お寺のオバサンのひとりごと

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干し柿

2007年02月25日 | 仏教
 私は甘~い、やわらか~い熟し柿が大好きなんですが、
 しばしば、布教使さんが、浄土真宗の「信心いただいた姿」を「干し柿」に例えて話されることがあります。

 干し柿は、元は、しぶ~い渋柿ですよね。それがお日様の光をうけ、やがて、甘い干し柿に変わる。

 柿(私)から渋(煩悩)を取り除いたわけではない。
 
 渋をもったままの柿が(煩悩をかかえた私のまま)、太陽(仏さま)の日差し(智慧の光)を受けて、やがて、渋柿(自己執着の強い私)が甘い干し柿(仏の心を喜ぶ・我執を離れた視点を心に持つ 私)に転じられる。

と言う例えです。

 私の場合、私自身が甘くおいしい干し柿に転じられるのではなく、太陽の光を浴びて、「みずみずしさを失い、単にしみ、しわが増え、ひからびた食えない干し柿だ」と陰口が聞こえてきそうではありますが・・・


  
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3 コメント

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Unknown (維真尽)
2007-02-25 16:44:56
干し柿~~

やわらか~いのより
かたく かわいたのが~~
すきです~よ(笑)

食えないなんて とんでもごじゃりませ~~ん
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大好き (くれまちす)
2007-02-25 16:49:17
我が家は、皆、干し柿が大好きです。私は嫁いで、干し柿、湯豆腐のおいしさを知りました。娘のころは、水炊きを食べていましたが、主人が鶏を嫌いなので、もっぱら、我が家は湯豆腐ですね。去年の秋、久しぶりに里帰りをしたら、姉が水炊きを作ってくれました。とても、懐かしくて、美味でした!
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Unknown (法専寺)
2007-02-26 09:54:12
維真尽さん、「食えないやつ」と思われないように、頑張りま~す。
外見はしなびていく一方でしょうが、感性はみずみずしくありたい・・・と。希望をもっています。


くれまちすさん、福岡は、やっぱり、かしわの水炊きですよね。
佐賀は(ウチだけなのか知りませんが)は、水炊きしませんね。あっさり昆布出しの湯豆腐。
湯豆腐、最高!!
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