お寺のオバサンのひとりごと

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平生業成

2013年01月06日 | 仏教
 平生業成(へいぜいごうじょう)とは

 生きている平生(死を待たないで、今、生活している時)に、本願を聞いて、おまかせする(信)をいただくところに、
往生(覚り・仏の世界である浄土に往って生まれる)が決まった身に成らせていただく(往生の因が就する)ことです。

 
 3日早朝、午前6時を待ったように電話が鳴りました。
 だいたいこの時間の電話は、間違い無く訃報です。

 M・Tさん(83才)の訃報でした。

 Mさんは、お元気な間、欠かさず法座にお参りくださり、お聴聞重ねられた方でした。
晩年は、身体も思うようにならず、お寺参りは、かないませんでしたが、
 「平生業成
 どんな死に方をしようと、臨終は何も問題ない

 安心して、生きさせていだだける・・・有難いこと 

と、Mさんのご往生に際して、あらためて感じたことでした。
南無阿弥陀仏

 


 

 
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