お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

機械対応

2023年12月05日 | 雑感
 

 最近、サービス業はどこも自分で機械を操作しなくてはならなくて、なかなか人に対応していただけません。
 会社に電話しても通じにくい上、やっと通じても、音声ガイドで時間がかかる。
 故障で修理を依頼するのもネットで入力、全角だの半角だのハイフン不用だなどで間違い、画面が動かずに焦る。
 病院の会計も。
 スーパーのレジも。
 飲食店の支払いも、機械だったりする。
 金融機関は、窓口で人に対応していただくと手数料が高い。
 JRに乗るのも、飛行機も、ネット予約、操作に不慣れな高齢者は戸惑うばかり。
 便利なのか不便なのか、わかりません。
 今回も京都から武生(福井県)までJR&宿泊パックをネットで予約したら、切符の発券が九州ではできず、関西での発券。 しかも職員さん対応の「みどりの窓口」では発券できず、観光客で激混みの京都駅「みどりの発券機」の長〜い行列に並んで発券することに。パックなんかで購入しなきゃ良かった?と、戸惑って並んでいたら、案内係の方が、バアサンの私に声をかけてくださり、ショートカットで切符を発券できました。案内係の方、ありがとうございました。
 機械操作やネットに疎い高齢者にとって、困った世の中になりました。
 そういえば、先日、岐阜県高山駅では珍しく自動改札でなく、駅員さん対応でした。海外の利用客が多いためかと、思っていましたが、今回、福井県武生駅 写真 ↑ も自動改札でなく、駅員さん対応でした。
 人に対応していただき、一声かけていただくと、ホッと温かい気持ちになる私オバアサンなのでありました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023年12月の言葉

2023年12月04日 | 仏教
 

 12月2日は佐賀教区の若婦人研修会。坊守が若手女性ご門徒さんとご一緒に佐賀教堂にお参り。同行し、お聴聞してくださったMさん、ありがとうございました!
 
 さて、真宗教団連合(10派)の「法語カレンダー」今年最後12月の言葉は、本願寺派勧学の梯實圓和上のお言葉です。↑

 人間に優劣や差別などない。
皆、同じ人間。
 だって、たまたまその国、その人種、その環境に生まれてきただけじゃないか。

 私の代わりは誰もいない。唯一無二の私。

 浄土とは、怒り、恨み、妬み、優越感、劣等感など、あらゆる醜い煩悩が無くなって、1人ひとりがとても尊く、美しく、輝く世界なのだと、あらためて味わっております。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

巡番報恩講 

2023年12月03日 | 仏教


 
 昨日はお隣N組の巡番報恩講にお参り。
 法要は「無量寿経作法」。
 ご講師は、先日、佐賀教堂報恩講でもお世話になったK師。
 ジーンと心に響くご法話をいただきました。
 「我や先、(他)人や先、きょうとも知らず、明日とも知らず」のこの世の命。
 死んでゆく不安なく、行き先が定まっていること、先に往生された懐かしい方々に御礼の言える世界・浄土があることをユーモア交えてお話くださいました。
 死亡率100%のお互いです。
 虚仮不実の世間のことばかりにとらわれるのでなく、真実・覚り世界のご法話も聞かなきゃ、人生、本当に勿体ない!
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

住職退任式の旅 その3

2023年12月02日 | 行事・案内
 本山での住職退任式。
 京都駅0番ホームから、湖西線〜北陸本線の特急サンダーバードに乗って、初めての福井県へ。
 京都は晴れでしたが、湖西線で琵琶湖(今回初めて琵琶湖の南北の長さを実感)を北上してゆくと、滋賀県北部から雨模様。見事な虹も。
 武生(たけふ・越前市)から、初レンタカー。北陸の天気予報は、ずっと雨。しかも気温が下がると聞いて、積雪するのでは・・・と心配しましたが、雪でなく雨でよかったです。
 3日目は早朝、鯖江市の同じ本願寺派S寺さまにお邪魔した後、福井県の真宗本山3カ寺巡りへ。
 福井県には真宗10派のうち4派の本山があります。
 福井市の専照寺さまは、ちょっと遠いので諦めて、鯖江市の2ケ寺と越前市の1ケ寺を巡ることに。
 先ず、真宗誠照寺派本山・誠照寺(じょうしょうじ)へ。

 御影堂(ごえいどう・親鸞聖人を顕彰する本堂) ↑


 御影堂内 ↑



 境内の親鸞聖人像。↑
 
 次に、真宗山元(やまもと)派本山・證誠寺(しょうじょうじ)。
 

山門 ↑
寺紋は三つ紅葉。

 

 阿弥陀堂の12世紀作の御本尊・阿弥陀如来は御厨子の中で、普段は前にお立ちの阿弥陀さま。

 最後は、越前市の真宗出雲路派本山・毫攝寺(ごうしょうじ)

 

 阿弥陀堂の御本尊の大きな阿弥陀像。



 御影堂の親鸞さま ↑

 

 毫攝寺会館の廊下。↑

 いずれの本山も報恩講を終えられたばかりで参拝者はなく、ゆっくりお参りさせていただきました。
 御影堂、阿弥陀堂2つの本堂があるのも、お荘厳も、ほとんど同じです。
 同じ親鸞聖人の御教えをいただくのですから、もちろん教義の違いもありません。
 
 今回、真宗10派の内、本山・西本願寺も含めて7派の本山を巡らせていただき、とても有難いご縁でした。
 数えきれない多くの皆さまにお世話になりました。
 ありがとうございました。
 雪にもあわず、クマにも襲われず、列車事故もなく、無事佐賀に戻りました。

 

 
 
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする