2024年はたいそうな数のDVDをレンタルした。加えて、地元のレンタルショップは次々に閉店し、わたしが通っている店舗もDVDの棚はどんどん縮小されている。
はて。あとはどんな作品を借りればいいんだろう。
フラフラとアニメのエリアに入りこむ。
あ、そうか。これをレンタルすればいいんだ。
「千と千尋の神隠し」を超えて、日本映画史上最高の興行収入(400億!)をあげた、いわずとしれた「鬼滅の刃」である。
TVアニメ「立志編」「無限列車編」「遊郭編」「刀鍛冶の里編」プラス劇場版と、全27枚を正月から一気に見まくり。おかげで頭の中で「レンゴクさん」「ジョーゲン」「ネズコ」などのフレーズが飛び交っている。
家族と静かな暮らしをしている炭焼きの少年が、鬼によって家族を惨殺され(ひとりだけ生き残った妹は鬼になっている)、修行を重ねて鬼を倒していく、これが基本線。
少年ジャンプ連載作品らしく、勝負勝負の連続で、おまけに鬼の強さが数値化されているあたりもジャンプらしい。敵を倒すために「考えろ」「考えろ」とつぶやくなど、「ダイ・ハード」をはじめとしたハリウッド作品らしさも備えている。
シリーズ構成と脚本はufotable(ユーフォーテーブル)。製作はSONYの系列のアニプレックス。ていねいな仕事をしているなあ。
大ヒットした無限列車編に顕著だが、ランキングが下位のはずの鬼が強すぎる(笑)とか、バランスの悪さがあるとはいえ、ギャグもたっぷり仕込んであって満足。楽しいお正月を過ごさせていただきました。
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