12日目「接続」はこちら。
今回「前任校での健康保険証の回収(教育事務所へ届けなければならない)忘れ」が2件。資格喪失後2日以内に届けなければならないのに、すでに4日も過ぎている。えー、私は行ってきたのに、また行くのかよー。お前が行けよー。この忙しいのに、教育事務所まで行くのは遠いぜ。往復1時間半がもったいないよー。
あー、愚痴ってすっきりした。って、すみません m( _ _ )m
……あるなー保険証の関連。意外に時間をとられるんだよね。これはウチの県だけかもしれないけど、期限付職員は(曜日のからみもあるので一概には言えないが)3月30日までの発令が多い。で、一日あけて翌年度の4月1日から雇用されるパターン。退職まで保険証は使う可能性があるので早めに回収するのははばかられる。したがってどうしてもこれは年度末ギリギリの仕事になるわけだ。
社会保険事務所との仲介は教育事務所がやる。雇用者が教育事務所長になるタテマエなので。でも担当者はわずか一人なのにあふれるほどの期限付雇用者がいるので大変。事務職員としても転出書類だの新年度の準備だの決算だのしっちゃかめっちゃかなのでどうしてもなおざりな事務になりやすい。そのために回収忘れが頻発するんだろう。改善策はぜんぜん思い浮かばない。なにより、教育事務所だって人事異動の時期なのである。
まあ保険証の回収なんてたいしたことじゃない、といえばそのとおり。でも問題は新年度。資格取得の事務があるのにその職員の給料額の連絡が遅れ気味だし、初対面の人の扶養状況もなかなか聞きづらいのでこれも後回しなパターンが多いわけ。教育事務所としても社会保険事務所に書類を送付するのは全員の書類がそろってからにしたいのは理解できるけど、これがねー(T_T)、給与事務説明会でも「あの、何校か書類がまだのところがありますので……」と悲鳴を上げていた。
で、結果としてしわ寄せが期限付職員に。
「あのぉ、いつわたしの保険証は来るんでしょう?」
まさか正直に「どっかの事務職員が書類をちゃんと出したらね」とも言えないしなあ。他人事みたいに語ってますけど、県下最低の事務職員であるわたしは、ウチの期限付のひとりが共済組合加入予定者だってことを給与明細をみて初めて知りました。どひー。
次回はまたしても通勤手当関係「地図は有料」
画像は、題名と動機のリンクにびっくり、近藤史恵「サクリファイス」(新潮社)傑作。