Time On My Hands - Stan Getz
PART4「オリンピックは火の車」はこちら。
「自分だけでなく他人の命を守るためにもワクチンの接種を受けるべきだ」という価値観は広がっていくと思います。接種を受けない人が後ろめたい気分を抱えることもあるでしょう。十分に間隔が空いていても、マスクをせずに道を歩いているだけで批判されることもある社会なのですから。
ワクチンというのは、周囲が接種を受けてくれれば自分は受けなくてもその恩恵にあずかれる。だからワクチンの接種を受けない人に対して「他人の命を大切にしていない」などと批判が起こることはあるかもしれません。
でも、「コロナワクチンの接種を受けない人は他人の命を大事にしない、社会を大事にしない人だ」などと批判する人がいたら、あなたはインフルエンザのワクチンを毎年受けてきましたか、と尋ねてみたいです。
……人類学者、磯野真穂氏の発言。大いにありえますね。排除の理屈が優先されがちなこの国の、特に田舎ではワクチンをめぐってひと騒動あるだろう。某業者が
「こないだ酒田で感染者出たでしょ。あれ、うちの会社です」
「いいのかよそんなことばらして」
「会社のHPにちゃんとアップしてありますよ」
偏狭な田舎者とはわたしのことだったのだ。
PART6「教師のバトン」につづく。
本日の1曲はスタン・ゲッツ。いい。
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