心の風景 認知的体験

癌闘病記
認知的体験
わかりやすい表現
ヒューマンエラー、安全
ポジティブマインド
大学教育
老人心理

定時運転の呪縛 2008-01-27の記事 | 安全、安心、

2018-01-27 | 安全、安心、
定時運転の呪縛
2008-01-27 | 安全、安心、

定時運転の呪縛を緩めるーー安全より定時を優先してしまう使命の取り違えエラー

●日本の鉄道はなぜ世界でも最も正確なのか 
この小見出しは、「定刻発車」(三戸祐子著、新潮文庫)の副題である。江戸時代の参勤交代にまでさかのぼっての定刻通り遵守の交通文化の起源、それを保証するための人(乗客も含む)もその一部に取り込んだ精緻な管理システム構築の現実を余すところなく書き込んだ好著である。
これを読むと、列車の2,3分の遅れくらいどうということはない、とは安直には言えなくなる。それくらい定刻発車は日本の鉄道に構造的に作り込まれたシステム文化なのである。

●それでも定時運転の呪縛は安全の大敵
時間は誰しもがそれなりに利用している。時間のおかげで社会生活が円滑に営まれている。時間は、目に見えない重要な社会的インフラの一つである。そのインフラが至る所で極めて強固に構築されている日本において、定時運転が乗客のみならずシステム運行管理者から強く期待されるの当然である。
しかし、事が安全に関わるときは、定時の呪縛はネガティブな面をみせる。定時を遵守する以上に大事な安全がそのために犠牲にされてしまうことになるからである。

●状況と人の変化が定時を許さない
現場は時々刻々変化し多彩である。いつもと同じ状況で同じ心理状態で仕事ができることはまれである。
ホームの混雑や交通渋滞に巻き込まれるかもしれない。人間である限り、気になることが突然脳裏をよぎり運転に集中できないといった個人的な事情も発生するかもしれない。そんな中でも動かさなければいけないのが公共交通の仕事である。
そこに、さらに定時運転の呪縛がのしかかってくれば、運転者のストレスは、想像を絶するものがある。安全運転の制約をはみ出てしまう運転が発生しても不思議ではない。
このことの認識が、乗客も含めてすべての関連する人々の間で共有されることがまずは必要である。
 
●運行の現状と予測情報を提供する
その認識を共有した上で、定時からはずれた運行が発生していることを知らせる情報システムを用意する。
たとえば、公共バスでは、運転側も乗客側も定時運転の呪縛からすでに解き放されているようにみえる。それほど都市部では交通渋滞が慢性化してしまったからである。それでも乗客がバスをそれなりに利用しているのは、主要路線の一部ではあるが、運行状況を知ることのできる情報が提供されているからである。あと何分待てばよいかがわかれば、それなりの心理的準備も対応も取れる。
これがまた運転者から定時の呪縛を幾分なりとも解き放すことに役立っている。

●それでも安全第一で
現場には「安全第一」を「安全第二、第三」にさせるものがたくさんある。定時運行はその一つに過ぎない。
たとえば、バスのブレーキの効きが悪くなった。運行をストップするかどうか。駅まではあとわずか。ここで運行中止を決断するか(安全第一)、それともここで止まってしまえば乗客に不便をかけるのでなんとか駅まで走るか(乗客満足優先)。
こんな判断はごく日常的に発生している。安全運行規定マニュアルを整備しておいても、それが活かされないほど厳しく多彩な現実が現場には絶えず発生している。さらに、想定外の状況も発生する。
そんな時にでも、ともかく「安全第一」の判断させるには、組織としてきちんと安全第一の使命を掲げ、さらに、それが現場で活かされるように、絶えずその使命を明示し、さらにそれが現場で活かせるような具体的な方策を提供しかなければならない。

脇見をさせるもの

2018-01-27 | 安全、安心、
脇見をさせるもの

 脇見運転は、ご法度です。スピードがでていれば、一瞬の脇見が大事故につながるからです。
 しかし、あえて集中力を分散させる(脇見をする)こともあります。運転などでは、それによって、集中力の低下による「ぼんやり、漫然運転」を避けることができるし、監視業務のような場合では、広範な集中力の展開ができるからです。これは、いわば「能動的な」脇見ですから、ミスにはつながりません。
 問題となる脇見は、どうしてもそうさせられてしまうケース、つまり、ここでいう受動的集中のケースです。
・後ろからクラクションを鳴らされた(大きいもの]
・原色のネオンサインが点滅している(変化するもの)
・真っ暗闇のなかの1点の光(周囲と違うもの)
・道路を横切る小動物(動くもの)

 こうした「目立つもの」は否応なしに脇見をうながします。なぜなら、そうしたものの多くは、生存にかかわる緊急の意味を持つことが多いからです。それを無視すると、命を落とすこともあるからです。
ですから受動的な集中力は、定位反射としてどんな生き物にも生まれつき備わっています。

やっとわかった!高額医療費補助

2018-01-26 | 高齢者
ネットで調べると、75歳以上枠がある。
いろいろ細かいことが書いてあって、とても理解できない。
市役所の国民保健課に電話した。
その説明もまた細かい。
結局わかったことは、
75歳以上後期高齢者については、
病院のほうで、必要な手続き
・限度をこえるた額は、病院のほうで患者に請求しない
したがって、患者のほうでは、県からの書類が届くまで
何もしなくてよいとのこと。

同じ治療しても、そのたびに(月によって?)支払う金額が違う理由が
やっとわかった。
年寄りには、細かい説明よりも、疑問だけに答えてもらえるとうれしい。

ジャンクブレックファスト」10年前の今日の記事」 2008-01-26 |

2018-01-26 | Weblog
ジャンクブレックファスト
2008-01-26 | 心の体験的日記

ピザを取り寄せたときにサービスのコーラがついてきた。
1週間冷蔵庫にあった。
それにアンパンで朝食
こういうのって、栄養的には好ましくないが、
実にうまい。
しかし、すぐに腹が減ってしまうのが、玉に瑕

昼食はビフテキにした。
これもあまり年寄りにはよくないとは
おもうが,満腹感があり満足

直近の閲覧数 訪問者数分析

2018-01-26 | Weblog
日付 閲覧数 訪問者数
2018.01.25(木) 6095 PV 707 IP
2018.01.24(水) 4729 PV 795 IP
2018.01.23(火) 3987 PV 856 IP
2018.01.22(月) 4767 PV 691 IP
2018.01.21(日) 4589 PV 612 IP
2018.01.20(土) 3606 PV 639 IP
2018.01.19(金) 3470 PV 565 IP
2018.01.18(木) 3573 PV 691 IP
2018.01.17(水) 3576 PV 682 IP
2018.01.16(火) 4112 PV 717 IP
2018.01.15(月) 3790 PV 800 IP
2018.01.14(日) 3333 PV 523 IP
2018.01.13(土) 3508 PV 480 IP
2018.01.12(金) 4426 PV 604 IP

@@

愛読感謝です。
たんたん更新、継続します。

最近、アクセス数増加気味で、励みになります。


対人関係に集中力を浪費しない]集中術

2018-01-26 | 健康・スポーツ心理学
対人関係に集中力を浪費しない

 対人関係はちょっとしたことで影響を受けます。うわさやちょっとした言動で、「田中さんは、こんな人らしい」という思い込みをしてしまうことがあります。ひとたび、思い込んでしまうと、「こんな人」に関わるデータにばかり集中して選択してしまい、それがどんどん肥大してしまい、田中さんの実像とかけはなれた人物像が出来上がってしまいます。それがポジティブなら、まだそれほど害はありませんが、ネガティブだと、対人関係が悪化してしまいます。これも、じわじわと効いてくる思い込みによる人物認識のミスになります。

 対人関係に関しては、それを良好に保つためには、ともかく相手のポジティブなところに集中することです。言動はもとより外見でも、良いところを見るようにする習慣づけることです。
 そのためにおすすめしているのは、「ほンわかあ」一日10回です。
ほめる

わらう
かんしゃする
あいさつする

 ネガティブな面に集中してしまうと、どんどんネガティブスパイラルの罠に陥ります。大事な集中力もそれにとられてしまいます。結果として、ネガティブマインドに支配された状況を自ら作り出してしまうことになります。


「史上最大の素数」まさかの書籍化

2018-01-26 | 心の体験的日記
NEWS 2018年01月21日 14時40分 JST | 更新 2018年01月21日 23時39分 JST(ハフィントンポストより)


無茶しやがって…。「史上最大の素数」まさかの書籍化
2324万9425ケタを全て記載。719ページにびっしり。
3.1k
安藤健二

@@@

うーん、いいねー。
久しぶりに気持ちいい!!
しかも、1500冊も売れたらしい。

日本の学問文化も捨てたものではない!!

集中力の特性を考える枠組み

2018-01-26 | Weblog
集中力の特性をを考える枠組みーー「3×2」

①集中力の3つの機能
――選択、配分、持続
集中力を「何に向けるか(選択)」、それに「どの程度集中するか(配分)」、さらに、それを「いつまで持続させるか(持続)」の3つの機能があります。

②集中力2つの側面
――受動的集中力、能動的集中力
集中力は自らコントロールできる「能動的」な側面と、否応なしに集中させられる「受動的」な側面があります。たとえば車を運転するときに、前方に「集中する」のは前者、点滅信号で一時的に「集中させられる」のは後者になります。


火災原因

2018-01-25 | 安全、安心、
冬場は火災が多い。
とりわけ、最近は、高齢者家庭の火災死亡の報道が目立つ。
火事そのものの規模、目撃者コメントなど、
一定のリテラシーでの報道がなされる。

当然であるが、報道時点では火災原因は不明。
だから原因は、追及中で、報道は一巻の終わりとなる。

しかし、消防署の原因追及はかなりしっかりとやられているはず。
それをたとえば1週間に一度でもよいので、
こうして火事になったから気をつけようという」という
特集をしてくれたら、とても助かる。

1年まとめて統計として出されるのは目にするが、
もっとこま目に火災原因を報道してほしい。

いつもとはちょっと違うときほど違いに集中する」安全・安心の心理学

2018-01-25 | 安全、安心、
いつもとはちょっと違うときほど違いに集中する

いつもしている仕事とほぼ同じだったので、ついいつもと同じ手順でしたら、とんでもないミスになってしまったというケースは、仕事でも生活でもよくあります。

朝の通勤の運転。日によって状況は変わります。寝坊であわてた、雨が降っているなどなど、いつもとはちょっとだけ異なることはよくります。でも、いつもと同じと思い込んで運転をして事故。

前の仕事(運転)に関して頭の中に持っている知識、それも決まり切った定型的な知識(スキーマ)に従ったトップダウン処理による集中によって、実は微妙に違うキ―情報が選択されなくて、ミスをおかしてしまったのです。

職務ローテーションなども同じことが起こる可能性があります。ローテーションはマンネリによる集中力低下を防ぐプラスの面もありますが、変わったばかりの時は、過去からの習慣的に使わているスキーマに駆動された限定的な誤った選択が行われるリスクがあります。

抗がん剤、4回目(2クール終了)で分かったこと

2018-01-25 | 癌闘病記
1)投与の終盤になると、下のコントロール不全が発生すること
2)やや興奮気味で、眠れない。たぶん、夜中もだと思う。
過去の思い出したくない記憶がよみがえることが多い。
TVや雑読で気を紛らわす。

3)だるさ、やる気のなさが発生。でもM医師や看護師によると、かなり良好なほうとのこと
でも、テニスやっていいよとまではいってくれない!
4)来週、2ツールの抗がん剤の効果検証のためCT検査。
怖いが楽しみ。

それにしても、今後、どうなるのかなー
あえて聞かないが、元気なうちに死にたいなー (屈折した笑いです!)

せっかち ]10年前 2008-01-25の記事 | 心の体験的日記

2018-01-25 | 心の体験的日記
せっかち
2008-01-25 | 心の体験的日記

人の2倍くらいせっかちである。
メールの返事の遅れは、耐えられない
食事がくるまで待つのがつらい
原稿も締め切り前にあげないと気が済まない
という次第で、小生も回りの人々には迷惑を
かけている
でもこういう人間ってせっかちに世の中から
消えていきますから、もうしばらく温かい目と
寛容の心でおつきあいください

最近は、宅配便恐怖

2018-01-24 | 心の体験的日記
最近は、宅配便恐怖である。

ドライバーの方々のむごい働きぶりに思いがいくので、
自分でうけとる時間決め配達は極力利用しないようにしている。

今日はやもうえない時間配達の宅急便が届く。
昼寝を我慢して、待ちに待った、2時間の時間指定の真ん中でピンポン。
いつもは、かけあしてでないと、何度もかなり乱暴に鳴らされる。

それが今日は馬鹿にやさしく一度だけ。
玄関を開けると、なんと女性ドライバー。
なんだかほっとして、いつもより気持ちよく受け取ることになった。

ややジェンダーバイアス気味の記事でした。

通院、珍道中

2018-01-24 | 癌闘病記
抗がん剤点滴4回目。
凍結転倒が怖いので、車はやめて、タクシーといきたいところだが、
貧乏根性が出て、7千円(往復)の節約でやることに決心した。(ポカその0)

1)朝、最寄り駅まで徒歩10分。
でも雪凍結による転倒とならなりようにゆっくり歩いて15分。
乗るべき電車に間に合わなかった。(ポカその1)

2)一台遅れの電車で2駅、病院無料送迎バス8時45分ぎりぎりにつく。
どこをみてもそんなバスは見当たらない。

3)しかたなく、タクシーで病院まで、1400円。支払いをしていたら、
送迎バスがすぐうしろに。乗り場が違っていたらしい。(ポカその2)

4)医師にちょっぴり無理をいって、癌とは関係ない薬20日分を処方してもらった。
これでクリニックに行く手間ひまが省けるので助かる。薬局で処方箋を出したら、
その常備薬だけの処方。いつもの抗がん剤対応の薬の処方薬がない。
あわてて、病院に戻った聞いたら、2クール終わったので、今回は
薬はお休みとのこと。(ポカその3)

5)病院前から駅までのバス停留所でバスを待つべく、時刻表をみる。
もこバスが(行政のやっている市内循環バス、料金一律200円)1時53分発
普通のバス1時54分発
もこバスのほうが早く来たので、乗った。乗客は一人。
少しは遠まわりになるかと覚悟はしたが、なんとなんと
市内半周の感じのドライブ。乗ってきたお客は2人。
駅に着いたの2時25分。(ポカその4)

あまりに疲れたので、風呂に入ってひとねりと思いきや、
宅急便の受け取り時間と重なり、緊張してこの記事を書いている。(ポカその5)

5時、女性ドライバーさんが、荷物を届けてくれた。
疲れたが、生きるって大変なんだなーが実感。

人間、こうして賢くなっていくのだ!!