延岡で食事をとってさらに南下してゆく。
むかったのは西都原(さいとばる)古墳群だ。
西都市にある329基もの古墳がある史跡である。
古墳群一帯は公園になっていて、次々に古墳があらわれるがどこにいったらよいのかわからないほど広い。
車ですすんでゆくと西都原考古博物館があったので、まずここに入館した。
石棺の内部を再現した玄室にはいれたりする、充実した博物館だ。
しかも無料。
博物館をでて古墳を観察する。
これは前方後円墳を横から見たもの。
前方後円墳は巨大なものという先入観があるが、意外と小さい。
5・6メートルのものが多い。
古墳があつまっているところにはかたまってある。
草が生えていると古墳とは気づかない低さである。
埼玉県の行田に埼玉(さきたま)古墳群があるが、大きなものが多い。
古墳に階段が作ってあって、何十段ものぼるのだ。
それと比べると西都原の古墳は小規模だ。
歩いたら2・3歩で頂上につくほど。
しかし数は多い。
やや大きな前方後円墳。
このような古墳が無数にある。
いちばん大きな古墳。
公園の中心にあり、存在感がきわだっている。
古墳のまわりに土手が築かれていた。
石棺への入口。
公園内には天皇陵もあり、そこは立ち入り禁止となっていた。
歴史のきざまれた土地だ。
古墳群から3,6キロはなれた西都温泉で入浴した。
料金はひとり550円。
ぬるぬるのお湯でとてもよい温泉だった。
ヤクルト・スワローズの選手も合宿でくるみたい。
スーパーの、食の森うめこうじ、で買い物をする。
鳥のたたき、雑穀米のいなり、ロールケーキなど。
今夜の宿は宮崎西IC近くの道の駅、高岡である。
鳥のたたきがやけにかたかった。
こういうものなのだろうか。