ジュディ・オング - 魅せられて Live 1979年
1位「夢追い酒」渥美二郎 145.4万枚
2位「魅せられて」ジュディ・オング 102.0
3位「おもいで酒」小林幸子 99.7
4位「関白宣言」さだまさし 99.0
5位「北国の春」千昌夫 85.7
6位「ガンダーラ」ゴダイゴ 82.0
7位「YOUNG MAN」西城秀樹 80.7
8位「チャンピオン」アリス 78.0
9位「みちづれ」牧村三枝子 74.2
10位「カメレオン・アーミー」ピンク・レディー
これが、1979年のオリコン年間チャート。音楽評論家の鈴木は、その特徴を演歌をふくむ歌謡曲とニューミュージックの拮抗だとしている(11位にはサザンの「いとしのエリー」が入っている)。そしてアイドルの不在。ピンク・レディーの凋落は目を覆うほどだったし、実は山口百恵の歌は売上的には渋いものがあった。
くわえて、1979年はなんといってもミッキー吉野の年だったと鈴木は結論づけている。彼の曲やアレンジは図抜けていたと。
わたしもこの年の音楽シーンはけっこうおぼえている。だってTBSの「ザ・ベストテン」の人気が絶頂を迎えるあたりだったからだ。木曜9時。学生時代のわたしも毎週見ていました。
なにをやっても数字がとれないアナウンサーだった久米宏と、玉ねぎ頭の黒柳徹子が司会。もちろん演歌系や歌謡曲サイドがメインだけれど、ニューミュージックのアーティストがイベント的に登場することで高視聴率に。この年の最高視聴率は35.8%だったというからおそろしい。で、そういえばやたらにゴダイゴが出ていたなあと。
しかしこの番組でもっとも愛されたのは桑田佳祐ではなかったろうか。彼と黒柳徹子の掛け合いは最高だったもの。そして、サザンを中心としたニューミュージック全盛の時代に移り変わっていく、その境目が1979年だったというわけだ。納得。
にしても、現在のチャートとの、あまりの違いにたじろぐ。1979年というより、昭和54年なんだよなあ。
アレンジ特にイントロがすごくかっこよくて、映画館でシビレました。
(ビデオなど無い時代、二枚組のドラマ版LPを買って、音だけで浸っておりました。)
いまだにカバーされる息の長い人気曲になりましたね。
少し前には映画「キタキツネ物語」で、こちらも音楽が素晴らしく、
当時小学生ながら映画館で感動し、後年サントラ買いました。
(町田義人が歌う主題歌「赤い狩人」も最高です!)
「ガンダーラ」含め、当時の私はゴダイゴでできておりました。
こうして書いていても、すごい作品を連発していたんだなあと感心。
近ごろCMソングでまた使ってますよ。
で「キタキツネ物語」がテレビでオンエアされて
もんのすごい視聴率を叩き出したとき、
日テレがスタートさせたのが「熱中時代」
だったんです確か。違ったかなあ。
それがきっかけで懐かしくて動画を検索した人、初めて聞いて動画にたどり着いた人がいるらしく、なんか嬉しくなりました。
だって素晴らしい歌で素晴らしい歌声なんですもん。
オンエアされて視聴率がすごかったというのは、そういえば記憶してます。
そこから「熱中時代」につながりがあるんですか?
キタキツネ人気の影響で主人公が北海道出身になったとか?
で、そのキタキツネ物語がとんでもない
視聴率を叩き出した真裏でスタート
したのが熱中時代だったの(違ったかなあ)。
そっちの視聴率は12%ぐらいでした。
まさか最終回でキタキツネ物語と同じような
視聴率をとるとは……
あ、調べてみたら違いました(笑)すみません。
ミッキー吉野が夕刊フジで、ゴダイゴ45周年記念連載してたそうです、7か月間。
いつか本になるかなあ、出してほしいなあ。
(ところで熱中時代も刑事編も観たくてたまらなくなってる私です。)
「はーいー、だいじょうび」
かわいかったなあ。