
13時すぎに紫竹ガーデンをでて室蘭にむかう。帯広広尾道の帯広川西ICから道央道の室蘭ICまで高速道路を利用し、16時半すぎに道の駅みたら室蘭に到着した。

道の駅のすぐとなりにナイト・クルーズの受付がある。

ひとり3000円の料金を払い、万が一の事故がおきたときのための連絡先などを乗船名簿に記入して出港をまった。

日が暮れてゆく。

乗船客は少ないと思っていたら10人ほどいて、意外だった。

クルージングの船。船長は若い女性だ。

18時に出港した。船のキャビンにいても、外に出てもよいとのことで、風があたるが船首に陣取ることにした。

船溜まりをぬけてゆく。

工場の明かりが見えてきた。

ナイト・クルーズは夜の工場とライトアップされた白鳥大橋がメインなのだが、白鳥大橋は節電のためライトアップはされない。

白鳥大橋をくぐってゆく。乗客はライフ・ジャケットを着用する。冷えてくるが寒くはない。ライフ・ジャケットが風よけになった。

いちばん湾の奥にある日本製鋼所の工場。

船のキャビン越しに白鳥大橋方向をみる。

新日鉄住金の工場の岸壁で鉄鉱石をおろす船。

ライトアップされていなくとも白鳥大橋はきれいだ。

夜の湾内を船長の説明をききながらゆっくりとクルージングする。山の上に煙突のようにたっている、測量山のアンテナも、いつもはライト・アップされているそうだが、この日はなかった。

鉄鉱石運搬船。

工場は危険防止のために明りを煌々とつけているそうだ。

工場萌え、という言葉があるが、夜の工場は魅力的だ。

クレーン。

闇にしずむ白鳥大橋。ナイト・クルーズは1時間の遊覧だ。3000円はお値打ちだし、一度は乗る価値があると思う。

道の駅から200メートルの室蘭温泉ゆららで入浴する。ひとり600円。温泉ではないような無色透明の泉質だった。
明日の朝食は苫小牧港のマルトマ食堂でとりたいと思っていた。マルトマ食堂は大混雑するから早朝にゆくのにかぎる。そこで苫小牧港に近い道の駅ウトナイ湖で泊まることにするが、距離は65キロあり、到着時刻は22時17分だとナビが言う。国道をゆくとスーパーのラルフがある。その駐車場に入るが、21時までなのに停電・節電のために20時で終わってしまっていた。その先にトライアルがあり、ここで夕食の買物をしてウトナイ湖にむかった。

22時10分に道の駅ウトナイ湖に到着した。車中泊をしている車は10台ほどいる。我々も駐車場所をさだめて窓ガラスに目隠しを張り、Pキャンの準備をした。そして買ってきたカツオのたたきを包丁で切る。包丁とまな板はウェット・ティッシュでふいておき、ビールをあけた。今夜のラインナップは左下から時計回りで、カツオのたたき、枝豆、ミニ炭火焼き鳥丼、ひじき煮、キムチである。今日は耐久レースのような1日だった。釧路ージンギスカン白樺ー室蘭ー苫小牧だ。気温はあたたかく21℃、26℃、29℃、22℃と推移した。走行距離610、3キロ。