天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

【映画2024】「フォールガイ」@44作目

2024年08月16日 | 映画感想
「フォールガイ」

ライアン・ゴズリング×エミリー・ブラント&メガホン取ったのはデップー2やワイスピ/スーパーコンボ等を手掛けるデヴィッド・リーチ氏。自分ライアン・ゴズリングかなり好きなので予告編見て結構楽しみにしてたんだよねー…でもさ、予告編の段階で既にこれまた自分大好きなB級臭がプンプン漂ってたんすけど(苦笑)

あらすじ
大けがで一線を退いていたスタントマンのコルト・シーバース(ライアン・ゴズリング)。思いがけずハリウッドの撮影現場に舞い戻ることになった彼は、そこで監督を務める元恋人ジョディ・モレノ(エミリー・ブラント)と再会し、彼女の気を引こうと命懸けのスタントを披露する。そんなとき、主役俳優トム・ライダー(アーロン・テイラー=ジョンソン)が突如姿を消す。ジョディとの復縁とともに自らの銀幕復帰も期待し、コルトはトムを捜し始めるが、次第に危険な状況に追い込まれていく。(Yahoo!検索情報から丸パク)

ふむ。良くも悪くも「昭和のB級感」があるタイプ。個人的にこーゆーのかなりご馳走なんだけど…コレは人を選びそうな気がするなぁ~💦
そうそう、映画冒頭で「字幕監修:谷垣健治」ってクレジットが入って「んんん!」ってなったわ。あーアクション好きさんだったら誰もがご存じのお名前だとは思いますが一応知らない方の為に…谷垣健治さんとはアクション監督をされている方で、るろ剣とかのアクション担当されている方なんです。カンフー系のアクション監督とかアクション指導なんかもされていて、要するに自分が一番好き♪好き♪系アクションを作られている方ですっ!谷垣さん愛してます!Xもフォローしてますぅ~(萌

さて、ほぼどーでもいい自己満足タイム終了しましたので本編についてねw
正直…前半結構ダレた。て言うかコレは予告編を見ても予想出来なかったんだが、本作勿論アクションシーン結構ド派手だし肉弾戦系もかなりギッチリ詰め込んでるしアクション好きさんには満足度高いとは思うんだけど…割と恋愛系要素強めなんですね。ロマコメあんま興味ないタイプなんで「ふーん(無)」って感じになっちゃって。
アクションシーンに関しての考察?みたいな事を拡声器で遣り取りしてるシーンがあるんだけど、勿論それは制作している「SFロマンスモノ(←コレもなんだかねw)」映画の内容の話をしながら自分達の恋愛に関する事に繋げて語っているという体のシーンで…なげーわ(ボソ

ま、でも行方不明のトム・ライダーを探すミッションに入ってからは結構怒濤のアクションまみれで見応えあります♪
途中これまた自分的にほぼどーでもいいカラオケタイムとかぶち込まれますが怒り狂う程のもんでもありませんので全然OK…で、このシーンからアクションバディとして芸達者なワンコが登場しますがコイツがなかなかいい味出していて好感度高いですね!
アクションに関してはカースタントから肉弾戦、火だるま、水上アクション+爆破系、空中戦とあらゆるジャンルのアクションほぼ網羅状態です。映画見終わってから調べてみたら…監督さんご自身が元々スタントマンだったんですね!知らなかったわーと言うか自分やってた事を映画にしてるんだからそりゃー手の込んだシーン作れる訳よねなるほどナルホド

という訳でライアン・ゴズリングには何人のスタントマンが付いていたのか分かりませんが(苦笑)、でもご本人も相当頑張っていたんじゃなかろうかと思われます。そもそも彼ってすっごい身体してんじゃん?だから本人のスキルも相当高そうだよねーアレがただの「見せ筋」でほぼ役立たずだと言われたらかなりショックだよ💦
そして…エミリー・ブラントとの相性も良かったと思います。ウフフキャハハな感じじゃないんだけど成熟した大人の恋愛(ややコメディ寄り)って感じで😊

一応サスペンス要素もあって、アクションと上手く絡めてあったなーと思うんですが、やっぱりどこか昭和のB級臭すんだよなw←ふりだしに戻る
なんだろー色んな昔の映画のネタとかセリフを散りばめてるんだけど(流石デップー2作ってるだけあるw)微妙にチョイスが古いってのかな。昭和まで言っちゃうとちょっと大袈裟だけどさー「ノッティングヒルの恋人」とか「クリスマスにはラブ・アクチュアリー云々」とか…それ、イマドキの若者ほぼ誰も知らんやろ、って思いながらスクリーン観てたよウン自分全て観てるし分かってたけどさごめんね昭和のBBAでw
まーそもそも劇中曲チョイスも昭和感あったしなーKISSとかさーいや自分好きだし思いっきり世代だからいいんだけどだから昭和感なー(薄笑

まーそんなこんなで「敢えてのB級映画好き」「とりあえずアクション!」な御仁にはブッ刺さるんじゃないかと思います。個人的には大好物系でした😊
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【映画2024】「ツイスターズ」@43作目

2024年08月06日 | 映画感想
「ツイスターズ」

1996年制作「ツイスター」のリメイク版…だと思い込んで観に行ったら割と全然違ったな。ただ制作はスピルバーグ率いる「ジュラシック・ワールド」チーム。
監督は「ミナリ」でアカデミー賞にノミネートされたリー・アイザック・チョン氏。主人公のケイトを「ザリガニの鳴くところ」で一躍ブレイクしたデイジー・エドガー=ジョーンズ(可愛い)、相手役のオラオラ系YouTuber・タイラーを演じるのは最近よくスクリーンでお見かけしますなぁ~の若手注目株NO.1、グレン・パウエルが演じています。

あらすじ
気象学の天才と目され、ニューヨークで世界各地の自然災害予測と被害防止に努める仕事に就くケイト(デイジー・エドガー=ジョーンズ)は、故郷のオクラホマで巨大竜巻が連続発生していることを知る。ある仕掛けを竜巻の内部に投入して竜巻自体を破壊する計画を立てた彼女はオクラホマへ向かい、学生時代の友人ハビ(アンソニー・ラモス)、新たに出会ったインフルエンサーのタイラー(グレン・パウエル)と共に、巨大竜巻を追跡する。(Yahoo!検索情報から丸パク)

んー。↑このYahoo!検索情報のあらすじ、内容がちょっと違うゾ💦
そもそもケイトは中学生の頃から竜巻の虜になっていて自由研究しまくっていて、大学時代に研究費を集めようと当時の彼氏やら友達数人を巻き込んで竜巻を内部から破壊すると言う実験をするんだけど、その時自分達が予想したよりも遙かに巨大な竜巻だった事から実験は失敗し自分達も竜巻に飲み込まれて辛くもケイトと仲間の1人ハビ(アンソニー・ラモス)だけは何とか助かったものの残りの彼氏も友人達もこの実験で喪ってしまい、この事がきっかけでケイトは大学卒業後気象データ分析の企業に勤めるものの竜巻研究からは身を引いており、今回あの事件以降会っていなかったハビがケイトの元を訪ねてきて一緒にオクラホマの竜巻の研究をまたやろうよ!と誘われる…という流れなんですが。

ま、どーでもいっか!(いやよくねーわ💢)
そんな訳でケイトを演じたデイジー・エドガー=ジョーンズは可愛い♪出世作の「ザリガニの鳴くところ」も観ていますが、あの作品はかなり暗い役ドコロだったのでプリプリ感があんまなかったんですが、本作は彼女のCUTEなプリプリ感がババーンと前面に押し出されていて+知的な透明感もあって彼女の魅力爆発!😊
迎え撃つインフルエンサーで「竜巻カウボーイ」を名乗るオラオラ系YouTuberタイラーを演じているグレン・パウエルも一見するとチャラ付いたお調子者キャラなんだけど、締めるトコロはきっちり締めるイケメンっぷりを発揮していて好バランス✨
どーでもいいけどさー、タイラー達「竜巻カウボーイ」軍団のオラ付き感が余りにも世界中の人が想像する「頭のイカレてるおバカアメリカン」キャラ通りだったのが逆に衝撃的だったんだけど!イマドキあんな爆音で音楽鳴らしながらブイブイ言わせて登場するアホっぽいアメリカ人ってまだ存在してるん?^^;

制作がジュラシック・ワールドチームだけあって映像の迫力がゴイゴイスーなんだよね。久し振りにハリウッドらしいの見せて貰えたなーって感じ♪
だけど、ただただド迫力の竜巻と逃げ惑う人々の様子を追っかけてるだけのパニック映像に終始してたら面白味半分よね…それが、やっぱ「ミナリ」撮った監督だけあって人間ドラマ部分の描写も丁寧で見せ方上手いんよ~ケイトの実家での遣り取りとかさ、一気にケイトとタイラーの心の距離が近付くのが誰の目にも明かだし、その前にハビと口論になるくだりとかも…ケイトに痛いところ突かれてカッとなったハビが思わずケイトの急所に一撃食らわせる感じの遣り取りねーどっちの立場もどっちの気持ちも想像付くだけに「あうぅ~💦」ってなっちゃう。観客がちゃんとスクリーンの中にいる登場人物達の気持ちに寄り添えるような描写が上手かったなーと思いましたね。

あとあの「ドリル(車の下からニョキッと出て来て地面にブッ刺すアレなw)」の使い方ナイスだったな!
クライマックスのシーンの「あぁぁぁ!もうダメぇ~><」な緊迫感もさることながら、最後のシーンの使い方はシャレてたwああいうのいいね!

まーそんなこんなで、ちゃんとフツーに面白かったです。
ぶっちゃけそこまで期待してなかったんだけど、この手のアクションアドベンチャー系ってやっぱりハリウッドは一日の長ありますなぁ。演出も巧みだし映像の迫力や緊迫感の出し方とか本当にアッパレの一言に尽きます。映画最後のスタッフロール始まったあたりの「その後」映像の見せ方もオシャレだったし。夏のデートムービーとしてもオススメです😊


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【映画2024】「デッドプール&ウルヴァリン」@42作目

2024年07月24日 | 映画感想
「デッドプール&ウルヴァリン」

デッドプールの3作目、と考えては多分いけないのだろうと。そして「ローガン」の続編でもない。まあそもそもローガンの続編ってどーよ?なんだけどw
自分、ローガン観てるハズなんだけど何故だかこのBLOGにレビューがない…おかしいなぁだったらなんで内容覚えてるんだろ?と考えてたんだけど、劇場公開時は見落としてたんだけど後にDVD持ってる友達んちで見せてもらったんだったなぁーと思い出した(DVDやサブスクで観た映画は度々レビューし忘れる事があります)

あらすじ
無責任で破天荒なヒーロー、デッドプール(ライアン・レイノルズ)は世界の命運を懸けたあるミッションに挑むことになる。彼はそのミッションの鍵を握るウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)に助けを求めるが、ウルヴァリンはある理由により戦いから遠ざかっていた。(Yahoo!検索情報から丸パク)

いやぁーいきなり「ローガン」の続きだった件(大笑い)
て言うか、本作何書いても絶対にネタバレになってしまうので(むしろネタバレせずに本作のレビュー書ける人凄いと思う!)本作を未見、且つ本作を楽しみにされている方は以降絶賛スルーする事をオススメします。

さてさて、注意喚起したので思いっきりネタバレバレで行っちゃいますか!
そもそもデップーは1作目からガンガンに色んな映画のネタをぶち込んで来るので「映画を観るのは年に2~3本程度」の人には若干ハードルが高いと言うか…勿論その色んな映画のネタを知らなくても話の筋は判りはするけどデップーが何言ってるのか微妙にわかんないと面白味は半減しますよ、という手合いではある訳ですが…本作はその集大成という感じでしたな!

ところでデップーやX-MENシリーズを作っていた20世紀FOXがDisneyに買収された事で本作はDisney作品になった訳ですが…Disney傘下作品あるある「Disney+独占配信ネタを劇場公開作品に盛り込んでくる(Disney+見ていない人には何が起こってるのかサッパリ分からなくなる)」というのがありますよね…だからMCUからどんどん客が離れているというのもあるんですが(苦笑)

という訳で本作の悪玉「TVA 」という組織が出て来てそこのくだりが結構長いんだけど(て言うか多分コレ知らないとお話にならない?)観ていてサッパリわかんなくて正直言ってちょっとウトウトしてしまったではないか(滝汗)…そしたらデップーが「コレは『ロキ(←Disney+独占配信ドラマ)』シーズン1の5話目のネタね」って言ってた(チッ
だから自分Disney+入ってないから『ロキ』も見てないのよーコレは相当痛かったと思う。けど、まあぶっちゃけ本作って内容あってないような感じなので訳わかんなくてもほぼどーでも良かったと思いますマジで。あ、勿論事前に知っていた方がいいに決まってますよ!決まってるってか多分ロキは事前鑑賞MUST案件かと💦

まーそんなこんなで20世紀FOX仲間の同窓会みたいな話で…多分ブレイド出て来た瞬間ファン大歓喜だったと思う!けど個人的にはヒューマン・トーチ(ファンタスティック・フォー大好きだったぁー!)に愛を捧げたい。キャプテン・アメリカじゃなくてヒューマン・トーチとして出てくれた事が嬉しい✨
そしてあのあっちゅー間のヌッ殺され方(トホホ)からのデップー「ギャラが高過ぎるからしゃーない」には吹いたわチクショー
いやでも最高に声上げて笑っちゃったのはあの生首持って「フュリオサ~…」だわアレはズルいぞマジで!!!

本作もMCUが生み出した最大の功罪であろう「マルチバース」をネタに掲げていますが、デップーはそれすらも切り込んでいくのがいい!
「マルチバースなんて上手く行くわけない。マルチバースで成功してるのはオズの魔法使いくらいだろ」とかもう本当に言いたい放題。
それだけに留まらず本作はDisneyの体質にもガンガンに攻め込んでいて、昨今ネタが尽きない「DEI(多様性・公平性・包括性の略語)」やポリコレでおかしくなってしまったDisneyを痛烈且つサラリと批判するセリフも登場します。コレさーもしかしたらDisneyの中の人達から「自分の代わりにデップーに言わせたい台詞」を裏で募集してまともな社員さん達の鬱憤晴らしてるだけなんぢゃねーのか?とすら思ったわ(苦笑)

皮肉とDisney批判にまみれて内容が遙か彼方にすっ飛んでしまいましたが(苦笑)絵作りはなかなか良かったですよ!
アクションシーンのキレの良さは映画冒頭からずっとフルスロットル状態だったし「マルチバースデップー軍団」のくだりも虚無世界の乱闘もとにかくアクションシーンの質が高く見せ場も多いし相変わらずのR-15指定だけあって首が飛び足が飛び身体が引き裂かせて血飛沫祭りなのは見ていて最早清々しいw
それから本作のウルヴァリンはマルチバースから引っこ抜いてきた仕様で(なにしろほら、墓あばいたら不死身のハズなのにあの感じだったしねw)、うらぶれてアル中状態で登場するんだけど、彼の「魂の再生ドラマ」が本作では描かれていて…この部分はウルヴァリンファンには涙モノだろうと思います。

デップーのお約束でクライマックスは「人類愛」なのよね!そういうトコロも自分がデップーシリーズが大好きな理由の一つ✨
そして最後のスタッフロールで20世紀FOX時代のX-MENの撮影風景見せてくれちゃって(感涙)…やっぱりデップーって愛があるから!いやデップーの仕事じゃないんだけどさw

ところで…デップーがアベンジャーズ入りあると思う?自分はないだろうと思ってるけど(面接でも断られてたしねw)
でもこれだけMCUがコケまくってるとなると、もしかしたら今やMCUの救世主とも言えるデップーを今更ながら担ぎ上げてアベンジャーズに放り込むという展開もなきしも有らず?いやいや…それは流石にねぇ。あーでも「デップー+ウルヴァリン」の組み合わせはシリーズ化出来そうな気はするよね!て言うか続編絶賛希望しちゃうぞ!😊
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【映画2024】「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」@41作目

2024年07月23日 | 映画感想
「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」

スカ子(スカーレット・ヨハンソン)がNASAのPR担当になってアポロ11号計画を世間認知と世論誘導する今で言う「ロビイスト」役を演じ×チャニング・テイタム演じるNASAの発射責任者と衝突を繰り返しながらウフフキャハハするラブコメ←すんげーザックリ書いてますが概ね話のど真ん中突いてますw

あらすじ
人類初の月面着陸に挑むアポロ計画が始動して8年が経過した、1969年のアメリカ。ソ連との宇宙開発競争で後れを取る中、ニクソン大統領に仕える政府関係者のモー(ウディ・ハレルソン)を通して、PRマーケティングのプロであるケリー(スカーレット・ヨハンソン)がNASAに雇われる。手段を選ばないケリーのPR作戦が、NASAの発射責任者のコール(チャニング・テイタム)の反発を押し切りつつ成功を収める中、彼女はモーからあるミッションを指示される。(Yahoo!検索情報から丸パク)

子供の頃、兄貴が持ってた「ムー」だったか?雑誌に「アポロ11号月面着陸はウソだった!」みたいな記事が載ってたのをフンワリ覚えてる。
月面に足を踏み出す姿を何処から撮ってんだよつーかそのカメラ設営したヤツが初めの一歩踏み出したヤツだろう辻褄合わねーぢゃねーか!とか、月面で影が出来るのはおかしいアレはスタジオで撮ったものだろう、影が出来るには大気とか何だったか忘れたけどとにかく条件がいくつか必要で、月面ではそれを満たしていないから影が出来るハズがない、とかナントカ書いてあったような記憶。
ま、要するに「都市伝説」の類いですよね。それを本作は「種明かし」する内容になっていて(←コチラがあくまでも柱ネタ)、そこにウフフキャハハ要素も盛り込んでいる、という風味。
確かその撮影にキューブリックが関わっていたのでは?みたいな憶測もあったと思うんですが、本作でもそのネタを取り上げて茶化していて面白いw

まー内容は置いといて(え?)
本作のスカ子のエロい身体がもうたまんねぇ!話の舞台が1960年代後半でさーあの頃のアメリカファッションがまたオシャレで可愛くて正に「リアル・バービー」そのものなんだよー身体の線思いっきり拾うニットとかワンピとかタイトなミニスカ着たスカ子がお尻フリフリヒールカツカツ音立てて大股で歩いて行くの!
また表情がいいんだよねぇ~自分が男達からどういう視線を向けられていてそれに対してどう切り返せば男がメロメロになるのかよーく分かっていて、敢えて作り込んだ笑顔を向けていくのが一周してカッコイイまであるからねっ!ちょっと嫌味な位エロい表情なんだよたまらんなぁ~♪

チャニング・テイタム演じる「ワケありな元戦闘機乗りで今はNASAの発射責任者(生真面目で頑固)」のキャラもケリーとの組み合わせにバッチリ✨
ケリーの過剰な演出(ほぼ詐欺w)に猛反発しつつも着実に世間の目をNASAに向けさせて反対派の政治家を1人また1人と落としていく様子に「でも俺達の仕事をやりやすくサポートしてくれてるのも確かなんだよなー」みたいな感じで徐々にケリーに歩み寄っていくくだりが自然な流れになっていて脚本も上手いと思いましたね。
そしてモーを演じたウッディ・ハレルソン、いい味出してるよーちょい久し振りにこの方見た気がするけどいい感じに歳取って来てるね!

黒猫(めちゃ可愛い♪)がキーパーソン、じゃなくてキーアニマル?になっていて…映画序盤から不吉の象徴みたいに登場するけど「コイツ絶対に何かある」と思ってはいたけどなるほどねーっと。コレも上手い使い方してるなーと思いましたよ。
それからやっぱり…ロケット発射のド迫力。何度観てもきっと手に汗握るしあの発射の瞬間は本当に身体が震えるような興奮がある。

挫折、努力、葛藤、苦悩、歓喜と興奮、そして勇気と頑張り、更にウフフキャハハ…映画の中に欲しい要素がほぼ全部載せ状態で、それが違和感なく自然に心にスッと入り込んでくる。
本来こういうのって邦画が得意な分野なハズなんですがね…コレは本当に気持ちのいい作品ですよ。今年のマイベスト5に間違いなく入るだろうなぁー😊
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【映画2024】「キングダム 大将軍の帰還」@40作目

2024年07月12日 | 映画感想
「キングダム 大将軍の帰還」

言わずと知れた原泰久氏著の大人気コミックの実写映画化第4弾にして、本作で実写版一応完結編らしい?という話を聞きましたが…
何度も書いてますが自分は本シリーズは実写映画版を楽しみたいので敢えて原作コミックもアニメ版も一度も見ずにずぅーっと我慢して来ました!

あらすじ
中国春秋戦国時代。大将軍になる夢を抱いて飛信隊を率いる信(山崎賢人)は、趙軍との馬陽の戦いでの勝利に貢献する。しかし、趙軍の総大将・ホウ煖(吉川晃司)の軍勢が飛信隊を急襲。飛信隊は森の中で散り散りになってしまう。一方、北の大地では山の民を統率する楊端和(長澤まさみ)が、趙の軍師・李牧(小栗旬)の存在に恐れを抱いていた。(Yahoo!検索情報から丸パク)

先ず大前提として最低でも前作「運命の炎」は鑑賞済みである事がMUSTです。映画冒頭にパラッと何となく今までのあらましみたいのが流れますが、あんなもん見たってぜんっぜん着いて行けません。絶対に前作は鑑賞してから本作観に行きましょう。前作の内容を忘れちゃった人も必ずおさらいしておきましょう!

という訳で…前作、一応のクライマックス1つ乗り越えたトコロで吉川晃司さん演じる龐煖(ホウケン)が出て来て「ん!ここからいよいよ凄いシーン来るっ」と思ったトコロでエンドクレジット始まって「ウソぉ~まさかココで切るぅ~!?」って感じだったんですが…要するにその続きから今作が始まるという事は、いきなり怒濤のクライマックスアクションからスタートする訳です!
と言うか、本作ずぅーーーっとクライマックス。クライマックスじゃないシーンがない。上映時間2時間25分もあるのに一秒もダレないという凄さ!

そして第一怒濤アクションを終えて尾到とのあのシーンが…最初尾平が囮になるって言い出したトコロで「おま…あかんヤツやろそれは!(半泣き)」だったのに、まさかの尾到…もう涙が止まらん。ガチの大号泣。恥ずかしい程泣いたけどもう止まらないものは仕方ない。
過去作の尾平&尾到とのチョロけてるシーンが脳内で走馬灯状態になって、んで村で嫁が祈ってて…もう何見ても泣けて泣けて目が痛い><
翌朝飛信隊メンバーと合流して尾平の姿が見えたトコロでまた泣けて、尾平が「泣くな!」って言い出してまたまた泣けて…

それから9年前のシーン。摎(きょう)を演じた新木優子ちゃんがお美しくて神々しくて…最終的にどうなるか分かっていながら王騎との2人の萌え萌えシーン見てるのがまた辛い!
という訳で、中盤以降が怒濤の「王騎 VS 龐煖」戦が中心になって行くんだけど、もう誰もが息を呑むすんごいバトルシーン!邦画史に残るであろう伝説のシーンだったと言っても過言ではない。とにかく大沢たかおさんも吉川晃司さんもどちらも甲乙付け難く本っ当に素晴らしかった!

でもやっぱ…王騎演じた大沢たかおさんの凄みな…一作目からとんでもない威圧感と存在感だったけど、このシリーズ通して本当にずっとずっと凄かった。
それが本作でいよいよ結実すると言うか、何て表現すればいいのか分かんないけど…花火大会の大トリのクソバカでっかい花火見た瞬間みたいな鳥肌立つような高揚感と大輪の花火が散って行った後の虚無感がない交ぜになったみたいな、とにかく「凄いモノ見てもうた」感がエグい。
本作一応信が主人公のハズなんだけど、もう誰も信見てないよね状態だもんな…あ、でも王騎と一緒に馬に乗って王騎が後ろから信に「目を瞑れ」って語られるシーン!もうあの辺りからずっと泣いてたわ自分。て言うかどんだけ泣いたんだろハンカチぐっしょぐしょになっちゃったよマジでクソ恥ずかしい(〃・ω・〃)

都に近付いて来て、最後信が馬に乗って皆に語りかけるシーンをダーダー泣きながら(←お前ホントずっと泣きっ放しなのなw)見ていて、本当にコレでこのシリーズ終わってしまうの?ウソだろウソだと言ってくれよマジで!と思ってた。家帰ってからネットで調べてみたけどやっぱり「本作で実写版一応の完結編」って書いてるサイトもあったし、中には「既に続編の撮影始まってんだよね?」みたいに書いてる人も居て何が本当なのか分からないけど…終わって欲しくないよねーでもこれだけの名優勢揃いさせて撮影しまくるのってやっぱりスケジュール的にも色々難しいんだろうなぁーとか、裏事情まで考えちゃうと複雑な気持ちになるよね💦

でも、このシリーズに出会えて本当に良かった。
一作目観る時なんて全然テンション上がんなくて「ヒマだし丁度時間合うから一応観ておくかー」程度の気持ちだったのに。
もしこの記事にたまたま辿り着いてここまで読んでくれて、でもこのシリーズ観てないという人、今からでも遅くはないから絶対に観た方がいい。出来れば1作目から観て欲しいけどそんな時間ねーわ、って事なら最低3作目と本作はぜっっったいに観た方がいいから!
「邦画なんかどう頑張ってもハリウッドのSF大作系には勝てっこないし興味ねーわ」って人結構いるけどさ、今の邦画はそんな事ないんだよ!それを本作観て知って欲しい!!
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【映画2024】「フェラーリ」@39作目

2024年07月05日 | 映画感想
「フェラーリ」

フェラーリ社の創設者「エンツォ・フェラーリ」のある年(つーか1957年な)の出来事を描いたドラマ(史実則ってる系)
マイケル・マン監督×主人公のエンツォ・フェラーリを演じたのはアダム・ドライバー+妻ラウラをペネロペ・クルス様…なんだろうこの「自分大好物全部載せ」状態✨

あらすじ
1957年。59歳のエンツォ・フェラーリ(アダム・ドライヴァー)は、妻ラウラ(ペネロペ・クルス)と立ち上げたフェラーリ社をイタリア屈指の自動車メーカーにまで成長させたが、会社は経営状態の悪化で買収の危機に瀕していた。1年前の息子ディーノの死により家庭も破綻しており、さらに、ひそかに愛し合うリナ・ラルディ(シャイリーン・ウッドリー)との子供ピエロを彼は認知することができずにいた。会社経営と私生活の両方で窮地に立つエンツォは、再起を懸けて公道レース「ミッレミリア」に挑む。(Yahoo!検索情報から丸パク)

予告編観た段階ではもっとフェラーリ社の…車とかレース関連に寄せまくった作品なのかな?と思ってたんだけど、蓋を開けると勿論レースシーンもモリモリだったけどエンツォの個人的事情…まあ嫁と愛人+愛人に産ませた隠し子問題が結構ガッツリ絡むプライベートネタ盛り沢山な内容でしたわ。
コレね…劇場行ったら観客の8割男性(つーかオッサン)だったんだけど、きっとオッサン達イライラしながらエンツォの恋愛ネタ観てたんぢゃねーかな?と思ったわ。多分オジサマ達(←ちょっと言い方変えてみたヨ)は車のメカニック方向とかデザイン方向とかレース方向のウンチクが観たくて劇場まで足を運んだんだろうなぁーと簡単に想像が付きます。
だからね…ラストのスタッフロール流れ始めたら溜息交じりに直ぐに席を立つオジサマ多数…お前らもーちょっとマナー守れや💢

自分はね、勿論車の事も気になるけど「エンツォ・フェラーリ」という人物を全く知らなかったから、コレはコレで楽しめましたよ。
なんつってもエンツォを演じてるのがアダム・ドライバーですもん!正直予告編観て「え?アダム・ドライバー何処に出てるの?」状態に分かんなかったわよ相変わらず役作り凄過ぎて頭を垂れるしかありません!って感じ。
そしてラウラを演じたペネロペちゃんの存在感の凄さよ!愛人霞むわぁーシャイリーン・ウッドリーさんファンの方ごめんねーだってペネロペちゃんマジのガチ目ヂカラ半端ないしカッコイイし凄みがもう神懸かっててさー、ぶっちゃけラウラに肩入れしまくって観ちゃったわー
クライマックスの50万ドルの話し合いの時にラウラが「条件はないわ。でもお願いしたい事ならある」みたいな事言うんだけどね…あのシーンのペネロペちゃんにはマジでシビれた!

さて、そんなこんなでオジサマ達待望だったレースシーン!
「ミッレミリア」という公道レースがメインなんですが、オジサマ達はどー思ったのか分かりませんが車シロウトの自分はかなりテンション高かったです!
この時フェラーリはマセラッティとガチバトル状態になっていて(レース前のタイムアタックでは若干マセラッティ優勢?)このレースに優勝すれば経営危機を脱する突破口に繋がると両者譲れない状況になっているんですね。
このレースシーンは心拍数上がったなぁー自分で心臓が有り得ない位ドキドキしてるのが分かった、ていうかカーブを攻め合うシーンとか明らかに自分の心臓が躍って軽く吐き気までしたからね。そして問題のあのシーン…本作レイティングいくつ?(検索中)…PG12か、ギリじゃね?相当エグイ描写があったけど大丈夫か?💦

フェラーリってもっと歴史の古い会社なのかと思ってたけど第二次世界大戦後に創設された企業だったんだね、そんな事も全然知らなくて本作で色々学びがありましたよ、何しろ自分の人生にフェラーリなんてほぼかすりもしない高級車という印象しかなかったしね…ちな自分の友達のご主人がフェラーリ好きで何台か所有してるんすけど、そしてご自宅はかなり手の込んだガレージハウスになっていて住宅雑誌にも載った事があるレベル…あんま書くと特定されちゃいそうだからこの辺で止めときますが(苦笑

敢えてココで今言っちゃうけどさ!…自分実はフェラーリよりもマセラッティの方が好きなんだ!あの王冠エンブレムカッコ良くね?自分…北方謙三さんファンなんで(デヘヘ

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【映画2024】「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」@38作目

2024年07月04日 | 映画感想
「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」

監督:アレクサンダー・ペイン×主演:ポール・ジアマッティという「サイドウェイ」コンビ再び!
自分ポール・ジアマッティ結構好きなんだけど、それこそ前観たのってサイドウェイが最後じゃね?…え?サイドウェイって20年も前の作品だったん!?(驚愕)…とビックリして家に帰ってから自分の映画レビューまさぐってみたら、どーやら2014年公開の「ウォルト・ディズニーの約束 」という作品と、あとは2017年にメキシコ行った時に機内上映で観た映画(日本未公開)にご出演されていた模様…それでも約10年前だもんなぁ~

あらすじ
1970年冬、アメリカ・ボストン近郊にある全寮制のバートン校。生徒や教師たちがクリスマス休暇を家族と過ごす中、嫌われ者の堅物教師ポール・ハナム(ポール・ジアマッティ)は複雑な家庭環境のアンガス・タリー(ドミニク・セッサ)をはじめとする家に帰れない生徒たちの子守役を任される。一方、食堂の料理長メアリー・ラム(ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ)は一人息子をベトナム戦争で亡くし、かつて息子と過ごした学校で年を越そうとしていた。それぞれに孤独を抱える3人は、2週間の休暇を過ごす中で反発し合いながらも徐々に心を通わせていく。(Yahoo!検索情報から丸パク)

寄宿学校のクリスマス休暇で自宅に戻れない学生というのは結構な「負け犬」状態らしい。
まあそーかもなー日本のクリスマスとアメリカのクリスマスではかなり様子が違うらしいってのは聞いてるけど、クリスマスって家族が揃ってミサに出掛けたりホームパーティしたりしてしっとりホッコリ過ごすのがアメリカ流らしくて、要するに帰る場所がないって相当キツい状態らしいんですよね。
で、最初はワケありな数名の学生が寮に取り残されてたんだけど、その中の1人の父親が自家用ヘリで学校まで迎えに来てくれた上に「これから居残り組の生徒全員スキーリゾートに連れてってやんよ♪ただしご両親の承諾が得られたらネ!」みたいな話になって、唯一親と連絡が付かなかったアンガス少年だけが「負け犬of負け犬」になってしまった地獄展開💦

話はアンガスだけが取り残されて嫌われ者教師のハナムとボッチの給仕長メアリーの3人になってからが本番。
3人が3人ともそれぞれ事情を抱えていて、それが小さなエピソードをコツコツと積み上げて行きながら少しずつ個々の抱えている問題だったり過去だったりが明かされて行くという展開なんだけど…この見せ方が上手いんだよなぁ~

会話が面白くてね、絶妙なタイミングでクスッと笑わせるようなユーモアが散りばめられているのが凄くいい✨
この手のヒューマンドラマって「とりあえず泣かせ展開になれば勝ちなんだろ」といわんばかりにお涙頂戴展開にゴリッゴリに持って行くパターン結構多いと思うんだけど、人間って実際そんなにシリアス一辺倒に生きてる訳じゃないじゃない?
その、危うい展開の中にもクスリとさせるような絶妙な会話がね…何とも「人間味がある」というのかな。血の通った会話だな、と思わせるんですよ。

あと、本作の重要なキーワードとして「嘘」があります。
そもそも舞台になっているバートン校の校風で「嘘をついてはいけない」というのがあるらしく、ハナムも常々生徒達に「嘘はつくな」と口を酸っぱくして言っているようですが、問題児のアンガスは平気で嘘付きまくるタイプ(本人も自分は嘘つきだしモノ盗むしって語っている)
メアリーはボストンに遊びに行きたがるアンガス少年に援護射撃するかのように「社会見学という名目にすればいいじゃないの(嘘も方便よ)」とハナムに促しているし、当のハナムは訪れたボストンでハーバード時代の同級生(しかも超因縁のあるヤツ)と再会してしまい、そこで思いっきり嘘付きまくってアンガスに後からめっちゃツッコミ食らっているというw
この嘘のくだりは凄く良くて…この辺りで一気にハナムとアンガスの心の距離が縮まったなーと誰もが実感出来るエピソードだと思いますね!

そして…嘘はクライマックスで最大限生きる。
コレは誰もが想像した通りの展開だと思いますが、それでもポール・ジアマッティのあの表情が本当に胸に突き刺さってくる。独りぼっちのアンガスの心の叫びを聞いてしまったハナムにはもうあの選択肢しかなかったんだろう…でもハナムにとっても唯一の場所だったハズなのに…と、切なくて苦しくて、でも心が温まるこれぞ本当のヒューマンドラマだなぁ!と思わせる傑作でした。最後のアンガス少年の表情も、そして「See-ya!(またね)」と言って去って行く姿も印象的でした。

本作、舞台が1970年で…映像もまるで1970年に撮影された作品かな?と錯覚させるような演出がふんだんにされていて、それも楽しい作りでした。
最後の最後、スタッフロールが終わった後に真っ黒なスクリーンの真ん中に白地で「THE END」の文字が…あー、そう言えば昔の映画って最後に「THE END」って表示されてたよなぁと思い出しました。て言うかいつからなくなったんだろう?💦
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【映画2024】「ふたごのユーとミー 忘れられない夏」@37作目

2024年07月02日 | 映画感想
「ふたごのユーとミー 忘れられない夏」

タイ発ど真ん中青春ドラマ。タイの映画ってたまーに見付けるとなるべく観るようにしているんだけど、個人的にかなり好きな作品多い。と言うかタイ作品クオリティ高いです!…もしかして需要少ないから日本に持ち込む作品超厳選してる、という事なんでしょうか?(滝汗)
一卵性双生児の姉妹の話なんだけど、メガホンを取ったのは本作で長編映画デビューだという、これまた一卵性双生児の女流監督さん(2人共作)要するに自叙伝的な?

あらすじ
中学生のユー(ティティヤー・ジラポーンシン)とミー(ティティヤー・ジラポーンシン)は一卵性双生児の姉妹で、互いに隠し事もなく、どんなことも共有してきた。ある日、マーク(アンソニー・ブイサレート)という少年が現れ、二人はそろって恋に落ちる。(Yahoo!検索情報から丸パク)

主人公は中学生という設定なんだけど、ユーとミーを1人2役で演じた(上手い事合成してあったわー)ティティヤー・ジラポーンシンちゃんという役者さんが…物凄くフレッシュ感+透明感があってとにかく可愛らしい!どうやら本作で長編映画デビューの正にフレッシュ女優さんだそーなので…タイ人の名前ってなかなか覚え難いんですが(滝汗)この役者さんの顔と名前はきっと覚えておいた方がいいだろう、これからもっと売れていくだろうと思わせましたね。
ついでに言うと…自分の中で本作最大のサプライズ(!)だったのが、ユーとミーの双子姉妹が好きになっちゃったマーク君を演じたアンソニー・ブイサレート君だったわ!彼が北村匠海君に激似だったんだけどっ!もーちょっと言うと北村匠海君にふわっと成田凌君まぶしてプリッとさせた感じ?イケメン過ぎて目眩するぅ~
彼も本作で長編映画デビューの新人さんだそーなので、これからのタイ映画界は期待大✨ですねーいい若手監督さんと役者さんがどんどん育ってんだねー😊

さて、映画の内容についてですが
まああるあるな青春ドラマではあるんですよ。少女漫画にありそーな設定って言うのかな。生まれてからずぅーっと「2個イチ」状態で何もかも分け合って生きて来た双子姉妹が、お約束通り同じ男の子に初めて恋をした事で初めて「分け合えない、というか分け合いたくない」状況になっちゃう訳です。
ここら辺の双子ちゃんの双方の思惑がなかなかね…ユーの気持ちも分かるけどミーの言いたい事も痛い程分かる…「最初は私が出会ってたんだよ!」ってね💦

それで、コレは思春期女子やっちまいがちなヤツ(まー時々大人になってもやっちゃう人いるけど)の「試し行為」という禁じ手に出る訳ですよ。
コレはね、恋愛において絶対にやっちゃあかんヤツ。やると破局しか見えないヤツ。BBAも若い頃色々やらかしまくって失敗しまくって、そして今こーしてふてぶてしく生きてるのでスクリーン観ながら「あああああ、それだけはやっちゃあかんヤツなのにぃ~(溜息)」←きっと同じ事思いながらスクリーン観てた人は多いハズw
この試し行為に行く前までのウキウキフワフワな様子が余りにもピュアで可愛らしいので、もうすっかりこの双子ちゃんの親戚のオバチャンにでもなったような気持ちでヤキモキしながら2人の様子を眺めている訳ですわ。

そして更に思いを馳せる。自分の中学・高校辺りの痛々しい青春時代を。
ほーんとね、ノスタルジックってこういう事言うのかと。自分の半生振り返るなんて、しかも思春期の頃の事なんて本当に久しく思い返していなかったわ…この双子の「やらかし」を痛々しい気持ちで眺めつつ自分の黒歴史を振り返るというある意味地獄(ヲイ

そして、本作は自分の思春期には体験しなかったもう1つの問題「両親の離婚問題」も併走して行きます。
コレに関しては本当に切なかった…けれど、この初めての恋の顛末と同時進行で起こっていた事でこの双子ちゃんは大人の階段を一つ昇ってY2K問題(←コレ懐かしかったわー)を乗り越えて行くのだな…いや何故この物語は1999年が舞台だったんだろ?1999年だった理由が今一つ分からなかったけど。
でもノスタルジック感出す、という意味で四半世紀前を舞台にしたのかな?だったとしたら…自分個人的にはそれも成功していたと思いますよw

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【映画2024】「ザ・ウォッチャーズ」@36作目

2024年06月25日 | 映画感想
「ザ・ウォッチャーズ」

M・ナイト・シャマラン監督がプロディーサー+娘のイシャナ・ナイト・シャマランが脚本&長編映画初監督という記念すべき作品!
基本的に自分「シャマラン」という名前を聞くと自動的にワクワクしちゃうタチなんで~世間的評価よりだいぶ盛っちゃうタイプなんすけどー…でもコレあくまでも娘さんが作ってんだよね?父シャマランのプロデュースってどれ位食い込んで来てんだろ?てか、父シャマランは娘の作品にもカメオってんの?ねえそれが一番気になってる部分なんすけどっ!!←お前は本当にシャマランファンなのか?(滝汗

あらすじ
28歳の孤独なアーティスト、ミナ(ダコタ・ファニング)は贈り物を届けるために指定の場所へ向かう途中、地図にない森に迷い込んでしまう。そこで見つけたガラス張りの部屋には3人の男女がおり、彼らによると、その部屋は謎の存在によって毎晩監視されているという。そしてその部屋には、日が暮れたら部屋を出てはいけない、監視者に背を向けてはいけない、決してドアを開けてはいけないという三つのルールがあった。(Yahoo!検索情報から丸パク)

いやー先ずさー、本作の主人公「ミナ」を演じたのがダコタ・ファニングちゃんだよ!な・つ・か・し・いーーーーー!
もうさ、何作っても【シックス・センスの】って言われるシャマラン VS いつまで経っても【アイ・アム・サムの天才子役】【あの宇宙戦争の】って言われるダコタ・ファニングの掛け合わせだよ!これってもう何かビッグ・バンが起こって新宇宙が誕生しちゃうヤツなんちゃう!?
あ、とりあえず本作の監督は【シックス・センス作ったヤツの娘】なのでビッグ・バンまでは行きませんが(ヲイ)でも少なくとも本作の予告編を観て劇場鑑賞を決めた人はかなりの確率で「あのシャマランの娘」というビッグネームに引き寄せられて来ているでしょう?

まあ、そんなこんなで…驚くことにダコタ嬢は御年30歳になられたそーです。時の経つが早過ぎてBBA目眩が止まりませんっ💦
そんなすっかり大人の女性に仕上がったダコタ嬢は確かに幼少期の頃の面影は残っているものの、良くも悪くも「どんな役にも溶け込める風貌になったな」というのが正直な感想。一目で忘れられないような思わず二度見もしくは振り返って見返すレベルの美女でもないし、かといって悪目立ちする程特徴的な風貌でもない…本来ならモブ扱いされても(そこまで言うか)レベルの仕上がりではあるものの、やはり演技力はガチンコ本物ピカイチでした!

で、内容なんですが…以降はどー誤魔化してもネタバレになってしまうので、本作未見の方はネタバレ上等!覚悟で…基本スルー推奨します。

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さて、では内容に触れますと…

予告編では森の中にある不思議なガラス張りの建物の中にいる数人の人達が夜になると誰かから観察されているらしい、というトコロまでは開示されていました。
それで、この森の基本ルールとメインキャラの大体の設定が分かる頃には結構話が進んでましてね、ここらの展開は正直こなれてる感あるなーパパに相談したのかな?とか邪推しちゃいましたけど、主人公ミナの若干破天荒な行動力で色々なパズルのピースが提示されて誰もが「で?そのプロフェッサー(教授)っていつ登場するねん。て言うか父シャマランがまさかの教授役か!」位の感じになってましたw

で、この話…個人的には結構意外な方向に突っ走っていったなーという印象です💦
その後この謎の小屋の意味だったり謎の「ウォッチ」だったり「ウォッチャーズ」の正体が判明するんですが…まさかのファンタジーオチか!みたいなw
まーファンタジー言うても世間一般的に「ファンタジー」って聞いて誰もが思うようなフワフワラブラブしたヤツじゃなくて、ソレはそれで意外性の塊っちゃーそうなんですが(苦笑)

更に言えば本作は「謎の種明かし」までが第一部(舞台は謎の森)→からのー「謎が判明してからの後始末(若干のドンデンネタ含む・舞台は市街地)」という二部構成でした。
コレが若干だけどね、冗長な感じはしましたね。もーちょっとどこかで時間端折れなかったかな?ちょいダレるな…みたいな感じ。映画序盤にチカラ入れ過ぎた?💦
あと、重箱の隅つつく系のツッコミ(特に潔癖な日本人は気になる部分多いと思うw)ですが、例えば森の小屋でのトイレとお風呂問題だったり、電気は謎の教授がどーにかこーにかしてくれたらしくてビデオだけが観られるTVが据えられていたものの、小屋の中に調理器具らしきものが見当たらないけどあの罠でとっ捕まえたカラスはどーやって食ったんだ?とか…もっと根本的な内容部分にツッコミ入れちゃうとマデリンの「真の素性」が判明した段階で誰もが思うであろう「は?じゃあお前最初っからあのシェルターの存在知ってたんじゃん!」という矛盾な。だってマデリンなら最初っからあの森の脱出方法分かってて当然じゃね?💦

等とモリモリにツッコミ入れるのもまた楽しい作品でした!いや嫌味じゃなくてコレマジで言ってるんだからネッ!←お、ちょ、待て…
皆んなさー、「シャマラン」っていう名前に気負い過ぎて評価厳しくなり過ぎてないー?まーそれ言っちゃったら「お前はシャマランって名前に甘過ぎだろ」って逆ツッコミ食らいそうだけどさー。でもね、本当に自分は本作結構楽しめちゃいましたよ。コレが若干24歳(撮影時23歳かな)の新進気鋭の女流監督さんが撮ったんだと聞かされたら、次回作もちょっと期待しちゃいますけどね!

そうだ…肝心な事を忘れていた!
本作登場人物が少ないので目を皿のよーにして探していたんですが、自力では父シャマランのカメオ出演シーンが見付けられませんでした(号泣)
娘の作品だからカメオは遠慮したのかしら?それとも自分が見逃した?可能性としてはガソリンスタンドの「WANTED」写真の中か、脱出時のバスの中の乗客辺り?って思ってたんだけど。父シャマランのカメオを見つけたという方、ご連絡お待ちしております(ペコペコ
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【映画2024】「バッドボーイズ RIDE OR DIE」@35作目

2024年06月21日 | 映画感想
 「バッドボーイズ RIDE OR DIE」

ジェリー・ブラッカイマーフィルムのドル箱シリーズ第4弾。ウィル・スミスの当たり役でもあるわね~♪
ウィルは数年前のオスカー授賞式での失態で随分叩かれてるらしいけど…日本人はそーゆー事あんま気にしない人多いと思う。自分もその内の1人かなw

あらすじ
マイアミ市警の刑事コンビ、バッドボーイズことマイク(ウィル・スミス)とマーカス(マーティン・ローレンス)は、相変わらず毒づき合っていた。ある日、彼らの亡き上司・ハワード警部(ジョー・パントリアーノ)が麻薬組織とつながっていたという疑惑が浮上する。ぬれぎぬを着せられた上司の無実を証明するため、二人は独自に捜査を始めるが、警察と犯罪組織の両方から容疑者として追われる身となってしまう。(Yahoo!検索情報から丸パク)

自分このシリーズ全部観てるつもりだったんだけど、本作始まっていきなりマイクの結婚式で「ん?こんな彼女いたっけ?て言うか毎回元カノが登場するから本作もそういう流れでなんとなく結婚まで行っちゃった的な背景なのかな?」と思いつつ…て言うかハワードいつ死んだんだ!?いやそれより息子って???
…家帰ってから調べてみたら、なんと前作観てなかった!そーだ思い出したわ前作からジェリー・ブラッカイマーが監督降りたって聞いて「なんだよーブラッカイマーがメガホン取ってないなら意味ねーぢゃん💢」ってなってスルーしちゃってたんだわ(はははっ)
まーそんなこんなで、本シリーズ思いっきり前作から話繋がってるトコロが多いのでせめて前作の「フォー・ライフ」は事前鑑賞マストですわ💦
とは言うものの、自分前作見落としてたから結構キョドる場面多かったけど、それでも話の筋がサッパリ見えないという事はないのでご安心を。ちゃんと着いて行けます。

まあ毎度お馴染みのド派手アクションシーンは健在。カーアクションもさることながら本作飛行機内での(軍用機みたいな後部ハッチが開くタイプのヤツね)アクションはマジで手に汗握る!アルマンドの牢屋が滑り落ちていくギリギリのタイミングで鍵を開けるシーンとかもう絶対に助かるの分かっていてもそれでもめっちゃ心拍数上がるヤツだったわ!
それから島渡ってからのバトルもなかなか良きです。ドローンとか使うようになってイマドキ感出てるよなぁーと思ったな♪

あと「内輪に内通者がいる」というサスペンス展開なのもスリルがあって楽しかった。このパターンは初めてだったけど脚本が本作良かったと思う。
それからカメラワークもオシャレだったなー。息詰まるようなスピード感と一瞬スロー回しにしてブツ撮り入ったりするアングルとか「シャレオツやん」って思ったわ。
アレだなー監督がブラッカイマーじゃなくなったからって腐って前作スルーしたの大失敗でしたわーせめて本作観に行く前におさらいのつもりで前作をちゃんとチェックしておけばよかったのに自分のバカー💦

という訳で、久し振りにスカッと楽しめる「ハリウッドらしい作品」観れたなー♪😊
そーだ、それにしても本作で遂にマイクも結婚しちゃったので…次回からはBABYちゃんとかも登場したりすんのかしらね?それもまた楽しみだね!




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