お寺のオバサンのひとりごと

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門徒葬

2007年10月15日 | 仏教
 きょうは、先日ご逝去されたS寺ご住職の「門徒葬」(本葬)でした。

 組内の住職、坊守さん方のご葬儀では、組内の坊守は、きちんと喪服・着物の礼装で参列することになっているので、自分でもちゃもちゃと着物をまとい、着付けをご近所のご門徒さんに手直ししていただいた後、夫婦でS寺さんへ。

 「門徒葬」の次第はこうなっています。

 導師: 組内M寺住職
 結衆(けっしゅう・導師と共に勤行をする僧侶):組内の住職方(ウチの住職もone of them)

13:40 お内仏前勤行: 庫裏のお仏壇前で「讃仏偈」(短いお経)をおつとめし、組内の坊守達がお焼香する
 
 内仏勤行の後、組内の坊守、参列の僧侶方は、本堂内陣の余間に座って開式を待つ。

14:00 本葬開始 行事鐘と共に 庭儀(ていぎ): 葬儀委員長(総代・責任役員さん)、ご遺族が、法名、ご遺骨、遺影を持って、庫裏から、一旦外をまわって、本堂入り口から入堂する。 続いて、導師、結集も入堂する。

 院号伝達:教務所長さんが、本山からの院号を葬儀委員長と喪主に伝達、渡されます。

 三奉請 というお経の後、喪主、葬儀委員長 焼香
 
 弔辞 組長さんに始まって、ご門徒代表、幼稚園PTA会長、友人、政治関係者まで8人の弔辞 (涙、涙・・・)

 読経 遺族、参列者 焼香

 弔電披露

 葬儀委員長、遺族代表挨拶 (また、涙、涙・・・)

 最後に 仏讃歌の「みほとけに抱かれて」を歌って閉式でした。

 1時間30分、トータルで2時間以上、ビシッと正座していましたので、終了後、膝がすぐには伸びませんでした。

 ウチの前住職の門徒葬(平成11年)の時も、弔辞を何人もの方にお読みいただき、正座の時間が長くなったため、遺族焼香で足のしびれた長女が無理に立ち上がって捻挫。(転倒して、笑いをとらなかっただけよかったのですが・・・)
 葬儀の後は、松葉杖の娘を毎日、高校まで車で送迎という余計な仕事が増えたのでした。 皆様、足がしびれた時は無理をなさいませんように、ご注意くださいませ。
  
 



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