「G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ」
米人気アニメシリーズ「G.I.ジョー」の実写映画化第三弾、らしい。
全く興味がなかったから過去作1つも観てないんだなー。確かイ・ビョンホンが白装束忍者姿してたヤツだっけ?程度の知識。ほぼ内容知らん状態で鑑賞。
本作はスピンオフ物らしくて、G.I.ジョーのメンバーの「スネークアイズ」がG.I.ジョーに加盟するに到る前日譚を見せている、と思って頂ければ。
あらすじ
日本の闇組織から命を狙われていた男を救ったスネークアイズ(ヘンリー・ゴールディング)。それがきっかけで、彼は600年にわたって日本の平和を守ってきた秘密忍者組織“嵐影”への入門を許可される。だが、嵐影は悪の抜け忍集団と国際テロ組織“コブラ”の連合軍による攻撃を受け危機的状況を迎えていた。スネークアイズは真の忍者になるべく、嵐影から下される三つの試練を乗り越えていく。その一方で、世界を揺るがしかねない忍者大戦が勃発しようとしていた。(Yahoo!Movieから丸パク)
先ず前2作に全く興味が無かったのに何故本作を観たのか。
それは…予告編観て余りにもバカっぽかったので「うわーハリウッドが東京を舞台に作るとアホのトンデモ作品になっちゃう、っていう例の系譜か!」とワクワクしたのでw
もー何だろうね、ネットで情報が何もかもダダ漏れてる21世紀になっても尚、ハリウッドさんの見せる「TOKYO」のトンデモ解釈が面白過ぎて毎回笑わせて貰えるわ!^^
あともう1つ本作鑑賞の決め手になった要素、それはアクション監督を「るろ剣」手掛けた谷垣賢治さんが担当された、とクレジットされていたから!
谷垣氏のアクションセンスが大好き!特に派手な殺陣アクションは何度見てもシビレる!!
さてー、そんな訳で映画冒頭からしばらく(港でのゴタゴタ辺り特に)、それからクライマックスのアクションシーンでもちらほらと一昔前に流行った「緊迫感を煽る為に敢えて手持ちカメラで撮影して不安定な視界を作る」技法が…だからソレはただ画面酔いして気持ち悪くなるだけだから止めろとあれ程^^;
アレやって許されるのは「ボーン・アイデンティティ」シリーズ位までだからね!もうあれから何年経ったと思ってんだよまさかの低予算か!
とにかく何処からどうツッコミ入れていいのか訳が分からなくなる程の「トンデモ」目白押し展開!笑う!笑うしかないっ!!
とりあえず手っ取り早く「東京」設定にはお笑いのツボが満載でw、先ず日本の空港(多分成田?)に到着すると空港の向こうに富士山がドッシリ映り込んでる。
渋谷スクランブル交差点~新宿のネオン、ロボットレストランだっけ?あの辺りとか謎の舞妓さん?芸妓さん?のド派手な舞いに和太鼓軍団そろい踏み。
そして首都高抜けると姫路城ドーン!姫路城の城下町?が何処の太秦だよ!状態の「お江戸でござる」仕様。なんだろうこの時代ごちゃ混ぜ感。
そもそもハリウッドさんて根本的に「侍」と「忍者」がごっちゃになってるんだよね。だから600年続く忍者軍団が姫路城に住んでる事になっちゃってるんだ(爆笑)
あとお城の車寄せ?辺りは岸和田城で撮影したらしいんですが、そこにドドーンと現われるのがなんと「ヒュンダイ」車。いやイマドキ国内でヒュンダイのロゴ探すの相当苦労すると思うけどね。て言うかコレは逆にヒュンダイ側がアメさんに「ヒュンダイは日本の代表的車メーカーですよ」という錯誤マーケティングしようという罠か!w
話の内容自体もねー、何と言うか誰にも感情移入出来ない…特に主人公に肩入れ出来ないからカタルシスを感じられないというのが一番痛い。
本作色んな人物の裏切りで二転三転する訳ですが、それもどーにもお粗末で安直な感じしかしない…そして謎の「3つの試練」、誰だよアレ考えついたヤツ!w
あとさー肝心のアクションなんですが…相当頑張ってるのは分かるんだけど、やっぱりもう1つだったなぁ。予告編で見られるバイクスタントのシーンはまあ良かった。けどアクション全般「侍ソードの殺陣アクション」なんですが、全体的に暗くてカットコマ割りで雰囲気は作ってるんだけど実際の動きがあんまよく分かんないのよね。
まあ要するに…「るろ剣」の役者さん達の身体能力が非常に高かったんだな、というのを本作観て改めて感心せざるを得ないのです。谷垣氏が求めるクオリティのアクションシーンを作るには相当の身体能力が必要なんですよね。敵も味方も両方共に。
と、まあそんなこんなで…ココで思いっきりオチバレしちゃいます!(以下、本作観る予定の方は…って今更ここまで読んでスルーもクソもないかw)
本タイトルにもなっている「漆黒のスネークアイズ」ですが、漆黒の忍者姿が本編通して最後の15秒位しか登場しません!!このタイトルなんなんですかと小一時間問いty
んー「こうして漆黒のスネークアイズが誕生したのでした。ちゃんちゃん」という事なんでしょうけどね。うんー。なんだろーめちゃモヤるー。
そもそも本作最大の失敗は(←あ、失敗って決めつけちゃってるw)「日本人ウケするメジャーネームが1人も出演していない」という事、でしょうなぁ!
だって自分もクレジット見て名前知ってるのイコ・ウワイスさんと石田えりさんの2人だけだったよ。イコ・ウワイスさんなんてガチアクション好きさんじゃないとなかなか名前覚えてる人いないんちゃうか?自分「ザ・レイド」が好きだったから名前知ってたけどさー^^;
まあでもね、こういう「アホアホTOKYO」たまに観るとそれはそれで味わいがあるのです。それにしても今年は「トンデモ映画」豊作の年だなぁ~!w
米人気アニメシリーズ「G.I.ジョー」の実写映画化第三弾、らしい。
全く興味がなかったから過去作1つも観てないんだなー。確かイ・ビョンホンが白装束忍者姿してたヤツだっけ?程度の知識。ほぼ内容知らん状態で鑑賞。
本作はスピンオフ物らしくて、G.I.ジョーのメンバーの「スネークアイズ」がG.I.ジョーに加盟するに到る前日譚を見せている、と思って頂ければ。
あらすじ
日本の闇組織から命を狙われていた男を救ったスネークアイズ(ヘンリー・ゴールディング)。それがきっかけで、彼は600年にわたって日本の平和を守ってきた秘密忍者組織“嵐影”への入門を許可される。だが、嵐影は悪の抜け忍集団と国際テロ組織“コブラ”の連合軍による攻撃を受け危機的状況を迎えていた。スネークアイズは真の忍者になるべく、嵐影から下される三つの試練を乗り越えていく。その一方で、世界を揺るがしかねない忍者大戦が勃発しようとしていた。(Yahoo!Movieから丸パク)
先ず前2作に全く興味が無かったのに何故本作を観たのか。
それは…予告編観て余りにもバカっぽかったので「うわーハリウッドが東京を舞台に作るとアホのトンデモ作品になっちゃう、っていう例の系譜か!」とワクワクしたのでw
もー何だろうね、ネットで情報が何もかもダダ漏れてる21世紀になっても尚、ハリウッドさんの見せる「TOKYO」のトンデモ解釈が面白過ぎて毎回笑わせて貰えるわ!^^
あともう1つ本作鑑賞の決め手になった要素、それはアクション監督を「るろ剣」手掛けた谷垣賢治さんが担当された、とクレジットされていたから!
谷垣氏のアクションセンスが大好き!特に派手な殺陣アクションは何度見てもシビレる!!
さてー、そんな訳で映画冒頭からしばらく(港でのゴタゴタ辺り特に)、それからクライマックスのアクションシーンでもちらほらと一昔前に流行った「緊迫感を煽る為に敢えて手持ちカメラで撮影して不安定な視界を作る」技法が…だからソレはただ画面酔いして気持ち悪くなるだけだから止めろとあれ程^^;
アレやって許されるのは「ボーン・アイデンティティ」シリーズ位までだからね!もうあれから何年経ったと思ってんだよまさかの低予算か!
とにかく何処からどうツッコミ入れていいのか訳が分からなくなる程の「トンデモ」目白押し展開!笑う!笑うしかないっ!!
とりあえず手っ取り早く「東京」設定にはお笑いのツボが満載でw、先ず日本の空港(多分成田?)に到着すると空港の向こうに富士山がドッシリ映り込んでる。
渋谷スクランブル交差点~新宿のネオン、ロボットレストランだっけ?あの辺りとか謎の舞妓さん?芸妓さん?のド派手な舞いに和太鼓軍団そろい踏み。
そして首都高抜けると姫路城ドーン!姫路城の城下町?が何処の太秦だよ!状態の「お江戸でござる」仕様。なんだろうこの時代ごちゃ混ぜ感。
そもそもハリウッドさんて根本的に「侍」と「忍者」がごっちゃになってるんだよね。だから600年続く忍者軍団が姫路城に住んでる事になっちゃってるんだ(爆笑)
あとお城の車寄せ?辺りは岸和田城で撮影したらしいんですが、そこにドドーンと現われるのがなんと「ヒュンダイ」車。いやイマドキ国内でヒュンダイのロゴ探すの相当苦労すると思うけどね。て言うかコレは逆にヒュンダイ側がアメさんに「ヒュンダイは日本の代表的車メーカーですよ」という錯誤マーケティングしようという罠か!w
話の内容自体もねー、何と言うか誰にも感情移入出来ない…特に主人公に肩入れ出来ないからカタルシスを感じられないというのが一番痛い。
本作色んな人物の裏切りで二転三転する訳ですが、それもどーにもお粗末で安直な感じしかしない…そして謎の「3つの試練」、誰だよアレ考えついたヤツ!w
あとさー肝心のアクションなんですが…相当頑張ってるのは分かるんだけど、やっぱりもう1つだったなぁ。予告編で見られるバイクスタントのシーンはまあ良かった。けどアクション全般「侍ソードの殺陣アクション」なんですが、全体的に暗くてカットコマ割りで雰囲気は作ってるんだけど実際の動きがあんまよく分かんないのよね。
まあ要するに…「るろ剣」の役者さん達の身体能力が非常に高かったんだな、というのを本作観て改めて感心せざるを得ないのです。谷垣氏が求めるクオリティのアクションシーンを作るには相当の身体能力が必要なんですよね。敵も味方も両方共に。
と、まあそんなこんなで…ココで思いっきりオチバレしちゃいます!(以下、本作観る予定の方は…って今更ここまで読んでスルーもクソもないかw)
本タイトルにもなっている「漆黒のスネークアイズ」ですが、漆黒の忍者姿が本編通して最後の15秒位しか登場しません!!このタイトルなんなんですかと小一時間問いty
んー「こうして漆黒のスネークアイズが誕生したのでした。ちゃんちゃん」という事なんでしょうけどね。うんー。なんだろーめちゃモヤるー。
そもそも本作最大の失敗は(←あ、失敗って決めつけちゃってるw)「日本人ウケするメジャーネームが1人も出演していない」という事、でしょうなぁ!
だって自分もクレジット見て名前知ってるのイコ・ウワイスさんと石田えりさんの2人だけだったよ。イコ・ウワイスさんなんてガチアクション好きさんじゃないとなかなか名前覚えてる人いないんちゃうか?自分「ザ・レイド」が好きだったから名前知ってたけどさー^^;
まあでもね、こういう「アホアホTOKYO」たまに観るとそれはそれで味わいがあるのです。それにしても今年は「トンデモ映画」豊作の年だなぁ~!w
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