3月30日。土曜日。2024年シーズン17日目のスキーに群馬県の川場スキー場にでかけた。川場は今シーズン5回目である。スキー場までの山道に積雪はなく、1500円を支払って立体駐車場の3階に車をとめた。駐車場はすいていた。
シニア1日券のリフト券は5200円だが、私は日本スキー場開発という、川場を運営している会社の株主なので、株主優待で1500円引きとなった。
まず白鳥エキスプレスにのる。気温は4℃くらいだろうか。天候は快晴で風もないおだやかな日だ。
高手ペアリフトだけうごいていなくて、高手スカイラインがすべれない。ここがいちばん好きだから、たのしみが半分なくなったように感じられて残念だ。高手スカイラインに雪はついているように見えるから、人気のないコースの運行はやめて、コストダウンをしているのだろう。株主としてはスキー場の判断は妥当だとおもうが、スキーヤーとしてはまことに不満だった。
白鳥スカイラインからスタートする。雪はやわらかい圧雪だ。
山がかすんでいる。春霞だ。白鳥スカイラインからシャミンダウンヒルとくだる。
つづいて時間がたつと込み合うクリスタルエキスプレスで山頂にむかう。
天気がよいので山頂には登山者がたくさんいた。
今日は空いているのでおもったほどリフトは混まないようだ。
圧雪がくずれてきた。でも朝のうちはすべりやすい雪だった。
クリスタル・コースをくだり、シャミンダウンヒルをまわす。左外足のターンがよわいと言われているので、それを意識してすべる。でもたのしむのが第一だ。
無名峰ダウンヒルにうつってコブ斜面をすべる。
無名峰ダウンヒルの下部にあるコブは深く掘れていて、完走できたり、コースアウトしたりした。
滑っていても、リフトにのっていても気持ちがよい。来てよかったとおもう。
無名峰トライアルではモーグルの大会をやっていた。
大会は実況中継や音楽をながしながらにぎやかに運営されている。選手たちはすばらしくスキーがうまい。そして群馬ではじめてハートの板をみた。ハートのモーグル用のモデルだ。ハートはアルペンがつくっているようだが、上越では目にすることはなく、長野でまれに見るくらいなのだ。でもこの前の週の高峰マウンテンパークの試乗会で、ハートの大回り用の板をためしてみて、とても気に入ったのから、ハートがやけにこのましくみえた。
愛用のフィッシャーの大回り用の板は、今シーズン最後になりそうなので(この後はかぐらにゆくつもりで、そこでは小回り用の板をつかう)、ラストにシャミンダウンヒルをとばした。すると所々でブレーキがかかったように雪がおもたくなる。春のストップ雪だ。気持ちよくすべれないがしかたのないことである。レストランのティンバーラインをのぞくとすいていた。
昼食は車にもどってカップ麺とセブンイレブンのおにぎりとカレーパンである。
食後は体がだるくなってしまった。疲れもかんじる。そこで時間のかかるクリスタルエキスプレスで山頂にゆく。リフトでやすむ作戦だ。
クリスタルコースをくだるが雪がおもい。
すべっているとブレーキがかかる。
そこで斜度がつよい無名峰ダウンヒルにゆくと、足にきてしまった。
ティンバーラインでやすむことにする。
この日はオガサカの試乗会をやっていた。しかし先週試乗会にいって次の板を決めてしまったから参加しない。水分をとって足をやすませると復活した。
モーグルの大会はおわり、無名峰トライアルにはほとんど人がいなくなった。このコースは選手やスクールの人ばかりいるから入ったことがない。チャンスだとおもっていってみた。
無名峰トライアルの上部はかなり急だ。しかし大会のおこなわれた下のほうはそうでもない。モーグルコースにはいってみたがおもったほどむずかしくなかった。
無名峰トリプルリフトは15時45分まで、白鳥エキスプレスは16時までで、この日もラストまで滑走した。スキー・スノボ・アプリのスノーウェイは途中で落ちてしまったのだが、リフト乗車27回、滑走24本、滑走距離36、9キロ、最高速52、2キロ、と記録されている。リフト係の方に、ありがとうございました!、と挨拶されて、お世話様でした、とこたえると、またおねがいします、と言われて、気持ちよくかえった。
帰りに永井食堂の自動販売機でもつ煮をゲットしてかえった。1000円である。
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