会もある。



寒いよー

2018-06-16 | 心の体験的日記
コタツがまだ片つけてない。いや、このまま夏をのすんだったかも。
それはともかく、きょうは寒い。
スイッチを入れた。
この寒さは、なんなんだ。

夏物のかけ布団、買ってきたものの、いまだ出番なし。

温度変化に対応するのが、だんだんしんどくなる。
とりわけ、寒さはつらい。

「ミスに強くなる心の訓練」

2018-06-16 | ヒューマンエラー
「ミスに強くなる心の訓練」 <<昔書いた本の目次 

はじめに 2p
序章 自分を知り自分をコントロールする 40p 0.1)頭の中にもう一人の自分がいる ●頭の中にもうひとりの自分がいる ●メタ認知の2つの働き 0.2)心の管理不全とヒューマンエラー ●自分の心が自分ではままならない ●熱中しても心が弱ってもメタ認知は働かない ●心理安全工学のすすめ 0ー3)メタ認知力を高める ●メタ認知力を高める王道は知識 ●ミスに関する心理学的な知識とは 0ー4)今現在の心と行動を内省する ●今、過去、未来を考える ●仕事をしている今現在の心と行動を内省する ●課題分割をする ●実況中継をする 0ー5)事後的にあとを振り返る ●ヒヤリハット体験を活用する ●認知ダイアリーをつける ●分析の枠組を決める ●VTRを使った振り返り 0ー6)先のことを考える ●予知する  ●危険を予知する ●予知能力を高める--KYTの効果その1 ●リスク感覚を鋭くする--KYTの効果その2 ●知識を高度化できる--KYTの効果その3 ●自己チェックリストで自分を知リ、未来に備える ●エラー、事故予測システムがある ●メタ認知過剰にも注意が必要
****** ヒヤリハットの心理学(1) 「ヒヤリハット体験は共有する」 *

第1章 ミスを防ぐ見えの世界を設計する  16p/ 1.1)見えるようにする ●見えないためにミス ●見られる状況に思いをはせる ●動きながら見る ●動くと見えてくる ●動きながら見られる表示を工夫する 1ー2)意味を見えやすくする ●意味が見えるとは ●まとめる ●違いだけを際立たせる ●それが何であるかをわからせる ●たとえる ●見えるものが現実と一致するようにする 1-3) 見た目をよくする ●感性をつくり出すのもの ●見て気持ちがよくなるようにする
ヒヤリハットの心理学(2) 「危険表示は見やすくわかりやすく」

** 第2章 知識を適切に活用する 30p/累計88p 2ー1)知識は多彩 ●知識ってどんなもの ●内なる知識を分類する ●手続的知識はやっかい ●慣れてきた頃が一番危ない ●もう一つの知識の分類 2ー2)知識処理のプロセスはどうなっている ●知識処理のプロセス ●感覚情報貯蔵庫での瞬間処理 ●短期記憶貯蔵庫での知識処理 ●長期記憶貯蔵庫での知識処理 2-3)知識を適切に管理する ●たくさんのことを一度に覚えない ●知っていることと関連づける ●知らないことを知る機会と手段を用意しておく ●知識を高度化させる ●旧知識を棄却させる ●記憶の変容のくせに注意する ●思い出す手がかりを豊富に  

*** 3章 考え違いを防ぐ  24p/累計112p 3ー1)考えるのさまざま ●考えるからこそ人間なのだ ●論理的に考える ●直感的に考える ●感情的に考える 3ー2)ミスの原因分析のための思考術 ●思考をクリティカルに吟味する ●思考の固着に要注意 ●事が起こった後での推論は誤りやすい 3ー3)ミスから立ち直るための思考術 ●ミスをすると ●ミスから立ち直る思考術 ヒヤリハットの心理学(4) 「即断即決したときは、多彩なチェックの網を用意しておく」

**** 第4章 感情をコントロールする 17p/129p 4ー1)その時、その場での感情を穏やかにする ●感情は注意に影響する ●とっさの感情はいろいろの形で出現する ●とっさの感情は生き残りためのセンサー ●過ぎたるはなお及ばざるが如し ●あわてない ●パニックに対応する   4-2)ストレスに強くなる ●感情は時間と共に変わる ●ストレスをやわらげる ●感情はメタ認知できる ●やる気を高める 4ー3)ミスによる心のダメージを癒す ●ミスをした人を癒す ●ミスによって被害を受けた人を癒す ヒヤリハットの心理学(5)  「気持ちが高ぶっているときは、気持ちを鎮めてから仕事をする」

***** 第5章 スマートに動く 27p/累計156p 5ー1)行為を分類する ●行為を3階層に分ける ●認知と行為のそご3態 ●認知と行為と状況との時間オーダーのギャップ ●インタフェース問題    5-2)とっさに動く ●危険を避ける ●体験を通してとっさの行為を学ぶ 5ー3)手順、規則に従って動く ●手順、規則に従う ●手順、規則の学びはじめに起こること ●手順、規則の学びを軌道にのせる 5ー4)熟慮してから動く ●4つの代表的なエラー ●不適切な状況認識による思い込みエラー ●思い込みエラーに対処する 

****** 第6章 コミュニケーション環境を良くする   20p/176p ●コミュニケーション環境が激変 ●良好なコミュニケーション環境をつくる ●コミュニケーションとは 6ー2)正確に指示する ●音声によるコミュニケーションは便利だが危ない ●ミスを防ぐ音声コミュニケーションの工夫 ●情報を精選する 6ー3)わかりやすく指示する ●正確さとわかりやすさと ●冒頭説明を ●メリハリをつけて ●2W1Hで
ヒヤリハットの心理 (7) 「間接指示には誤りが入りやすいので要注意」

終章 ミスとともに  7p/183p 7ー1)ミスに強くなる ●ミスと人と状況と ●ミスに強くなる 7ー2)ミスに強いとは ●ミスをしても事故につなげない ●ミスの影響が拡大しない ●ミスからの回復が速い ●エラー、事故の発生要因の分析と対策が的確かつ迅速
ヒヤリハットの心理学(8) 「平面でないときはそのことがわかる視覚的な手がかりを豊富に」

おわりに 済み 2p

ミスに強くなる!―安全に役立つミスの心理学 (中災防新書)
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中央労働災害防止協会

気晴らし「憂さを晴らすだけでなく明日の元気のための気晴らしを」ポジティブキーワード解説その7

2018-06-16 | ポジティブ心理学



気晴らし「憂さを晴らすだけでなく明日の元気のための気晴らしを」

● 気晴らし
ストレス対処の3大方略というのがあります。
・問題焦点方略 ストレスになるものを消すために真正面から立ち向かうこと
・情動焦点方略 ストレスによる不快、不安、落ち込みに自分なりにたちむかうこと
・問題回避方略 ストレス発生源から離れること
気晴らしは、もっぱら情動焦点対処と問題回避対処の中で使われます。その具体的な方法は、実に多彩ですし、人それぞれです。
自分の場合、3大気晴らしは、お酒とテニスとドラマ鑑賞(TV,DVD、映画)です。
こうした気晴らしは、ストレスなどによるネガティブマインドをノーマル(通常)マインドの水準にまだ持ち上げるためのものです。これを後ろ向きの気晴らしと呼んでおきます。
気晴らしというとだいたいこちらのほうがイメージされますが、気晴らしには、前向き、すなわち、明日の心の元気のためのものもあります。ここで取り上げてみたいのは、こちらのほうになります。

● 前向きの気晴らしってどんなもの
私の3大後ろ向き気晴らしとして、お酒とテニスとドラマをあげました。これらに限定しても、いつもいつも後ろ向きの気晴らしというわけではありません。
たとえば、お酒。
最近はほとんどそんな酒席はさけていますが、研究会や学会後の仲間との一杯。お酒は、談論風発の促進剤となります。そこから明日の仕事への貴重なヒントが生まれます。さらに、新たな人脈もできることがあります。
これを気晴らしと言うかどうか、微妙なところがありますが、少なくとも、後ろ向きの気晴らしとして有効なものでも、考え方、使い方を工夫すれば、それがノーマルマインドへの復帰を超えて、さらにポジティブマインド作りにまで持っていくことはそれほど難しいことでないと思います。

● 心を元気にする気晴らしのコツ
① 心元気なときにも気晴らしをする習慣をつける
気晴らしは心が落ち込んだ時にだけする習慣としてしまうのは禁物です。
落ち込んでいる気持ちを持ち上げるためにいつもお酒ではなく、いいことがあった、うれしいことがあった、そのお祝いに一杯の晩酌、ということもあってよいのです。
気持ちポジティブのときにも、同じような気晴らしを使う習慣をつけてしまうのです。
趣味や遊びの世界でも、同じような習慣をつけてしまうと良いと思います。
②気晴らしのレパートリを増やす
 そうはいっても、気持ちポジティブなときにパチンコの習慣というのもやや違和感があります。ただ、ギャンブルでの勝ちは、気持ちポジティブなときのほうが勝つそうですからーー本当かなー?――、これでもいいのかもしれません。
常識的には、それにふさわしい気晴らしのほうが同じ習慣にするにしても自然で持続性もあります。
 そんな気晴らしの目安の一つは、能動的で健康的な気晴らしだと思います。
 例を挙げれば、スポーツですね。あるいは、いつもとは違った豪華な食事ですね。あるいは、お化粧もいいですね。
 もう一つの目安は、社会性のある気晴らしですね。
気の置けない人との語らい。食事も一緒にできれば申し分なしだと思います。
 こういうのは、圧倒的に女性のほうが上手です。ここでも、「女性に学べ、心の元気づくりを」です。
③頭への気晴らし効果もある
 考えに考えてどうにも解決が思いつかないというような時に、気晴らしが効果があることは、これまでの発明・発見のエピソードでよく知れている。たとえば、
 アルキメデスは、王冠が純金でできている事を調べる難題を、入浴しようとした時のお湯の溢れをヒントに解決したそうです。
 数学者・ポアンカレは、数学のことを離れて散歩したりする中、馬車に乗ろうとしたり、散歩をしている時に、ひらめきが突然やってきたことを報告しています。
 凝り固まった思考を気晴らしで開放することで、これまで見逃していたことがみえるようになったり、抑制されていたものが意識に上ってくるのです。



●心の探究

2018-06-16 | 心理学辞典

●心の探究
自分の心の中を知りたい、そして、できれば、人の心の中も知りたいという気持ちは、誰にもある。そして、願わくば、自分の心も他人の心も自在にコントロールしたいと思う。そんな気持ちと思いが、人々を「心理学」へ駆り立てているのであろう。相変わらずの「心理学」ブームが続いている。
人は誰しもが自分の心の動きを説明できる自分なりの「心理学」を持っている。これを素朴心理学と呼ぶ。3、4歳からその萌芽は見られる。もとより、素朴心理学は、学問としての心理学と同じものではない。個人個人の長年の体験を通じて作り上げられた思い込みや独善に満ち満ちているのが普通である。しかし、それだけに、素朴心理学は、人が日常生活を営む上で強力な力を発揮する。
学問としての心理学は、その素朴心理学の思い込みや独善を取り払い、より普遍的なものへ、芳醇なものへと導く手助けをする。また、学問としての心理学は、その素朴心理学の内容を探ることによって、さらなる心の理論体系の構築をめざす。かくして、二つの「心理学」が交わるかのごとく、離れるかのごとく、世の中に存在し続けることになる。