2017年の5月末。今年最初のキャンプ・ツーリングにでかけた。スキーやサッカー観戦で忙しく、キャンプは出遅れてしまったのだ。目的地は千葉の洲崎。昨年も利用したお台場海浜庭園で野営するつもりだ。
キック10回でDRは始動した。走りだすとシャツの上にライディング・ジャケットでは肌寒い陽気だ。しかし1時間も走ると気温は上昇した。いつも休憩をする市原市の房の駅にはいる。ここでお台場海浜庭園に電話をかけてソロ・キャンプの予約をした。
茂原街道をすすみ、まず立ち寄ったのはいすみ市にある麻雀博物館である。前からここにあるのは知っていたので気になっていた。
麻雀はやらないから入るつもりはなかったが、休館中のようだ。牌の名品があるらしい。ところでスキーで怪我をした左ひざがいたむ。信号待ちで左足をついていたら、痛みが増してきた。荷物が重いからなおさらだ。
つづいてバイクをとめたのは、何度も釣りにきている太東漁港である。
たくさんいるサーファーを見にいってみた。
サーファーは服装が派手で陽気な雰囲気だ。こちらの気分も明るくなる。サーフィンもやらないが、麻雀よりは感じがつかめる。
自然に中で体をつかってスポーツをするのはたのしいだろうと思う。
釣り場の漁港に釣人はほとんどいない。時期が悪いから釣れないのだろう。
11時に大原についた。ここにはテレビ番組の『孤独のグルメ』の舞台になった店がある。源氏食堂という店舗でいつかたずねたいと思っていたが、まだあまり腹はへっていないし、この先に再訪したい海鮮料理の店もある。
とりあえず店を見にいってみて、気に入れば利用しようと考えてゆくと、線路沿いの店舗の前にすぐにでた。自転車の人ともいっしょになり、店内は混んでいないので、流れで食事をすることにした。
店内は田舎の食堂といった感じで、レトロなムードだ。メニューは決めていた。孤独のグルメで主人公の五郎さんがたべていた、豚肉塩焼きライスの上、1100円である。
店内には孤独のグルメの関係者のサインなどが貼ってあった。
豚肉塩焼きライスの上は10分ほどでやってきた。料理は素朴なたたずまいである。いすみ豚のロース・ソテーは、分厚いな、脂がおおいな、が第一印象。
ここでしか食べられない肉厚の豚肉だが、味も素朴で、わざわざ行くほどでもないと感じた。
食堂は肉屋さんがやっている。肉屋の隣りに食堂が併設されているのである。ドラマでは長いネックレスをして料理をはこぶ男性が登場したが、店にはいなかった。その方は肉屋で作業をされていて、いっしょになった自転車の方と、ネックレスの男性を見ることができてよかったと話し合った。
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