私達の仕事場である保津川は、京都府下一、
広大な農耕地を有する口丹波地域の農業を
支える‘母なる川’でもあります。
古くから‘京の都’の食を支えてきた伝統を
持つ口丹波の農業は、最近、流行しつつある
京野菜、丹波米などの『京ブランド』の生産地
と姿を変えて、今に伝わっているのです。
その保津川流域の広大な農地に稲を植える
‘田植え’が今、シーズンを迎えています。
今の時期に保津川下りに乗って頂くと、田植え
ならではの河川状況がすぐに分かります。
農業用水として保津川の水が吸い上げられる為、
この時期はどうしても川の水位が減少します。
そして、川の水の色も、田植え時期ならではの
色合いとなっているのです。
普段は魚が泳いでいる姿まで、観ることが
出来る透明度がある保津川ですが、今は
濃い黄土色です。藁や草なども流れてきて
泡状のアクの様なものも浮いています。
観光として見た場合、正直、美しい風景ではないでしょう。
でも、古代から農業は国の根幹、食は
人の命ですから。この時期は辛抱しなくては
なりません。
私達の仕事場・保津川は、険しく広大な山々を潤し、
豊かな農地をはぐくんでいます。
そして、昔より、物資の流通運河として栄え、今、
日本でも有数の川下りという観光資源を残してくれています。
川という自然から多くの恩恵を頂いている私達です。
自然の前には、ただ謙虚にそして素朴な感謝の心を
忘れてはいけない事を、この濁った水の色にみる
はっちんなのです。
今の時期に保津川にお越しなられた皆様、
そういうことなので、しばらくの間、
川の水の色には、ご容赦いただくようお願いします。
広大な農耕地を有する口丹波地域の農業を
支える‘母なる川’でもあります。
古くから‘京の都’の食を支えてきた伝統を
持つ口丹波の農業は、最近、流行しつつある
京野菜、丹波米などの『京ブランド』の生産地
と姿を変えて、今に伝わっているのです。
その保津川流域の広大な農地に稲を植える
‘田植え’が今、シーズンを迎えています。
今の時期に保津川下りに乗って頂くと、田植え
ならではの河川状況がすぐに分かります。
農業用水として保津川の水が吸い上げられる為、
この時期はどうしても川の水位が減少します。
そして、川の水の色も、田植え時期ならではの
色合いとなっているのです。
普段は魚が泳いでいる姿まで、観ることが
出来る透明度がある保津川ですが、今は
濃い黄土色です。藁や草なども流れてきて
泡状のアクの様なものも浮いています。
観光として見た場合、正直、美しい風景ではないでしょう。
でも、古代から農業は国の根幹、食は
人の命ですから。この時期は辛抱しなくては
なりません。
私達の仕事場・保津川は、険しく広大な山々を潤し、
豊かな農地をはぐくんでいます。
そして、昔より、物資の流通運河として栄え、今、
日本でも有数の川下りという観光資源を残してくれています。
川という自然から多くの恩恵を頂いている私達です。
自然の前には、ただ謙虚にそして素朴な感謝の心を
忘れてはいけない事を、この濁った水の色にみる
はっちんなのです。
今の時期に保津川にお越しなられた皆様、
そういうことなので、しばらくの間、
川の水の色には、ご容赦いただくようお願いします。