
2015年の九州・中国旅行。
豊臣秀吉が朝鮮出兵の拠点として築いた名護屋城址を見た後で、呼子にやってきた。目的はイカである。呼子のイカづくしを食べにきたのだ。
元々イカはあまり好きではない。歯切れが悪いのが気に入らないのだ。でも家内が大好きなのでやってきた。
呼子のイカは名物で人気店は大行列ができるらしい。当日は平日だったが旧盆中で混雑が予想された。そこで人気はあるが待つずにすみそうな店を検討し、いか本家のいそ浜別館にはいった。大行列をしている店もあったが、思惑通りこちらは待つことなく席につけた。それでも店内は9分の入り。ほぼ満席だった。
注文したのはいか活造り定食2500円。これと決めてあり、着席と同時におねがいした。まわりもほとんどの方がおなじものをオーダーしていた。

10分と待たずにいか活造り定食はやってきた。店員さんが元気よく配膳してくれる。定食の小鉢の多さも目をひくが、その後でやってきたいかの活造りに釘付けになってしまった。こんなイカ見たことがない。
すきとおっているし、まだ生きていて動いている。目もとてもきれいで、黒目のまわりに虹色のあざやかな色彩がちらばっていた。

刺身は歯切れよし。甘味がありこれまたいままで食べてきたいかとはちがうね。刺身はたっぷりとあり、小鉢のいかの煮つけやいかシュウマイとともに食べすすめると、幸せな気分だ。ご飯はおかわりもできる。

刺身をたべきるとゲソは天ぷらにしてくれる。天ぷらにはえんぺらなどもあったから、ゲソだけでなく足してくれるようだ。この天ぷらもうまい。天つゆか塩でいただくがつゆも塩も凝っている。天ぷらはたべきれないほどたくさんでてきた。
デザートはカボス・ジュース。定食の小鉢といっしょにならんでいるもの。

いかに2500円は高いとおもっていたが、じっさいにたべてみたら、この内容だから安いくらいだ。それにしても呼子はいい名物をもっているね。

客はひっきりなしにやってくる。それをアルバイトと思われる若い人たちが元気よく、全力でさばいている。その活気と骨惜しみしない姿勢もいい。厨房もフル回転しているのだろう。日本全国にこういう人気店はあるけど、どこも利用していてとても気持ちがよくなる。ここもそんな店だ。
いか本家 いそ浜別館
昼総合点★★★★☆ 4.0
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昼総合点★★★★☆ 4.0
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