CASE5「職務専念義務違反」はこちら。
校内倫理委員会ネタをお休みして、リクエストがあったので今回はリフレッシュ特休を特集します。
まず、存在自体を知らない人もいるようなので解説すると
「職員としての勤務期間等を考慮して県教育委員会が県人事委員会と協議して定める職員が、心身の活力の維持及び増進を図るため勤務しないことが相当であると認められる場合」
にとることができる特別休暇です。お役所言葉の連続でなんの解説にもなっていませんね。この特休は現在、30才、40才、50才に“なる年度”にそれぞれ5日間とることができます。
勤務不要日などをのぞいて、原則として連続してとることになっていますが、かえって取りづらいとする意見もあって平成17年度からは分割してとることも可能になっています。
この権利は、田川の労働組合員が支部の定期大会で「民間会社にはリフレッシュ休暇の制度が定着してきているのに、どうして公務員にはないのか」と発言したことが契機になっています。
県教組の大会でこの件が提案された時のことを、わたしは絶対に忘れないと思います。なぜなら、“そんなことが絶対に実現するはずがない”とばかりに場内に笑い(!)が起こったからです。
県教組という労働組合の代議員たちにして、こんな認識でした。多忙を嘆く教職員自身が、そのことを常識化して考えすぎていたのではないか、とリフレッシュ年休→リフレッシュ特休として制度化された現在、つくづくと思うのです。
ブラックな職場にどっぷりとつかっていたのは昔からでした。
画像は「大豆田とわ子と三人の元夫」(2021 関西テレビ)
周到。最初の夫(松田龍平)二番目の夫(東京03の角田晃広)三番目の夫(岡田将生)と離婚した大豆田とわ子に松たか子。ヒロインの名字が大豆田という変わったものなのに対し、元夫たちは田中、佐藤、中村という平凡さ。そして三人ともメガネをかけているという設定が最終回で炸裂。堪能いたしました。
2022年9月号「懲戒処分」はこちら。
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