

11月の日曜日。大分にやってきた。駅前のアーケード街を散策していると、日がくれてきたからそろそろ飲むにはよい時間だ。ここ2年つづけてかよっている『こつこつ庵』にゆこうとすると、定休日だった。日曜は休み? 県庁のちかくだからそうなのか。びっくりするやらあわてるやら。

急遽、営業しているお店をさがすと『雑魚や』と『かみ風船』をみつけた。家内が大分名物のだご汁とぎょろっけをたべたいというので、それがあるかみ風船にはいることにする。

大生ビールと大分らしい、かぼすジュースでカンパイ!

店内は年季のはいった民芸調でおちつく。厨房の裏にはかまどがあり、その上には蕎麦猪口や古民具がならんでいてよい雰囲気である。飲まない家内はぎょろっけとだご汁。

ぎょろっけは魚の練り物のコロッケだ。こつこつ庵はシイタケに練り物をつめて揚げていたが、ここはシンプル。

そして大分でははずせないだご汁。

具沢山のだご汁だ。

家内のえらんだもう一品。さつまいものチーズ焼き。中はほぼチーズとのこと。

ビールをのんだのでかぼすチューハイにする。うまし。

私がたのんだ鯛のあら煮がこない。わすれているのかとおもったらさにあらず、とんでもなく大きい料理がやってきた。ええ、と声をだしてしまうほどの大きさだ。板さんも、皆さんおどろかれます、とのこと。しかもこれで880円。

鯛のかぶとのアラはとてもおいしいし、豆腐もよい味なのだが、たべきれなかった。かみ風船、心の居酒屋がキャッチフレーズ。いい店だった。
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