うまい店ピンポイント シャツが消える

「2回目の接種の日に」はこちら。

「久しぶりに妻と侍。最後の客でした」

「要するに下着とベルトを買いたいって地道な話ですね伍長」

「巨大な虹」

「副虹も出てましたね」

「でもどうして副虹が逆の色になるのかは妻に説明できませんでしたー」

とても不思議なことが。

わたしの下着が次第に消えている。いやチャリ通で着替えなければいけないので学校のロッカーに2、3枚は置いてるのよ。それにしたってさあ。

「シャツを買いに行かない？」妻にリクエスト。

「いいわよ」

痩せたので普通のLサイズを購入。

「おかしいわねえ、どうしてシャツが消えるのかしら」

「だよなあ」

「もう夏も終わりだからそっち系のを片づけただけなのに」

それか！あんたはチャリに乗れないからわかんないんだ！まだ汗をかくの俺は。ヒートテックなんか着れないからまだ。

「富重とマーブル」篇につづく。