シーズン1をようやく見終えたばかりの感想です。
キムタクといえばフジテレビとTBSの占有物のような印象が強かったけれども、オトナの事情もありつつテレビ朝日とも組むことになった。オトナじゃないからそのあたりは詳しくないんですけど。
テレ朝としては失敗は許されないからキムタクとのコンビが多い井上由美子さんを脚本に起用。わたしにとって彼女とキムタクといえば「ギフト」だし、井上さんの最高傑作は高村薫原作の「照柿」でしょ。
さて、そんな鉄板なBGだったけれど、どうも最初は調子が出てなかった。作り手も「あ、こりゃちょっと違うな」と感じていたのだろう。テイストをコメディっぽく変えてきて、これが奏功した。後半はすごく面白いです。
このシフトチェンジがあったからこそ、別れた妻役で山口智子が登場するという驚きの設定がむしろ生きたし、最終話であの人が出るのも自然に思える。こりゃ、シーズン2も見なくっちゃ。