2018年12月差額号「忘年会の翌朝。」はこちら。
印刷室に新しいコピー機がやってきたのは2017年の夏。CANONの
Image RUNNER ADVANCE 6565
そうです。例の280万円(税別)の彼女です。モノクロでプリントアウトするときはそっちを選択してね、とリクエストしたのをみんな守ってますよね。守れよ。
そして今年、新人が職員室に。EPSONのインクジェット複合機
LX-10000F
こちらの彼女は定価260万円(税別)。期せずして印刷室と職員室でプリンタ業界の1位と2位が激突することになりました。
参考までに、2017年の国内インクジェット製品の出荷台数のトップはEPSONでシェアは43.8%。2位がCANONで43.7%とデッドヒートをくり広げています。3位のブラザーのシェアは10%で、ほぼこの3社の寡占状態。レーザープリンタはCANONがトップでリコー、ゼロックス、京セラなどの戦国状態です(IDC Japan調べ)。
今週、山形にやってくるという噂のEPSONの社長は、まさにこのインクジェット複合機でレーザーの市場をぶんどろうと考えているらしい。
さて、10000Fの特徴は
・消費電力が小さい
・実はコピー機(65枚/分)を凌駕するスピード(100枚/分)
・高画質(去年配布されたブラタモリのチラシは、この製品でカラーコピーされたものです)
・ランニングコストが安い(スマートチャージの契約よりも安価)
……いいことだらけのようです。ま、これは業者のセールストークですけどね。市内の小中学校でこの機種が入っているのはうちだけ。要するに実験台。
「他の学校にも宣伝してよ」
とリクエストされているけれども、それは請求書を見てからだな。
画像は「アリー/スター誕生」A Star Is Born
あの哀しいお話をなんとレディー・ガガで再映画化。前から脱ぎたがる人ではありましたが、まさかこんなに……。オリジナルの名セリフ
“Hello, everybody. This is Mrs. Norman Maine. ”
を現代に甦らせるために、登場人物にはブラッドリー・クーパー以外にラストネームが与えられていません。うまく考えたなあ。
PART2「定期昇給」につづく。