事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

検索ちゃん PART2

2009-02-13 | デジタル・インターネット

Kennsakuchan2 PART1はこちら

2月13日(金)24時45分~25時15分O.A.「ツッパリスペシャル
サンドウィッチマンが検索ちゃんに初登場!!
検索ワードは「不良マンガ」、「若気のいたり」、「ドロップ」などなど。
映画化もされた名作不良マンガに元ツッパリたちが大興奮!
サンド伊達の若かりし日の屈辱の体験とは!?
太田、田中が過去の武勇伝を告白!田中の口から驚きの一言が飛び出る!?
芸人たちの恥ずかし~~い写真も登場する次回の放送をお楽しみに!
<<ゲスト>>土田晃之、次長課長、品川庄司、サンドウィッチマン

……番組サイトより。

この番組は「検索ちゃん」を名乗ってはいるものの、メインはひな壇芸人たちのトークなのはご存じのとおり。わたしのサイトにしたってわずか5秒間(笑)の登場なんだし、画像が撮れればよかったのだろう。30分番組なのに収録はめちゃめちゃ長いそうだから(太田の暴走による)、わたしのブログだってはたして本当に使用されるものだか。

要するにネタの提供をブログに設定してあるのがこの番組の新味。にしても、前号のメールが来たのは2月6日。一週間後にはオンエアなのだからこの業界がいかにギリギリの状態なのかがわかる。

放送日の期日がせまっておりますので、ご返信頂けない場合は使用させて頂きたく存じます。

なるほど、なるほど。

 でもこんなメールが来るのはまだいい方なのだそうだ。先日、同じテレビ朝日の「ウソバスター!」が、わざわざブログをでっちあげて問題になった例もある(「発掘!あるある大事典」の制作会社もからんでいたことで炎上)。

まあ、こっちも番組サイトから勝手に画像をいただいてるんだからえらいことは言えないんですけどね(^o^)。

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検索ちゃん PART1

2009-02-12 | デジタル・インターネット

Kennsakuchan 突然のメール失礼致します。

私はテレビ朝日『爆笑問題の検索ちゃん』という番組を担当しております○○と申します。
この度、貴殿が運営管理されているサイトを番組内で使用させて頂きたく、ご連絡させて頂きました。

簡単な番組概要を以下に記しますので、ご検討下さいますよう、宜しくお願い致します。

番組名:爆笑問題の検索ちゃん

放送局:テレビ朝日

放送日:毎週金曜 24:45~25:15

出演者:爆笑問題(太田光・田中裕二)、小池栄子、ゲスト他

番組内容:
テレビ朝日『爆笑問題の検索ちゃん』では、日頃、気になるキーワードをインターネットで検索し、ゲストの芸人にクイズ問題として出題。正解数の多かったゲストを『検索ちゃんぴおん』とする番組。

使用希望サイトURL:http://hori109.blog.ocn.ne.jp/blog/2007/11/index.html   

使用内容:“不良マンガ”というキーワードでネット検索し、“ビー・バップ・ハイスクール”に関するクイズを出題します。正解VTR中に貴殿が運営するHPの一部を使用させて頂きたいと考えております。

使用秒数:5秒程度

放送予定日:2009年2月13日(金) 24:45~25:15

誠に急なお願いではございますが、2月10日(火)までにメールアドレス××××までご返信を頂けないでしょうか?
ご多忙のところ、大変申し訳ございませんが、何卒宜しくお願い致します。

尚、こちらの勝手な都合で誠に恐縮ではございますが、放送日の期日がせまっておりますので、ご返信頂けない場合は使用させて頂きたく存じます。以上、宜しくお願い申し上げます。

株式会社テレビ朝日 編成制作局制作1部
「爆笑問題の検索ちゃん」〒106-8001東京都港区六本木6-9-1

……もちろんわたしは速攻で承諾した。だって、こんなにおいしいネタはそう転がっていないからだ(笑)。以下次号

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「アキハバラ@DEEP」石田衣良著 文春文庫

2008-04-23 | デジタル・インターネット

Akihabaradeep 「現在サーチエンジンにはおおきく分けて二種類あります。まずひとつはヤフー!のようなディレクトリ型。登録依頼のあったホームページを人間の手で分類しているものです。専門のスタッフでも一日に数百の分類で手一杯だそうです。現在ホームページは数万単位で毎日増加していますし(略)ディレクトリという構造が人がなにかを探すときの考え方に似ているので誰でも直感的につかえるんです。」
「それでもうひとつのサーチエンジンはどんなやり方をしているの」
「インデックス型といいます(グーグルはこちら)。文字通りすべてのホームページから目的のキーワードを自動的に拾う方法です。ロボット型の検索プログラムが勝手に世界中のサイトをめぐって、ある言葉をふくむサイトをごっそりさらってきます。」

検索”というのがどうにもよくわからない。こんな説明をされたところで、あなた信じられますか?世界中に無限に広がるインターネットの世界で、キーワードをぶちこむとあんな短時間で数万、ヘタをすると数百万のサイトをピックアップしてくれるのだ。毎日ヤフー!やグーグルを使いながらも、わたしにとってコンピュータはいまだに一種のブラックボックスだが、その要因のひとつはこの検索というやつだな。だいたいあのヤフー!が、手作業で分類をしていると初めて聞いたのは数年前だけれど、先端を行くように見える情報産業の内情が、実は気が遠くなるような内職の世界だったなんて……

「アキハバラ@DEEP」は、石田衣良お得意のちょっとおしゃれなど根性商売物語。“IT版どてらいやつ男(やつ)”、というか。あるいは今回は、欠落の多いオタクたちが、お互いの長所と障害を武器に敵を攻略する、いわば“脆弱なサイボーグ009”とも形容できる。まあこういうキャッチコピーが次々にうかぶあたりが広告畑出身の石田の作品らしい。

 主人公のオタクたちがつくりあげた、AI内蔵サーチエンジンをめぐる争奪戦。敵のボスはどうみても孫正義。しかしどちらにも正義があるのが、この業界の面白いところなのだろう。情報小説としても、とにかく読ませる。池袋に続いて、石田は秋葉原も魅力的に描いた。「よい人生とは、よい検索だ」がキーワード。面白いっす。

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わたしのお気に入り My Bookmark6~検索エンジンふたたび

2008-04-14 | デジタル・インターネット

My Bookmark5はこちら。

Mail01j 私はgooだな-。タスクバ-(だっけ?)にダウンロ-ドしてる。
見比べたいので検索すると別ウィンドウで次々に開けるよう設定。
あれ?待って。Googleになってる。gooとは違うの?

05752lakemichiganmorningchicago2001 ……でええ。検索サイトの優劣を深く考えてみようと思ったら、こんな誤解をしている人もまだいる。gooはNTTがやってるヤツで、GoogleがいまマイクロソフトとYahoo!をめぐってバトルをくり広げているシェア世界№1検索サイトじゃないか。そこへ殴り込んできたのがこのシリーズで紹介された百度。あれからわたしも「お気に入り」に入れて愛用しているんだけど、ネット上にこんな記事が出ていた。

 2008年1月23日、そんな日本の検索市場に新規参入したのが、中国最大手の「Baidu」(百度)だ。検索エンジンとしては世界でも後発ながら、サービス開始から8年で中国全土におけるシェアの7割を獲得。単純なキーワードによるマッチングだけでなく、漢字そのものが持つ多様な意味を分析して検索結果に反映させる「意味理解」の技術を特色としている。同じく漢字圏である日本でその技術を活かす準備が整ったことが、日本進出の契機となったのだとか。
「キーワードに対してどんな検索結果が得られるかは、検索エンジンごとに異なる傾向があります。ヤフーでは、キーワードに関連する企業の公式サイトや大手サイトのトップページなどが結果の上位に表示されやすく、グーグルではより細かいページ単位の被リンク数(ページランクと呼ばれる)が重視されます。Baiduではページランクを主体とせず、キーワードの意味からユーザーの行動や目的を分析することで、さらに直接的な結果が得られることを目指しています」(Baiduの取締役・舛田淳さん)
(R25編集部)

……そうだったのかっ!検索結果の順位決定方程式は各サイトの秘中の秘なんだけど、まさか漢字の意味までとは。しかし百度は著作権に対する甘さがあって、レコード会社に訴えられたりしている。いかにも中国らしい。つまり『検索』という作業ひとつとっても、背景には文化や哲学がしっかりと透けて見えるということか。そしてわたしたちがどのサイトを選択するかが、その哲学への評価になるのだろう。この業界、やっぱり面白いです。でもね、この業界の何が不思議かといって、やたらに中国人あるいは中国系があらわれるのはなんで?

※画像は、マイケル・ケンナがあまりにすばらしかったのでもういっちょ。

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わたしのお気に入り My Bookmark5~作家の日常

2008-04-14 | デジタル・インターネット

My Bookmark4はこちら。

080320_hetappi ネット上には、多種多様な人たちが日記サイトをもうけている。典型が前に特集したブログの女王たちだろう。さるさるのようなメールマガジンサービスも、そんな需要に応えたものだ。

 他人の日記をのぞき見ることははっきりと悪徳。でも、およそ知り合うはずのない特異な職業の人間がどんな日常を過ごしているか、めちゃめちゃに面白いのもまた確かなのだ。わたしが日ごろチェックしている日記サイトは以下のとおり。

◇「大陰嚢でごめんね」http://www.furutachi-project.co.jp/sakka/sam/data/index.html 
変な読み方をしないでくださいよ。これで「おおふぐり」って読みます。放送作家の鮫肌文殊(「さんまのからくりTV」「ぐるぐるナインティナイン」などを担当)が、毎日毎日中古レコード漁りをしながら業界を渡り歩く。B級な食いものと阪神に目がなく、限界を超える飲酒に日々とりくんでいる。わたしはこのサイトをのぞくたびに、「あーオレはまだまだ健康だ」と安心することができるのである。

◇「佐々木譲のプッシュピン」http://blogs.dion.ne.jp/sasakijo/ 
警官の血」で久方ぶりにブレイクした佐々木譲。北海道警告発シリーズのためではないだろうが、北海道の某所に仕事場をおいている。ところがいつもいつもネット環境に苦労していて、結局は札幌に逃げ込むことになった。この人はけっこう短気な人で、彼の日記は罵倒の連続でもある。先日も評論家の呉智英と一騎討ちしていた。がんばれ佐々木。でも執筆中の「制服捜査2」には期待してるんだからちゃんと仕事もやってね。

◇「小路幸也のDiary」http://www.solas-solaz.org/sakka-run/newdiary.html 
東京バンドワゴン」の小路幸也も北海道在住。広告代理店勤務から作家に転身しただけあって、トレンドへの目配りも怠りなし。ほぼ同世代なので、コメントにはうなずけることが多い。ブレイク寸前のため、あふれるほどの仕事にあっぷあっぷしている。その意味で、これまたわたしの清涼剤サイトになっているのだ。つらいのはオレだけじゃない、とか(笑)。

My Bookmark6へつづく。

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わたしのお気に入り My Bookmark4~ちりとてちん

2008-04-13 | デジタル・インターネット

My Bookmark3はこちら。

Mail01b 普通の勤め人ならばNHKの朝ドラを毎日チェックなんて無理かも。でも私はBSで朝7:30~と夜7:30~の再放送を毎日欠かさず見ています。

Chiritote 最初、私と子ども2人がはまって見ていましたが、今では夫も必ず出勤前に見て行きます。一家でお気に入りの番組です。
見ていない人は、途中からでもいいのでぜひ見た方がいいです。ブログの方でも紹介されてますが、脚本が絶妙に面白く、毎日必ず笑えるツボがあり、それでいて泣ける場面もあり、朝からウルウルくることも……。

ヒロイン・貫地谷しほり(スウィングガールズ・上野樹里の友人役)の演技も好感もてます。
こんなにおすすめの「ちりとてちん」ですが、視聴率がいまいちとか。従来の朝ドラとはタイプが違う面白いドラマなのに……。
「ちりとてちん」を知らないのは損!ぜひ、今からでも↓の公式サイトとブログを参考にして「ちりとてちん」を見て~!! 視聴率がわるくても盛り上がらないと!!

ちりとてちん公式サイト http://www3.nhk.or.jp/asadora/
NHK朝ドラ「ちりとてちん」日記 http://lovelovedrama.seesaa.net/

……そうなの。ウチの奥さんも「ちりとてちん」は絶讃しているのだ。前作の「どんど晴れ」は「あんまり立派なのよあのヒロイン(`・ω・´)」と毒づいていたのに、今期は毎昼(彼女は12:45から観ている)のめりこんで見ている。

 つい先日も朝日新聞で「こまやかにして充実の物語が、緩急自在に展開される。ときに意表も突かれる。つまり、目が離せない。『時計代わり』になりえず、視聴率が芳しくない理由の一つだろう。でも、だからこそじっくり見たい『ちりとてちん』。あとは後半も、この好調が続くかどうかだ」とまで言われているのだ。

 わたしもたまに見るんだけど、なにしろヒロインがヘタレ娘なのがいい。すぐ、くじけちゃうのね。そんな彼女に、和久井映見(絶品)と江波杏子が呆れるパターンが笑わせる。その逆もありだしね。個人的には「新選組!」で密偵の山崎を演じた桂吉弥が兄弟子役で出てくるたびにうれしく思ってます。「タイガー&ドラゴン」「しゃべれどもしゃべれども」につづき、落語ものに外れなし!

……放映は終了したし、視聴率は史上最低の結果になったようだが、このドラマの評価はむしろうなぎのぼりだ。記録よりも記憶に残るパターンか。これで和久井映見は完全復活し、貫地谷は一線に立った。楽しみだなあ。

My Bookmark5につづく。

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わたしのお気に入り My Bookmark3~みんなの検索エンジン

2008-04-13 | デジタル・インターネット

My Bookmark2はこちら。

Mail03a 私の場合、メインはYahoo!で調べものはGoogleです。
ランク付けに合わないサイトを探すときは、Yahoo!内のサイト検索を使います。
画像検索は百度がお薦めです。
アダルト画像についてはGoogleを凌ぎます。(^_^)v
恐るべし中国。

Harbwall ……Yahoo!の圧倒的な牙城がくずれている現状は知っていても、百度(バイドゥ)ってのは知らなかった。しかも検索エンジンで世界第三位とはっ!ソニー前会長の出井が社外取締役になっていることからもわかるように、この中国企業は日本の市場を重視しているようだ。

※出井について、ソニーの子であるわたしは言いたいことがたくさんある。出井こそ、ソニーを凋落させた責任者だろう。液晶技術を早々に見限ったことでテレビにおけるシェアをシャープにくわれまくり、技術者たちを涙させた罪は重い。有機ELテレビを世界で最初に市販するまで、はっきり言ってソニーはソニーじゃなかった。

※Googleがどんどん日本でも伸びているのは、検索機能云々よりも先に、Yahoo!などがポータルサイトとして親切になりすぎた(つまりださくなった)ことが背景にあるんだと思う。オフィスのパソコンで「ホーム」が簡素なGoogleだったりすると、「やるなあ」って感じするもんね。

それにしても、検索エンジンってインターネット界における最大の発明じゃないのか。これがなかったらネットがこれほどの勢いで普及することは絶対になかったはず。しかしそれがこれほどの商売になるなんて。

確かに問題点はあるんだと思う。ググるたびに自分の嗜好がGoogleに情報として蓄積されていくのは気持ちがいいものではない。どんなサイトが検索されて上位にくるかは各エンジンが秘中の秘にしているのも怪しい。でも、数十億のサイトからどんな形であれ関連情報をアッという間に提示してみせる手法は、どれだけ説明されてもわたしにはマジックにしか思えないのだった。

Le_notres_garden さて、暮らしの手帖みたいに実際にどんな情報が最上位にくるかやってみましょう。写真家「マイケル・ケンナ」と入力したときに出てきた画像です。上からGoogle とinfoseek(Bookmark1の疑問がここで判明。共通のエンジンを使用しているのだった)、Yahoo!と百度(なぜかいっしょでした)です。さあ、どれがあなたにフィットした検索エンジンだろう。

My Bookmark4につづく。

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わたしのお気に入り My Bookmark2~ブログの女王

2008-04-13 | デジタル・インターネット

My Bookmark1はこちら。

Shibata_photo  芸能ジャーナリズムで、たまに「ブログの女王」ともちあげられるタレントがいる。あ、ウィキペディア(これもわたしのブックマークにちゃんと入っています)で調べたら

「ブログの女王」→ 眞鍋かをり
「新ブログの女王」→ 中川翔子(中川勝彦の娘とはねぇ)、あるいは若槻千夏
「ブログの歌姫」→ 柴田淳
「ブログの達人」→ ともさかりえ(一日平均100万ヒット!)

なのだそうだ。へー。なかなかブレイクしないと思っていた柴田淳は、こんなところでメジャーになっていたのか。かと思えば何かの拍子に自分のブログが“燃え上がって”しまうタレントだっている。ちかごろで言えば、吉野紗香がブログで「攻殻機動隊」の草薙素子をやりたいと書き込んだら、攻殻オタクたちから「ふざけんじゃねぇ」とコメントが殺到。あるいは、星野奈津子が香川の祖母と孫の行方不明→殺人事件にふれ「あれは絶対……」という書き込みで一年間の謹慎処分をくらっている。

 善悪はともかくとして、ブログというものがこれだけ注目をあびているのか。それぞれに読者がいて、その内容に一喜一憂しているわけだ。これは驚き。わたしはネットという社会は、コアなファンを慰撫するだけの、もっと“軽い”ものだと思っていたので。

 わたしがネットに求めるものとは、たとえばこんなサイト。

デイリーポータルZ」 やる気のない残業時間にみるサイト、とみずからうたうように、脱力系のくだらないネタが満載である。そのなかでも、毎週土曜日に登場するべつやくれいにわたしは夢中。彼女は特に手芸系、工作系のバカなネタが多い。わたしひとりのお楽しみかと油断していたら、作家の北村薫がべつやくの「ココロミくん」を今年のベスト本にチョイスしてしまっていた!あの人は、ほんとに色々なところに目を配ってる。おそるべし北村。

Betsuyaku01   それはともかくべつやくれい。実はものすごい美人なのである。わたしのストライクゾーンどまんなか。なーんだそんなことで「お気に入り」なのか、と言われそうだけどさにあらず。べつやく、という珍しい苗字で気づきませんか?彼女は劇作家の別役実の娘であり、すっとんきょうなセンスは、どうやら父親譲りのようなのである。ぜひ。

My Bookmark3につづく。

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わたしのお気に入り My Bookmark 1~検索

2008-04-13 | デジタル・インターネット

D_02robot  さて、新シリーズ開始。人にそれぞれ愛読書や好みの音楽があるように、好きなサイトだって違っているはず。勇気を出してそのサイトを紹介してもらおうというわけ。

 どうしてこんなことを思いついたかというと、一般の書籍やCDは、数が多いとはいえ製造や販売にコストがかかるわけだから、流通している量は有限だ。でもサイトは違う。特にちかごろはブログの流行もあって(なにしろわたしだってやってるぐらい)、無限といえるほどに存在する。だから、本や音楽ならベストセラーやミリオンセラーとして評判になるとしても、サイトの場合はどれだけアクセス数が多くてもまったく知られていない場合もある。第一、あなたの隣の人がいま見ているサイトって想像もつかないでしょう?ひょっとしたら、わたしが知らないだけで世の中にはとてつもない娯楽がインターネットの世界には存在するかもしれないのだ。これはくやしい。

 だから「この1冊」の読者という限定された範囲でだけでも「こんなに面白いサイトがあるぞ!」って情報を、誰よりもわたしに教えてほしい。そんなわがままな企画です。

 さて、そうは言ってもブラウザからしてみんな違っているはず。わたしは(そして多くは)マイクロソフトのインターネット・エクスプローラー(以下IE)を利用しているけれど、IEにおける「お気に入り」、他のソフトなら「ブックマーク」を紹介してほしいのですよ。

 人にたずねるんだから自分のお気に入りをしばらく紹介していきましょう。

 まずは検索エンジン。無限につらなるネットの世界といえども、これは寡占化が進んでいるのではないだろうか。メジャーなのがGoogleYahoo!かな。ポータル(玄関)サイトをどちらかにしている人は多いと思う。わたしはウチのパソコンがYahoo!で職場はGoogle。でも画像検索がやりにくいのでそちらはNTTのgooに頼ることが多い。ここのスクロール検索はほんとに便利だから。ところが、Yahoo!もgooも出てくる画像がどうもつまらない。そんなときはなぜか楽天のやっているinfoseekがいいんですよ。どんな理屈で検索しているんだかさっぱりわからないんだけど……この事情は次号以降に判明する。

My Bookmark2につづく。

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電車男

2008-03-23 | デジタル・インターネット

Denshaotokoganbare 既に時事ネタとして消費し尽くされた感のある「電車男」。しかしこの物語には、味わうべき点がもっともっとあったと思う。

……「この1冊」ではもうおなじみの『2ちゃんねる』から発生した純愛物語。ああもう既に二律背反だ。鬼畜“2ちゃんねる”の“純愛物語”だぁ?

 秋葉系とよばれるイケてないヲタク男が、偶然まきこまれた電車内のトラブルで知り合った女性とのやりとりを“お互いのつらさを舐め合おう”的なスレッドに書き込みした。参加していた住人たち(この辺、2ちゃんねる語が多くてすみません)は彼の悩みに答え、叱咤し、そしてチャチャを入れる。

 彼女にプレゼントされたティーカップのロゴが読めず「HERMESって書いてあるけど、どこの食器メーカーだろ」(おかげで彼女は後にエルメスさんと呼ばれることになる)などと徹底的に洗練とは対極にいた電車男は、みんなの応援を背に勇気をふりしぼり、恋愛というステージに躍り出る……

 なぜこの本がここまで支持されたかはよくわかる。こーんな普通の恋愛話をこそ、みんな聞きたかったのだ。彼女に電話するべきかドキドキし、デートにどんな服を着ていけばいいか悩みまくり、そしてどんなときにキスを……おぼえがあるじゃないですか。その記憶と困惑を追体験できるのだ。そしてそれ以上に、電車男とエルメスさんのお互いを思いやる気持ちが泣かせる。その善なる思いが、しかし鬼畜なチャットサイトに花咲くあたりがいかにも現代なのだが。

※しかしこの物語、「好きって言ったらもっと好きになっちゃいましたw」他エルメスさん名セリフ満載。感情移入しやすいようにちゃんとできているのだ。わたしは全肯定する。

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