月刊「祭御宅(祭オタク)」

一番後を行くマツオタ月刊誌

228.高砂市高砂神社秋祭りの辻(月刊「祭」2019.11.13号)

2019-11-14 18:57:00 | 祭と民俗の旅復刻版祭・太鼓台
●高砂神社の祭
 祭礼日10月10.11、アクセス
  
 仲睦まじい夫婦の象徴ともいえる高砂神社。そこの祭は、「辻の祭」ともいえそうでした。

●神輿の渡御
 神輿の渡御において、だんじりやお神輿、一つ物が巡航します。その時に、神輿と一つものは辻、つまり交差点に来るたびに所作をしていました。


 






●神輿のお渡り
ひとつもの
 曽根や加古川市の神吉八幡神社にものこっています。座の神事が終わった後、神輿とともに巡行していました。辻に来ると周回していました。


●神輿のせんざいらく、まんざいらくねり
 辻に来るたびに、「千歳楽じゃ、万歳楽じゃ」と神輿揺らした後差し上げます。神戸市の長田神社では常に、「せんざいらく、満載」の掛け声をかけてかついでいるのをYouTubeでみました。長田神社では、神輿行列の後ろをいく太鼓がある(あった)ようです(CiNii 図書 - 神戸の民俗芸能(長田編)ようですが、高砂神社でも屋台が一台行列の最後部を行きます。


●練り合わせ
 2日目の午前中は、辻に屋台があつまり練り合わせが行われていました。辻が練り合わせ場所、道が待機場所となって入れ替わり立ち替わり練り合わせが行われました。


●辻
 辻まわし、やり回しなど曲がる見せ場だけではないようでした。この本には、辻がこの世とあの世をつなぐところだとも書いているようです(管理人はまだ読んでいません。このレビューを読みました。)。確かに、神輿とひとつものの場合は、そのような考え方が反映されているように思えました。
 屋台の練り合わせは、それに加えて、物理的に練り合わせと待機がしやすいからのように見えました。



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