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お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

春休みのお寺の子ども

2013年04月04日 | 雑感
 佐賀教区各組で巡番報恩講ピークの今、
佐賀の真宗寺院は、どちらも大忙し。

 会所当番の寺院は、たくさんの法中(僧侶)さん、参詣者をお迎えするため、そりゃもう大騒動で、倒れそうなくらい大変なのは言うまでもありませんが、

 会所当番でない寺院も、家族で、いつ、誰がどこのお寺にお参りして、誰が留守番するのか、誰の車にご門徒さんの誰々をお乗せするのか、予定を立てて動きます。

 佐賀の真宗寺院の幼い子ども達には、「春休み」(親と花見に行ったり、遊園地に行ったり)がありません。

 留守番か、出かけるとしたら、巡番報恩講が勤まるお寺に同行。

 法要中「しっ 静かにしなさい
と親に注意されながら、子どもにとって退屈な時間を過ごします。

 でも、こうして、小さい時から、仏さまの前に座らされ、まだわけもわからないまま「念仏」を称えさせていただくのは、有難いことだ と しみじみ思います。

 佐賀独特の行事 「巡番報恩講」って、お寺の子どもの教育にとっても、素晴らしい

 こうして、佐賀の真宗寺院の子ども達は、春休み、遊びに行けないまま、新学期を迎えるのであります。
 南無阿弥陀仏

 

 
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (なまくさ)
2013-04-04 11:55:17
確かに春休み=巡番報恩講でしたね。今でもですが(笑)
子供の声が聞こえるご法座。これこそが本来の姿なのでしょう。

子ども達も大人に見守られ仏様にお育ていただきながら、同時に大人もお育ていただくことです。
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お育て (法専寺)
2013-04-04 18:44:56
なまくさ さん

コメントありがとうございます。
まこと、大人(特に私のように身体は年取っても、精神年齢の幼い者)も 仏さまに、育ていただく尊い場が巡番報恩講のご縁であります。
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Unknown (なまくさ)
2013-04-04 23:51:52
身体は年を取っているとか、精神年齢の幼いとか。このブログにてよく読むフレーズのような気がしますが、阿弥陀さまの前には関係のないことでありましょう。
自分を卑下することを聞かせていただくのではないと思いますが。
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卑下ではなく (法専寺)
2013-04-05 07:41:25
なまくさ さん

私は自分の老いや精神年齢の低さを卑下しているのでなく、事実を申し上げているのですが…おっしゃる通り、阿弥陀さまのお救いは老いも精神年齢の低さも関係ありませんね。自然あるがままに…
南無阿弥陀仏
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