一期一会’という言葉があるように
人の出会いと別れほど不思議で
人の心に深く刻まれる出来事はないですね。
そういえば3月は卒業の季節、別れの季節ですね。
街にもそれと分かる姿をした若者を多く見かけます。
春になればまた新しい出会いが待っていると
分かっていても、この季節だけはセンチな気分に
浸っていたいものですね。
私事になりますが、我がはっちん家でも
今日、娘が幼稚園を卒園しました。
船の方は昼からの仕事になることもあり、
はっちんも子供の卒園式に出席する事ができました。
元気よくお別れの歌を歌う我が子を見てると
いつの間にこんなに大きくなったかな~と
親ながら不思議な感覚に囚われます。
この幼い子供達を見て、ふと、考えました。
そういえば、自分はもう卒業という感情を
なくして久しいという事、そしてこのようなセレモニーが
もう人生上、恐らくないという事実についてです。
学生の頃は小学校、中学校、高校、大学と
一定の期間に同じ環境の中で過ごす、多くの仲間
との出会いと別れがあります。
しかし、社会人となり、決まった範囲で
仕事と日常生活を営む中では、もう
環境が一変するような体験はなくなるものです。
だからこそ人は、この若く変化にとんだ
この時期を‘青春’と呼び、何歳になっても
その人の心をとらえてはなさないのでしょう。
改めてその事に思いをはせると、歳を
とった自分を少し寂しく思いはしますが・・・
しかし、その点では私達船頭はかなり恵まれて
いるのでは?ということも思います。
私達、保津川下りの船頭をしていると
約2時間という本当に僅かの時間ですが、
毎日、多くの出会いと別れが繰り返されています。
これは観光業に携わる者だけに与えられた
とても素敵な特権だと、今日の卒園式をみて
改めて気が付かせて頂きました。
日本中いや世界中からお越しになる多くの人々と
何か不思議な縁で、私の船に乗り合わせ、そして
僅かな時間をともにして、別れていきます。
一体、私達船頭は生涯でどれくらいの人と出会い
別れていくのだろうか?
このように考えてみると
「この仕事って、まんざら悪くはないな~」と
改めて自分の携わる仕事の魅力を
再発見させてもらったはっちんなのです。
*写真は我が娘とお世話になった先生方です。
2年間本当に娘がお世話になりありがとうございました。
人の出会いと別れほど不思議で
人の心に深く刻まれる出来事はないですね。
そういえば3月は卒業の季節、別れの季節ですね。
街にもそれと分かる姿をした若者を多く見かけます。
春になればまた新しい出会いが待っていると
分かっていても、この季節だけはセンチな気分に
浸っていたいものですね。
私事になりますが、我がはっちん家でも
今日、娘が幼稚園を卒園しました。
船の方は昼からの仕事になることもあり、
はっちんも子供の卒園式に出席する事ができました。
元気よくお別れの歌を歌う我が子を見てると
いつの間にこんなに大きくなったかな~と
親ながら不思議な感覚に囚われます。
この幼い子供達を見て、ふと、考えました。
そういえば、自分はもう卒業という感情を
なくして久しいという事、そしてこのようなセレモニーが
もう人生上、恐らくないという事実についてです。
学生の頃は小学校、中学校、高校、大学と
一定の期間に同じ環境の中で過ごす、多くの仲間
との出会いと別れがあります。
しかし、社会人となり、決まった範囲で
仕事と日常生活を営む中では、もう
環境が一変するような体験はなくなるものです。
だからこそ人は、この若く変化にとんだ
この時期を‘青春’と呼び、何歳になっても
その人の心をとらえてはなさないのでしょう。
改めてその事に思いをはせると、歳を
とった自分を少し寂しく思いはしますが・・・
しかし、その点では私達船頭はかなり恵まれて
いるのでは?ということも思います。
私達、保津川下りの船頭をしていると
約2時間という本当に僅かの時間ですが、
毎日、多くの出会いと別れが繰り返されています。
これは観光業に携わる者だけに与えられた
とても素敵な特権だと、今日の卒園式をみて
改めて気が付かせて頂きました。
日本中いや世界中からお越しになる多くの人々と
何か不思議な縁で、私の船に乗り合わせ、そして
僅かな時間をともにして、別れていきます。
一体、私達船頭は生涯でどれくらいの人と出会い
別れていくのだろうか?
このように考えてみると
「この仕事って、まんざら悪くはないな~」と
改めて自分の携わる仕事の魅力を
再発見させてもらったはっちんなのです。
*写真は我が娘とお世話になった先生方です。
2年間本当に娘がお世話になりありがとうございました。