眼鏡フレーム国内生産95%の福井県。
視力の悪い私ですから、福井県鯖江の「サバエメガネ」の名はよく存じておりました。
鯖江メガネ誕生の映画「おしょりん」が公開されていることを先日、佐賀市出身の映画評論家・西村雄一郎氏の新聞記事で知りました。
昨日、町内のシネコンへ。
映画は現代の福井県の紹介から始まり、明治時代の物語へ。
村の産業として眼鏡フレーム作りを立ち上げ、やがて成功するまでのお話。
「おしょりん」とは、田畑の積雪が固く凍った状態を言うのだそうです。
田畑も道も雪に埋もれ、どこまでも続くまっ白な「おしょりん」は本当に美しかった。
映画では、真宗と思しき立派な仏壇が安置された庄屋の仏間が度々出てきます。
やっと、安堵した当主のお母さんがお仏壇に報告されるシーン。
あの時代の庄屋の大奥様方が念珠も持たず、仏壇にお参り(合掌礼拝)されるとは思えないのですが・・・
丁寧な作品であるだけに、ちょっとそこだけ気になってしまった私です。
写真は私の鯖江メガネ。
かけ心地よく、大変お世話になっています。
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