4時半に目が覚めた。
甲板からガンガンという接岸のときのような金属音がしている。いつもこの音で港に着いたのかとだまされるが、船はまだ走っていた。
5時に朝日の写真をとりにゆくと外甲板はまだ閉ざされていた。しかしすぐに開放される。昨夜と同じく、雲が多くて劇的な朝日は見られなかった。
新潟の港が近づいてきた。
新潟は大都会だ。
5時50分。接岸の作業を見ていると車両甲板は開放された。車のある船倉にゆき、バイクの固定を確認するが、問題はない。
時間はあるだろうと思ってバイクを見ていると、早くも車の下船がはじまった。
新潟の気温は22℃。このまま帰るのはつまらないし、時間はあるので新潟市内をまわることにした。まずフェリー・ターミナルの近くにある万代橋を見にゆく。橋の見える場所をさがして、この付近を二周してしまった。
アーケード街のつづく古町も車で走った。三越もある。ここは昼間か夜にまた来たいところだ。
新潟駅近くの毎度利用するすき家で牛丼の朝食をとる。とん汁玉子セットだ。結局これがうまいんだよね。
後方が新潟駅。すき家の前にて。
関越道にのったが、高速代を節約するために長岡でおりて国道をつかう。道の駅、南魚沼四季味わい館で休憩した。
休憩のついでに産直コーナーをのぞき、野菜や里芋、藁で編んだ鍋敷きなどを購入した。
塩沢から月夜野まで関越道を利用して山越えをパスする。月夜野からはまた国道17号線を南下した。
群馬にはいると日差しは強くなり暑くなった。高崎にむかってゆくと、もつ煮で有名な店がある。昼には早いがこれも縁だと思って食事にゆくと、日・祝日は販売のみで食堂は休みだそうだ。
買っては帰れないので永井食堂は利用しなかった。
あらかじめゆこうと選んでおいた、高崎の評判のラーメン店、清華軒についた。住宅街にあり、ナビの案内でないとゆけないところだ。
タイミングがよくてすぐに座れたが、その後は行列になった。しょう油味のラーメンがおすすめとのことで、ラーメン650円に麺を手打ちにしてプラス50円、それの大盛り100円増しの800円をお願いした。
10分ほどでラーメンはやってきた。昔ながらの中華そばルックだが、手打ちの麺が太い。濃い目で昔ながらの中華そばテイスト。素朴で、バランスのよい一杯だった。
群馬から埼玉に入ると太陽はギラギラしだす。気温は30℃をこえた。
車の走行距離 375キロ。
2016北海道ツーリングの総走行距離。バイク1115,4キロ。車2104,9キロ。合計3220,3キロ。
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