12月9日。2018シーズン2回目のスキーにでかけた。場所は前回とおなじ群馬県の丸沼高原スキー場である。画像はこの日からオープンしたローズコースのスタート地点。
コバルトコースを見下ろす。ゲレンデの雪は先週にくらべて格段に多くなっていた。昨夜降雪があったことと人工雪の積み重ねのためである。先週はゲレンデに雪のないところが多かったが、それはほぼなくなっていた。
朝の8時15分のオープンから16時の営業終了までスキーを満喫した。スキー・アプリのスノーウェイのよると、リフト乗車56回、滑走49本、滑走距離55、9キロ、最高速度57キロ、最高標高1856メートル、終了標高1380メートル、と記録されている。
シーズン前に導入したBSブリザックVL1。ハイエースの2駆はスタッドレスを履いても雪山は上れないとネットにあったが、この新製品は丸沼高原スキー場までの圧雪路を滑ることなく走りきることができた。
以下はおまけ。
前日は山の麓の沼田の道の駅で車中泊をしようと考えていた。しかし予報によると雪が降るとのこと。標高1400メートルの丸沼高原は相当寒いと思ったが、雪のつもった山道を上がるよりはマシだと考えて、夜のうちにスキー場に行ってしまうことにした。
鎌田をすぎると道に雪が積もりだした。スタッドレスがどのくらいきくのかわからなかったが、問題なくスキー場まで走りきることができた。スキー場に着いたのは21時半である。気温は-4℃と表示されていた。
丸沼高原スキー場はいちばん奥の駐車場で車中泊をしてもよいことになっている。そこにゆくと車は1台もいない。私だけだ。トイレの前に車をとめて寝る準備をはじめた。現在の気温が-4℃だから、明け方は-10℃くらいになるかもしれない。寝床の準備は慎重に、入念にした。シュラフは持参しなかった。車中泊ではふとんのほうが楽だからだ。布団の上下に毛布を6枚用意した。
湯をわかして湯たんぽを用意し、寝床にはいってビールを飲む。酒を飲むのも慎重になる。呑みすぎては危険だ。350mlのビールを2本飲んでいると車が1台やってきた。車中泊の仲間だ。その自動車は風をよけるために建物の陰に停止した。23時ころだった。焼酎の水割りに口をつけたところで眠ってしまった。
気がつくとガーガーと音がしている。かなりの騒音だ。時刻は午前3時。なんだと思ったら駐車場の除雪作業をしているのだった。車外を見るといつの間にかまわりに3台の車が来ていて車中泊をしていた。誰も動かないので私もそのまま横になっていたが除雪車が動いていた小1時間は眠れなかった。
その後またまどろんで明け方にトイレにいこうとすると、スライド・ドアが開かない。凍りついてしまったのだ。右はどうやっても開かなかったが、左はなんとか開いたので、ここから出入りした。トイレからもどって飲みさしの焼酎を見るとシャーベット状になっていた。水のペットボトルはキャップの部分が凍りついて水がでなくなっていた。
朝になってみると停まっていた4台の車のところだけをのぞいて他はきれいに除雪されていた。右のスライド・ドアは半ドアまで開いたのだが、それ以上はどうしても動かない。自動で閉まる機能もきかなくなっている。ただ押したらドアは閉まってくれた。
奥の駐車場よりもセンター・ステーション前の駐車場のほうが便利なので移動してコースに出た。
明け方は-8℃くらいだったようだ。足をのばして寝られないほど冷え込んだ。膝を抱え込んで眠った。丸沼高原で車中泊をするのはもうやめた。