
7月の金曜日にトランポ林道ツーリングにでかけた。目的地は静岡の奥大井である。最近このあたりはオクシズとよばれるようになった。オクシズとはなんとも軽薄な呼び名なのだが、それも時代にあっているのだろう。

東名高速をすすみ足柄SAで車中泊をした。この日は気温がたかく、高地の足柄以外では暑くて眠れないだろうとかんがえたのだ。走行後の車は、エンジンが焼けているから車内に熱がこもってしまう。そうなるとサウナに入っているのと同じなのである。足柄は窓を網戸にすれば涼しい風がはいってきて快適だった。

足柄SAには風呂もあった。

夜はサンドイッチと冷凍枝豆で一杯である。

2日目。足柄SAの朝。冷えている。昨夜は寝ていて寒くなり、網戸を閉めて眠ったほどだ。

朝食はカップ麺だ。

車内を整理して出発する。

第2東名を島田金谷ICでおりて、国道473号線を北上してゆく。車をとめられるところはないかと物色してゆくが、適地はみつからずに道の駅川根温泉についた。

道の駅には第2駐車場があり、コテージがあるこちらは空いているので、車をおかせてもらうことにした。上の画像の奥がコテージゾーンである。

準備をととのえて出発するが、ここでとんでもないミスをしてしまった。県道63号線を東にゆくところを西にむかってしまったのだ。

カーブばかりの細い舗装林道を20キロも走って気づき、もどることとなった。2時間のロスで、こんな勘違いははじめてかもしれない。

あらためて県道63号線を東にゆく。やはり狭い舗装林道のグネグネである。

県道32号線から国道362号線、県道60号線とつないで林道樫ノ木峠線の入口に到着した。通行止めとあるが、ここはいつもこのようになっていると、このルートを紹介するブログで読んでいた。

樫ノ木峠線にはいってゆくと通行止めの案内がでている。これも5月の時点では解消されたと、参考にさせていただいたブログに記述されていた。

スタートは舗装林道だ。

入口から1キロでダートになる。

走りやすい路面である。

しかし2、8キロで通行止めになってしまった。

法面崩落とある。ガードはおいてあるだけだから、どかせば進めるがそれはやめておいた。

ここで昼食とした。セブンイレブンのおにぎりなどである。この付近に食堂はないから用意をしていたのだ。

樫の木峠線はあきらめて、県道60号線を北上して一本杉峠線に入ることにした。すすむと諸子
沢にそって山をのぼる林道がある。ツーリング・マップル(以下TM)では一本杉峠線に接続していないが、通りぬけられるのではないかと考えていってみることにした。

人家が点在する細い舗装林道をゆく。

予想ははずれて5キロでこの先行き止まり、通りぬけできません、進入禁止の看板があらわれた。方向転換して下ってゆくと鹿がいた。