お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

壁の男

2018年07月12日 | 本紹介


例によって、図書館でお借りした、貫井徳郎さんの著者

人は悲しみをかかえながら、生きている。
読みながら、何度も泣いてしまいました。

主人公のお母さんの言葉が素敵です。

「才能のある人の方が偉いしすごいから、才能のない自分は価値がない。そう思っているんじゃないの。でもそれは大きな間違いよ。」

「有名な人は偉いの?」

「金持ちは偉いの?」

「才能の有無と、その人の価値は、まったく別の問題なの。才能があるからって、ただそれだけで人の価値が決まるわけじゃない。何をしたかが大事なのよ」
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7月の言葉 その3

2018年07月11日 | 仏教
 

法語カレンダー 今月の言葉は

 親鸞聖人の『浄土文類聚鈔』のお言葉。

 雑毒の善をもって かの浄土に回向する
 これ必ず不可なり


 私の「善」には、どうしても「毒」(自分中心の思い)が混じります。
 よって、そんな私が、善と思うことを重ねて、満足しても、浄土(仏の境地)には、ほど遠い。

 当時、オウム真理教の殺人事件に関わったのは真面目な青年達であったのでありましょう。それが、人生の指針となるものを間違えて、とんでもない方向に行ってしまった。
 
 仏教は、自己陶酔ではなく、一つの主義主張に凝り固まることではない。

 仏教は、自分の心を見つめるのであって、自分の生きる道(教義)以外の他人を侮ることはない。

 死刑が執行されてしまったが、かってのオウム真理教の彼らは、長い拘置所生活の間に、心が変化することはなかったのだろうか。
 どんな気持ちで死刑執行まで生きてこられたのだろう。

 そして、何よりも残念なのは、現在も、既成仏教のお寺が単なる風景になっていて、本物の仏教が正しく伝わっていないことです。
 若い方々、いや、大多数の年配の方々の心にも、届いていないことです。

 ああ、もったいないなあ

 

 
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梅雨明け

2018年07月09日 | 佐賀ネタ
大雨の後、きょうは快晴。そして、いきなり、35℃近い猛暑になりました。

まだ、26℃ほどの涼しかった(と言っても湿度の高い)昨夜は、
「若っかもんで飲もう会」でした。

昨夜は参加者が5名と少なく、ちょっと寂しかったのですが、楽しく過ごさせていただきました。ご参加くださいました諸氏に厚く御礼申し上げます。

さて、早々、梅雨明けした東京に帰った次女。
区の産後サポートを利用、職員さんに付き添っていただいて(生後2ヶ月のベビーカーを押していただいて)、次女は2歳の長男が案の定、抱っこと言うので、抱っこして、赤ん坊の予防接種に行ったらしい。

このような産後サポートは、佐賀でもあるそうですが、子育てを手厚く支援していただいて、有難いことです。
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7月の言葉 その2

2018年07月08日 | 仏教
 法専寺山門前、掲示板の今月のことばは、
先日、寺族婦人会で聞かせていただいたこと書かせていただきました。

 人生の旅を終え
 帰する場所
 浄土があってこそ
 苦悩も心配も 乗り越え
 安心して生きることができる



 大雨による甚大な被害が広がっています。
 ウチの若院も6日、出勤先が浸水、駐車場の車も水没で帰宅できなくなりました。
 事務所2階で一晩過ごし、翌7日早朝、長女(若坊守)が、車の通行可能な場所まで迎えに行き、ゴムボートで事務所を脱出した若院と待ち合わせ、帰宅したのは昼過ぎでした。

 ところで、きょう、お中元を頼んでいた店舗から電話が・・・
 「配達のメドが立たず、配達希望をされていた日にお届けできませんので、ご了承ください」

 もう、お中元どころじゃないですよね。

 東京の次女に届けたいものがあり、宅配業者に行ったら、
「7月8日以降のクール便は受付はできません」の貼り紙が・・・

 被害の大きかった県は常温も配送不可になっていて、佐賀県含む多数の県では、配送遅延になっておりました。

 関東は含まれていませんでしたが、「(関東も)遅れる場合もありますので、ご了承ください」とのことでした。
 
 
 
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大雨

2018年07月07日 | 佐賀ネタ


凄い雨でした。
ウチの周辺のクリークもギリギリまで水位が上がりましたが、雨が上がり、今朝は特別警報も解除。クリークの水位も下がっています。写真 ↑



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故障続き

2018年07月05日 | 雑感
 7月3日、台風7号、佐賀は大きな被害なく過ぎてゆきました。
それでも最大瞬間風速32.2m。数時間、大荒れでしたから、交通はマヒ。倒木なども多々あり。怪我をされた方もおられるようです。

 法専寺は、本堂入り口に少し雨が吹き込んだのと、境内にイチョウの葉っぱが散乱したくらいで済みました。
 7月4日、台風の過ぎた早朝から台風に備えていた本堂を元に戻し、境内掃除。まだ草取りまで手が回っていません。

ところで、この数日、台風とは関係無く、故障続き。

 まず、7月1日、門徒会館のエアコンが故障。(7月4日修理完了)

 次に、7月2日、庫裡の台所のドアノブが壊れて、閉まらなくなった。(7月4日修理完了、15年前のドアノブだから、在庫の合うものを探してくださった)
 
 そして、7月3日、突然、炊飯器が故障。電源が入らなくなった。
購入した家電量販店へ持ち込み。3年の保証期間だったため、修理依頼。
しばらく、鍋で御飯を炊くつもりだったら、なんと、「代車」ならぬ「代(炊飯)ジャー」を貸してくださった。

 私も、つい先日、手を包丁で切って左手故障から修理完了(治癒)したばかり。もう、故障がないように願っています。

きょう7月5日は、また雨。時々、かなり強く降っています。
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7月の言葉

2018年07月04日 | 仏教
「ほのぼのカレンダー」東井義雄先生の 今月の言葉は

 「してあげる世界」から
 「させていただく世界」へ

 そうですね。
「私が、やっている」「私が、我慢している」「私が、お世話してあげている」
ではなく
 「させていただく」

 「私が」私が」の意識の強い私です。
 「させていただく」
 人前で謙虚ぶって言う、口先だけの表現でなく、
心から「させていただく」と生きてゆけたら・・・と、有り難く拝読いたしました。

 


 

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都会の子育て

2018年07月01日 | 雑感
6月30日、次女が生後2ヶ月と2歳の男子を連れて、里帰り出産から自宅に戻るにあたり、私も付いて東京へ。

7月2日、台風の接近前に、私、無事、佐賀に帰りました。

さて、次女の連れ合い(サラリーマン)は帰りが遅いし、出張が多い。東京に引っ越して間もなく、ママ友もないので、しばらく、子育てが孤育てになりそうです。

東京の子育てで、1番不便なのが、車がないこと。
都会では、駐車場代が佐賀の家賃くらい高額なので、車はウチで預かっています。
地方の市は自家用車がないと不便な反面、どこも駐車場があり、ドアからドア。
子どもが熱を出しても、病院までサッと連れて行ける。雨の日の買い物も大型店に行けば、広い屋根付きの駐車場があり、赤ん坊を雨に濡らす心配もない。

でも、次女の場合、都会では車がないから、なかなか来てくれないタクシーを呼んで待つか、ベビーカーで移動するしかない。
1人で幼子2人を連れての移動は大変。まして、雨の日は外出不可か。
と、私、祖母は心配しています。

都会は元気な大人にはとても便利。
そして、都会の人は、田舎モンより、よく歩く。私も早足でよく歩きました。

田舎モンの私にとって、都会はたまに行くところで、住みたいとは思わない。
佐賀がいい。佐賀は空が広い。かの国からPM2,5が飛んでくるが、都会よりは空気がよい。

佐賀空港に着陸前の広大な平野、パッチワークのように美しい田んぼ。
のどかな田舎。
私は佐賀が好きです。



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