2016年。USJの2日目。
ウォーターランドで豪快なスタント・ショーを見た後で昼食をとることにした。時刻は14時すぎ。アミティ・ランディング・レストランでシーフードやチキンをたべようとすると、席がない。パークのキャパをこえるゲストが入場しているからだ。USJではどこも同様でストレスがたまる。持ち込みは禁止だが、そうするならレストランの座席の増設くらいするべきだ。そうでないと、ほんとうに何もたべられなくなってしまう。平日でさえこの有様だから、休日や繁忙日はゲストも覚悟が必要だ。
待っていても席は空きそうもないし、テーブルのとりあいになって殺伐とするのも嫌である。そこでパークでいちばん高級なレストランなら空いているだろうと考えて、パークサイド・グリルに移動すると、思惑通りにすぐに窓際のよい席に案内された。
飲み物はウーロン茶400円とオレンジジュース420円にする。車で来ているから酒はのめないのだ。
ビーフとチキンをメインにえらんだのでシルバーとバターがセットされる。パンはメインにひとつついている。
私はクラムチャウダー・スープ500円をたのんだ。具沢山で甘さのない大人向けの味つけでよかった。
家内はマッシュルームのソテーをえらぶ500円。提供時間は早いほうだ。
私のグリル・サーロイン250グラム3500円。グリルで焼くので脂がおちていてスパイシーでスモーキー。パンが足りずにお替りした。150円。
私のステーキはきたが、家内の阿波尾鶏マスタード・ソース2200円がこない。確認すると、まさかのオーダー・ミス。オーダー落ちだ。なんだよと思ったら、すばやくリカバリーしてくれた。厨房で焼きあがった阿波尾鶏を急遽こちらにまわしてきたのだ。どうなるのかと思ったが、うまくおさめてくれた。阿波尾鶏の写真はこの騒ぎでとり忘れてしまった。
阿波尾鶏はおいしいそうだ。食事が終わるとスタッフが詫びにきた。もういいと言ったのだが、何かひとつずつサービスするという。私はお腹がいっぱいなのでことわり、家内もスタッフおすすめのアイスクリームは量が多くてたべられないので、シンプルなものをサービスしてもらった。
パークでは何より時間が大事だから、折角のお時間を無駄にしてまって申し訳ない、と言われ、ふたりのスタッフに見送られてグリルをでた。
USJにきたらまたここにこよう。料金は7670円。サービス料などはかからない。内容を考えればお値打ちではなかろうか。なにより待たずに優雅に食事ができる。接客は良し。なによりリカバリーが見事だった。
パーク・サイド・グリル (パスタ / 桜島駅、ユニバーサルシティ駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます