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「人の一生は重き荷を負うて遠き路を行くが如し 急ぐべからず 不自由を常とおもへば不足なし 心に望みおこらば困窮したる時を思い出すべし 堪忍は無事長久の基、いかりを敵と思へ 勝つ事ばかり知りて負くる事を知らざれば 害その身に到る おのれを責めて 人を責むるな 及ばざるは過ぎたるよりまされり
日光東照宮宝物館(ちなみに、鍋島勝茂が奉納した肥前名刀も展示あり面白かった)で
家康の遺訓とされる書を拝見しました。
現代を生きる者にも教えられることだと思いました。
私を含め、あまりに便利で快適な世の中が「当たり前」の現代人は、あらゆる面で、昔の方々に比べ「堪忍」が足りないように思います。
そして、
自分のことは棚に上げて、
他人に厳しく容赦ない
そういう現代の風潮があるように思います。
写真↑は有名な日光東照宮陽明門の裏側(出口側)