「エストニアの聖なるカンフーマスター」
先ず以てタイトルオチってヤツよな。数年前に観た「アフリカン カンフー・ナチス」を思い出したわ。
本タイトルは勿論邦題で原題は「Nahtamatu voitlus」意味分からんからGoogle翻訳掛けたら「アンタッチャブル・コンバット」って出たわ。はぁ???
ちな…アフリカン カンフー・ナチスにご興味のお方は↓
あらすじ
国境警備の任務にあたっていた青年ラファエルの前に、3人のカンフーの達人が現れる。革ジャンに身を包んでラジカセでメタルを鳴らしながら宙を舞う彼らによって、警備隊は壊滅状態に陥ってしまう。奇跡的に生き延びたラファエルは、それ以来、国内で禁じられているブラック・サバスの音楽やカンフーに夢中になる。ある日、ラファエルは偶然通りかかった山奥の修道院で、見たことのないカンフーを扱う僧侶たちに出会い、弟子入りを志願するが……。(映画.comの解説から丸パク)
Yahoo!検索からも相手されてねーし(苦笑)
という訳で、映画冒頭からへんちくりんなアジア顔の3人組がブラック・サバスをBGMに意味不明なカンフーもどきアクションをぶちかましてました。因みにあくまでもカンフーではなくてカンフーもどき…とも呼べないシロモノでして、つーか本作カンフーに憧れた主人公が何故かカンフー修行が出来る男だらけの修道院に強引に割り込んで居座って修行とも呼べない修行をする、というだけの話でしてw
そもそもさ、本作はカンフーが何たるかを分かってないんだよね。だから映画冒頭からなんか雅楽のような尺八Musicが流れてたりするし完全に中国と日本がゴッチャになっているといういつもの「西洋人が思い込んでる日本(or 中国)」という絵ヅラなんですわな。だからカンフー好きの自分にはほぼ刺さらなかった残念ながら💦
まあ強いて言えば修道院の長老の棒術ななかなかサマになっていたし動きも良かった。それ以外のアクションはほぼゴミ(ヲイ
ところどころでタイトル文字が出て来るのでチャプター分けされてるんだろうと思われますが、そもそも話の内容はほぼカラッポだし話のネタもぶっ飛びまくっていて全く展開もクソもあったもんじゃないのでチャプターの意味もなしw
一応ね、ロシア東方教会なのかな?の修道院が舞台になっていてキリスト教の教義的なモノもふんわり触っているのですが、それが何故カンフーと結びつくのかは全く意味不明。
ただ、旧ソ連時代に抑圧されていたエストニアの若者達の行き場のない鬱憤を「ブラック・サバス×カンフー」というイミフな組み合わせで昇華させたという気概だけは感じられましたわね。まーぶっちゃけ、主人公のラファエル(←この名前も宗教的よな)はカワイコちゃんにモテたかっただけなんやろ?というオチなんですが(ヲイいきなりオチ言うかw)
んー、ほぼ誰にもオススメ出来ない手合いなんですが(コラコラ)、エストニアにこんなくっだらない事をやってる人達がいるんだーというのが知れたのは楽しかったw
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