海辺にある道の駅『佐賀関』で朝をむかえた。
四国からわたってきたフェリー乗り場をすぎて関崎灯台方向にむかう。
以前にバイクで来たときに、日本の渚百選にえらばれた黒ヶ浜のうつくしさが記憶にのこったから、再訪したいと思ったのである。
その浜に行く途中にあるガードレールのないワイルドな道。
道路の横が海だ。
こういう道路はここ以外で見たことがない。
黒ヶ浜は以前と印象がちがっていた。
渚全体がもっと濡れたように真っ黒で、石の大きさもそろっていた感じだったのだ。
それでもはじめて来た家内は喜んで浜をあるていた。
灯台をまわりこんで半島の北側にでた。
最果て感がある。
佐賀関から南下して城下町の臼杵にやってきた。
観光センターに車をとめて町をあるく。
この古い蔵の中は展示スペースになっていた。
二王座歴史の道とよばれる観光スポットを散策する。
風情のある場所もあるが、杵築ほどではないところだった。
臼杵城があったので上ってみたが、城跡にはなにもなく、眺望もえられない。
臼杵に肩透かしをくわされた気分で宮崎に移動する。
高速道路で南下をはじめるが、すぐに途切れて、山の中の国道を延々とはしりつづけた。
気温は21℃でエアコンはいらず、窓をあけて風をいれながら走行した。
延岡で昼食をとった。
おぐら・大瀬店という店で、宮崎では人気のファミレス・チェーンのようだ。
チキン南蛮やちゃんぽん、洋食がよいとの情報を得ていたので、私はチキン南蛮とハーフちゃんぽん1180円、家内はちゃんぽん780円にした。
ちゃんぽんはハーフでもふつうの一人前あり、並盛りは大盛りだった。
チキン南蛮はチキンに甘酢とドレッシングがたっぷりとかかったB級グルメ。
ちゃんぽんはしっかりした味付けで、両方ともおいしかった。
おぐらは外税方式なのでお会計は2116円。
機会があればまたおぐらで食事がしたい。