異国にまぎれこんだ西洋人の視点で蛮族を語る、という手法は「ラスト・エンペラー」の原作「紫禁城の黄昏」などでおなじみ。フォレスト・ウィティカーがアミンの孤独と、だからこそ他者に過敏に攻撃的になる尊大さを演じておみごと。さすが、アカデミー主演男優賞である。
でもね、描写があまりにもワイドショー的ではないだろうか。たしかにアミンの所業は残酷で狂的、そして子どもじみているが、その描写までエログロでなければならない理由はないような気がする。ちょっと残念。
ラストがエンテベ空港の事件だったのは実話なんだろうか。だとしたらこれも実にワイドショー的。
実はエンテベがウガンダにあったことも忘れてました☆☆☆★★
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