雲ノ糸篇はこちら。
「なんとこの日も三日月軒高砂軒はお休みだったので、緊急避難的にわたしのフランチャイズである庄家へ。おまかせランチ」
「伍長の引きの弱さはもはや伝統芸ですよね」
「こんな大盛りのご飯は食べられない!でもおいしかったので完食」
さーせん、昨日も監査が終わったあとにここで飲んでました(笑)。」
そういう学校事務職員なんす。
にしたってさあ、あまりにも忙しすぎてセブンイレブンのサンドイッチとか、転出者が提供してくれたお菓子をむさぼり食いながら(あのね、おみやげみたいのはやめてね)食いつないでいたのはわたしが仕事ができないからです。
「なにしったなやあ(どうしてるんだ)」店主。
「痛風で身動きできなかったの」
お昼は官庁街だから公務員たちがいっぱい来てるんだね。若い職員は「すいませんご飯は大盛りで」
絶句する。
馬場篇につづく。
とみ将篇はこちら。
「伍長、言っていいですか」
「言うんだろ?」
「玉勘のうな重は最高でしたね」
「クミアイに入っていてよかったなあ」
「肝吸いと玉子焼きも最高」
「さあ、仕事するぞ」
「したくない」
おそらく十数年ぶりの玉勘。うまい。玉子焼きがまたうまいんだ。じーんと上を向く。
なんと吉野家篇につづく。