
県道189号線を北上してゆく。ここも静岡市だ。山間には茶畑がひろがっていた。

コーナーの連続する狭い舗装林道をゆくと、権現滝というダイナミックな滝があった。当初は林道樫ノ木峠線のちかくに車をとめることもかんがえていた。しかしこのグネグネの道をハイエースで走行するのはくるしいだろう、たのしくはないだろうと予想して、川根温泉にしたのである。それは正解だった。ここはバイクではひらひらと軽快にゆけるが、車では対向車との離合に苦労するような道である。

県道189号線、県道60号線とつないで井川湖に到着した。ここまでのルートは2016年にもはしっていた。興味のある方は『2016静岡キャンプツーリング』をどうぞ。

雨がおちてきたがすぐにやんでくれた。接阻峡をぬけて奥大井湖上駅にアクセスできる駐車場にたちよる。上の画像の奥にのぼってゆくと、15分で湖上駅にゆくか、湖上駅を見下ろす地点にゆけるとあり、展望地点にゆくことにした。

ハイキングコースのような道を、モトクロスブーツで15分あるいて展望ポイントに到着した。テレビなどでなんども見たことのある湖上駅が眼下にある。線路をあるいて湖上駅にむかっている人もいる。湖上駅にはカフェがあると案内がでていた。以前からこの風景を見たいとおもっていたのだ。

湖上駅をでて、水分補給をするために千頭駅にたちよると、機関車トーマスたちがいた。これはいいね。

セローにガスをいれて道の駅にもどってきた。燃費は47、4K/L。時刻は17時すぎだ。道の駅には温泉が併設してあるのではいりにゆく。料金は530円だ。41℃、42℃、43℃と熱めの内湯と露天風呂があり、サウナはない。露天風呂からは大井川鉄道の車輌がみえるとのことだが、入浴中には走ってこなかった。

風呂の後は食堂を利用した。まずはビールだ。サッポロ黒ラベル590円。

ツマミはもつ煮400円とマグロサラダ400円にした。

マグロは刺身なのかと思ったらフライだった。サウザンアイランド・ドレッシングがかかっていてなかなかよろしい。

もつ煮は味噌が関東の風味ではなくて独特。それが新鮮でたのしかった。

ビールではたりずにハイボール590円を追加。メニューには焼酎のお茶割りがあり、静岡だけにこれにしたかったが売り切れだった。残念。

食後は車にもどる。今夜はここで車中泊だ。

気温はおちてきたが、一日中日差しにさらされていた車は熱をもってしまっている。車内は暑くていられない。そこで左右のスライド・ドアに設置してある網戸だけでなく、助手席と運転席にも網戸をはるが、すずしくならない。

最後はエンジンをかけてエアコンをいれ、ボディーを冷却した。