事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

iPodを修理する?PART1

2013-01-08 | デジタル・インターネット

Ncm_0201今さら、iPodを買う」で特集したように、とにかくわたしのiPod Touchはクルマで大活躍だ。特に長距離を転がすときなど、落語をじっくり聴くことができるのでたいそう重宝している。

この年末年始は、クルマにまったく乗らず(初詣なし、初売りなし、初荷なし)、ずーっと引きこもるか雪かきばっかり。

で、4日に出勤するときに、バッテリーは大丈夫かなあとちょっと心配。おお、一発始動。でかしたフォルクスワーゲン。

ところが、車載のiPodは電池切れ寸前。うーん、こりゃ今すぐパソコンにつないで同期ついでに充電してやろう……

ぺち

……ん?あらー、車庫で落としてしまった。まあ動いているようだからだいじょうぶじゃろ。でも部屋の明るいところでみたらご覧のようなシワシワが。ゴミでもついたのかなー。ひびでした(T_T)

マイブームの米朝師匠にもうしわけないけど、ひびぐらいなんでんねん。このまま使いたおしたろやないけ。

でも、iPodのキモである、画面にタッチしてコントロールしようとすると、指になにやらザラザラと……あっぶねー。こりゃ、修理しなくちゃダメですな。ガラス交換ぐらい簡単だろ?ということでメルマガ仲間にどこにもっていけばいいのかきいてみた。そしたら……PART2につづきます

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「係長 青島俊作THE MOBILE 事件は取調室で起きている!」

2012-11-04 | デジタル・インターネット

Nakamurayasuhiimg01 時系列でいうとどこの事件なのかな。映画第三弾の直前?ラストのセリフでうかがえるからね。

織田裕二の一人芝居だときついなと思ったら、あの笹野高史や中村靖日が出てきてうれしいかぎり。

だって「運命じゃない人」で無垢なる善人を演じた中村は、あのイメージのまんまで以降もキャリアをつみあげていて、ほんの少ししか出てこない「ステキな金縛り」でも、いるだけでおかしい。彼自身のおかしみと、中村をキャスティングするセンスの幸せな融合か。

ちょっと商売がはいった作品だけど、そのあたりも「踊る大捜査線」に似合っていてお得な一本でした。

で、ちかごろ見た映画につづけて彼が出演していたのでその特集はもうすぐ!

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「スティーブ・ジョブズ」  講談社

2012-03-13 | デジタル・インターネット

Stevejobsimg02

スティーブ・ジョブズ IIスティーブ・ジョブズ I スティーブ・ジョブズ I
価格:¥ 1,995(税込)
発売日:2011-10-25

スティーブ・ジョブズ II
価格:¥ 1,995(税込)
発売日:2011-11-02

完全にスティーブ・ジョブズの側に立てば、各企業はこう総括できるだろうか。

ゼロックス……優秀な技術者を擁しながらコピー屋から脱却しようともしない

SONY……豊富なコンテンツと技術を活かすことができないのろま

マイクロソフト……美的感覚が劣っているのではなく、美的感覚がない

ヒューレット・パッカード……終わっている

Google……泥棒

この評伝は、しかし返す刀でジョブズの、そしてアップルの欠落もあからさまに描いている。

なにしろジョブズ自身が“絶対にいっしょに働きたくない人間”№1確定。部下の仕事をとりあえず罵倒、アイデアはすべて自分のものにする、感情的ですぐ泣き出す、簡単に社員の首を切る、スピリチュアル方面に傾倒している……

他にも、実は本当にオリジナルなものは発明していないとかの指摘もあって、一連の流れからすると確かにそうなのかも、とは思う。

でも、マックユーザーがウィンドウズを嘲笑することからもわかるように、アップルの製品はとにかく美しいし、所持していることが喜びに直結している。

自分のiPodになぜ事実上マニュアルやON/OFFボタンがないのかと面食らったけれど、そんなものを取っ払う美意識こそがアップルの、ジョブズの真骨頂だったわけだ。タップやスクロールするたびに、ユーザーと製品が一体化するような感覚になれるのも、彼の執念の結実なのがよく理解できた。スマホを買うときは、こりゃアンドロイドじゃなくてiPhoneにするかも。

それにしても面白すぎるぐらいに面白い本で、実の父母に捨てられ、ビジネス上の父親たちにも捨てられたドイツとシリアの血の入った青年が、余技かと思われたピクサーの成功によって復権していくあたり、わくわくする。

iTunesに楽曲を提供してもらうために各アーティストに直接交渉するなどのアクティブさにもびっくり。ジョーン・バエズの恋人だったのも初耳。

まあ、くどいようだけどそれでも一緒に働こうとは絶対に思いませんが。

※ジョブズの死からまもない出版だったこともあって、なかなかむずかしい記述もある。ルパート・マードック親子(盗聴野郎たち)との交流など、上梓があと三ヶ月遅れていたらそぉーっと削除されていたかも。

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パソコン買いかえましたPART4

2011-02-07 | デジタル・インターネット

Windows7img01_2 PART3はこちら

 新しいパソコンになって、まず何がうれしかったかというと、そりゃー噂に違わず立ち上がりがメチャメチャ速くなっていたことだ。これまでは、スィッチを押してからタバコを一本吸わなければならないぐらいだったし、職場のXPにいたっては、朝の職員打ち合わせの時間まるまる必要。

「いやー速くて速くてうれしいな」

「でもそれって、7であることもそうなんでしょうけど、パソコンのスペックの向上もあるはずですよ」

サポーターは冷静。なるほど、他の作業もみんな速くなってるもんな。

 加えて、YouTubeなどの動画サイトとつながっても、回線速度は変わらないはずなのに処理が速いからか視聴もスムーズ。ちょっと思いました。光、いらなかったか?(笑)

 画面がでかいのもうれしい。こんな幅広画面でどうすんだと思ったけれど、これだけ余裕があればふたつのファイルを並列させて、ってやり方も普通に行える。

 でも文句もある。例のOffice2007で採用されたオープンなんとか方式。拡張子にxがくっつくあれね。おかげでこれまでのwordやExcelとの互換性がなくなった問題。まあ、オトナの事情とはいえ、なんか釈然としない。世の流れだからいずれ「この1冊」もそちらに移行することにはなるんでしょうが……

 それだけでなく、新しいwordやExcelにおいて、ここまで操作の変更を加えなきゃならなかったのだろうか。いや、どうせユーザーであるわたしの側が慣れていくのはわかっている。でも、たとえば行数の変更があんなマイナーなところに追いやられているのって納得できないぞ。

※これも読者から指摘があり、Office2007にはそれこそ壮絶なクレームの嵐だったのだとか。その数およそ2億件(笑)わかるぞー。

……とかなんとか言いながら、日々新しい発見があるのがうれしいところ。さまざまなソフトにおいて、検索機能が進化していることに助かってもいる。あと半年もしたら、学校のXPパソコンにいらつくことになるんだろう。そうやってまた定期をくずすことになるのかなあ(T_T)

【パソコン買いかえました・おしまい】

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パソコン買いかえましたPART3

2011-02-06 | デジタル・インターネット

Vaionewjimg02 PART2はこちら

 とりあえずやんなきゃいけないのはメルアドの移動。

 でも、きいてはいたけれど今度のパソコンにはアウトルックエクスプレス(OE)がない!っていうかあのソフト自体のバージョンアップがもう行われていないのだとか。これにはびっくり。これまで毎日毎日使っていたのに……

 理由はいろいろあるらしいが、とりあえず世にはびこるウィルスの多くがこのソフトめがけてつくられていた背景があるようだ。特に初心者はみんな最初からパソコンに入っているこのソフトを使うので、感染させるのにもっとも適したソフトでもあったようだし。

 ということで今度はウィンドウズライブメールなるものを使うんだけど、OEからOEなら移植は簡単らしいのに(あとできいたらOutlookにやればいいらしかった)、OEからライブメールへのデータ移動はむずかしいんだとか。

 うーん。仕方ない。OEのデータをCSVで書き出して、ライブメールへ…………

おお、ちゃんと移動した!えらいぞオレ。でも漢字がうまく移ってくれない。やれやれ。150人の名前を入れ直しました。問題は、これまで送受信した3万通のメール。USBメモリを使ってシコシコと……あきらめました。まあ、いつかやることも……ないだろうな。

※なんと読者から裏っぽいケーブルを貸してもらうことに。よかったよかった。

 あ、その前にセットアップの話。最初のパソコンのときは苦労したぁ。ダイヤルアップの時代だったし、汗だくでがんばったことを思いだしてウンザリ……あら?無線LANだからなのか、勝手に接続しやがる。ほとんど何もしていないに等しい。こっち方面は便利になってたんだな。ネット接続がらみはまもなく「ウチに光がやってきた」と題して特集しますのでお楽しみに。

 さて、新しいパソコンの使い勝手は……以下次号

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パソコン買いかえましたPART2

2011-02-05 | デジタル・インターネット

Vaionewjimg01 PART1はこちら

「で、今度はなに買うの?」

「金もないからなー……めんどくさいや、やっぱりVAIO。やっぱりJシリーズ」

スペックとかで選べないのかお前はっ!金がないんじゃなかったのかっ!と突っこまれていることは承知でございます。いいんだよオレはよ、どうせSONYの子どもだよ。ふ。

 前のパソコンが長持ちしたっていうけど、でもそれはデスクトップだったから、なのは誰も異論はないでしょう?この十年でパソコンを携帯してなくて困ったことってそうはなかったから、ノートにするつもりはさらさらなかった。

 でもOSにはこだわった。学校で使っているパソはXP。でも重いんだよね。これがVistaになるともっと重いのは伝え聞くところ。となればこれは絶対にWindows7でなければならん。

「速いよー。サクサクだよー」

と7ユーザーから自慢かまされまくりだったし。

 さて、問題は金かぁ。これも学校の事務室のなかで解決する横着ぶり。給料日にやってくる労金職員に

「日頃より港座のポスターを貼ってもらったり、衷心より御礼申し上げます。ご愛顧にお応えして……定期をくずしていいですかあ」

 やってきました新VAIO。11月初め。

 えーとデータの移植は、とパソコンサポーターに書いてもらったメモを見ながら……あら?新しいパソコンのデスクトップには【VAIO引っ越しサポート】なるものが。おー、このソフトを使うとLANケーブル一本でファイルの移動からメールの設定まで全部やってくれるんだっ!SONYあざーす!

 さっそく起動すると無情のひと言が。

「XP以降のOSにしか対応しておりません」

ファッキンSONY!以下次号

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パソコン買いかえましたPART1

2011-02-04 | デジタル・インターネット

Vaioj11img01  前のパソコンを買ったのは2000年ジャスト。マジで前世紀。まだ営農していたときだったから、ちゃんと必要経費として減価償却までやってました。農業収入の青色申告ソフトも入れてたし。

 それから十年。ふつうなら2、3台は買いかえてなきゃおかしいぐらいの年数を、わたしのVAIOはひとりでがんばってきた。

 大きなトラブルは一度だけ。前に「フリーズ!」で特集したように、完璧に固まってしまい、修理のついでにOSの入れ替え。ウィンドウズのMe(なつかしー)から2000(涙でるー)に。で、そのまんま突っ走ってきたんだからえらいでしょ。

「っていうか、よくハードディスクが壊れませんでしたよね。ふつう、逝っちゃいますよ」

と学校にやってくるパソコンサポーター。その意味ではラッキーだったんだろう。

 でも、CDドライブが動かなくなったり、これまたなつかしのCRTディスプレイが映らなくなったり(さすがに液晶ディスプレイ購入)、満身創痍。

 そんなけなげなVAIOとどうしてお別れする気になったかというと、それはOSのせい。マイクロソフトが各OSに賞味期限をもうけているのはご存じだろうけど、同時にウィルス対策ソフトまで更新できなくなっちゃったのである。

なんだよウィルスバスターよぉ。連日添付ファイル付メールを出しているわけだから、さすがにこれはやばい。まあプロバイダの方にも毎月お金を払って、データを“洗って”はいるんですけどね。

 でも、いざ買うとなるといろいろめんどくさい。また最初のときみたいにセットアップに手間がかかったりするんだろうな、みんなのメールアドレスを移植するのもフリーズのときとは桁が違うめんどくささだろうし……と先延ばしにしていたら、学校の端末が更新されることになり、なじみの業者がやってきた。ええいこうなったら

「ウチのパソコンも更新するっ!」

「毎度ありがとうございますぅ!」

以下次号。

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Google VS Yahoo! PART3

2010-08-12 | デジタル・インターネット

PART2はこちら

 ものすごく単純なくくり方をすると、Yahoo!は歴史的にディレクトリ型と呼ばれる検索方法をとってきた。いまでは信じられないことだが、人の手を使ってサイトをピックアップしていたのである。この方式のメリットは、人の目が入ることから、クズみたいなサイトを排除して、質の高いサイトが優先できるということだ。

 しかしそこへ、Googleが代表するロボット型と呼ばれる検索方法が殴り込んできた。なにしろこの方式は、ロボットスパイダー(ロボット蜘蛛。そうかWWW~World Wide Web~とは世界的に広がった蜘蛛の巣って意味だからな)がネット上を常に徘徊し、機械的にサイトをピックアップするのである。

どちらも、ちょっと気が遠くなる。正式にいえばふたつの方法をメジャーな検索サイトは少しずつ導入しているし、どんなサイトが検索の上位にくるかのアルゴリズムは秘中の秘ということになっているので素人にはわけわからん。

でも、そんな謎の要素がありつつ、事実上検索がGoogleのみになってしまうのはいかがなものだろう。

ちょっとここで検索をやってみましょう。「事務職員」「山形」というキーワードをぶちこんで検索してみます。

Yahoo!ではブログ「事務職員へのこの1冊」は23番目に出てきます。それではGoogleはどうなのかというと……おお、10番目だ。トップページかあ。

と喜ぶのは早計というもので(うれしいけど)、Googleの検索は、検索した単語の蓄積をどこかでやっていて、どうやら検索した本人にフィットするようになっているのではないか。だからみんな同じ結果になるかは微妙。それに、クズサイトを払いのけるYahoo!の方が下位だってのは(T_T)

にしても、検索の一元化は、いわば“辞書がたったひとつ”の言語世界に例えられるだろう。思いもしなかったサイトに引きずりこまれるのが検索の醍醐味でもあったわけで、どうにも今回のYahoo!とGoogleのタッグは、だからちょいと気持ち悪いのであった。

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Google VS Yahoo! PART2

2010-08-11 | デジタル・インターネット

PART1はこちら。

 ヤフーの発行済み株式は、ソフトバンクが38.6%を保有し、米ヤフーは34.78%で2番目だ。検索エンジンの採用で日米ヤフーは別の選択を行い、いわば「ねじれ」の状態になる。井上社長は、グーグルの採用について「(米ヤフーの)意に反して決定したわけではなく、経営トップと相談のうえ決めた」と説明。今後の両社の関係も全く変更はないという。

 米国では「
グーグル対ヤフー・MS連合」の図式だが、検索エンジンだけをとると日本は違う戦略だ。アスキー総合研究所の遠藤諭所長は、この「ねじれ現象」について「米ヤフーの世界戦略は、日本のヤフーにとって関係ない、違う軸で動いていくとの印象が強まった」と話す。

 そもそも今回の提携は、米ヤフーが独自のエンジンを捨てMSと組んだことが理由の「消極的」な出発点だったが、「検索エンジンとして最適、しかも広告システムに優れているグーグルを選ぶのは自然」と見る。筆頭株主ではない米ヤフーも「仕方ない」と了承するしかなかったのではないか、と遠藤氏。

 井上社長は、現在使用している米ヤフーの検索エンジンでも、日本人ユーザーに提供する付加価値の高い情報は日本側で独自に提供していると話す。今後グーグルが検索の基盤になっても、高い自由度をもってサービスにあたると独自性を強調した。グーグルとの連合で、日本での
検索市場のシェアは9割に達すると見られる。両社の検索、広告配信システムに関する契約期間は当初2年間。その間、どこまでヤフーは「独立性」を発揮できるかが注目される。

7月27日20時32分配信 J-CASTニュース

 もっと意外だったのは、Yahoo!が自前の検索エンジンを持っているにもかかわらず、Yahoo!JAPANが、いわば敵であるGoogleのエンジンを採用した経緯だ。Yahoo!において、検索エンジンを二年ごとに変えているというのもびっくり。

 わからなくはないのだ。正直、わたしも検索は常にGoogleを優先させている。なぜなら、ほかの検索サイトとの“精度”“確度”が段違いだから。

 たとえば、自分のブログのバックナンバーを検索するときに、ブログを始めたころはカテゴリから引っぱってきたのだけれど、コンテンツが2000を超えたらGoogleで「事務職員へのこの1冊」「○○○○(めざすバックナンバーの名)」で検索した方がよほど速い。

 しかしYahoo!では、どうにもめざすサイトにたどり着くまで「時間がかかる」し、「別のサイトを選択しがち」だからだ。
 これは両者の(現在の)検索エンジンの違いに起因しているみたい。以下次号

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Google VS Yahoo! PART1

2010-08-10 | デジタル・インターネット

ヤフーの検索 エンジンをグーグル提供 シェア9割、「独自性」発揮できるか
7月27日20時32分配信 J-CASTニュース

 日本のヤフーの検索エンジンがグーグルになる……。ヤフーは決算発表の席上、米グーグルとの提携を発表、グーグルから検索エンジンと検索連動型広告配信システムの提供を受けると発表した。米ヤフーの検索エンジンを使っていたが、同社がマイクロソフト(MS)の検索エンジンに乗り換えるため、日本のヤフーも別のエンジンを探さねばならない状況だった。日本では検索市場のシェアを争っていた最大のライバルをパートナーに選んだ理由は何か。

ヤフーの井上雅博社長は2010年7月27日、10年度第1四半期決算説明会で、グーグルから検索エンジンと検索連動型広告配信システムの提供を受けることを明らかにした。検索エンジンは、ヤフー独自の調整を加えてカスタマイズするという。井上社長は、「グーグルから基本的な部分は提供してもらうが、その『味付け』は独自に行う」と、グーグルとの違いを強調してみせた。移行時期は未定だが、「なるべく早く」としている。

……こ、これはびっくり。前に検索サイトを特集したときもいろいろとお勉強になったけれど、今回はそれ以上だ。まず、現在の世界の検索サイトの状況を整理すると

・Google

・Yahoo!

・百度(Baidu)……中国発のサイト

・NAVER……韓国系

・Bing……マイクロソフトが巨額の資金を投入して開発

などがあり、世界規模で見ればGoogleがシェアのほぼ半分をにぎっている。ところが、なぜか日本ではYahoo!がトップであり、その理由として

・ポータルサイトとしてYahoo!を選択している人が多い

・Yahoo!利用者では、サイトの検索よりも、Yahoo!のサービス(オークション等)を利用する時間の方が長い

ことが挙げられている。すでにここでびっくり。みんな、インターネットで何をやってるの?以下次号。

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