PART2「わたしの娘は左利き」はこちら。
「読む人を阻害しない小説にしようと気を使って書きました。この小説に出てくる人たちは、あなたを否定しない。読んで、人と関わることってそんなに悪いものじゃないと思ってもらえれば」
「水車小屋のネネ」で本屋大賞第2位となった津村記久子さんのことば。あ、そうか。本屋大賞はこの作品で鉄板だと思ったが、上には上がいたか。
本屋大賞のランキングは……
大賞 525.5点「成瀬は天下を取りにいく」宮島未奈(著)新潮社
2位 411点「水車小屋のネネ」津村記久子(著)毎日新聞出版
3位 403点「存在のすべてを」塩田武士(著)朝日新聞出版
4位 340点「スピノザの診察室」夏川草介(著)水鈴社
5位 263点「レーエンデ国物語」多崎礼(著)講談社
6位 258.5点「黄色い家」川上未映子(著)中央公論新社
7位 227点「リカバリー・カバヒコ」青山美智子(著)光文社
8位 172点「星を編む」凪良ゆう(著)講談社
9位 148点「放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件」知念実希人(著)ライツ社
10位 131.5点「君が手にするはずだった黄金について」小川哲(著)新潮社
……2位と3位は読んでいて、でも大賞作品を読んでないのはくやしいな。それにしても凪良ゆうは毎年強いんだなあ。川上未映子はもっと上に来ると思ったのに。にしても……
「なにも全部の順位を発表しなくてもねえ」と書店員に。
「ですよね。小川哲は怒ったんじゃないかなあ(笑)」
とりあえず、1位と2位はうちの図書館にそろっています。
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