保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

保津川下りの船に「日よけ屋根」が付きました。

2005-06-18 22:45:16 | 船頭
梅雨に入った割には雨が少なく、連日、真夏のような
強い日差しが照りつける京都・保津川。

水面をつたう谷風は涼やかなものの、やはり船にお乗り
いただいているお客さんには、日差しが
厳しく感じる今日この頃でしょう。

どうやら今年は雨が少ないカラ梅雨なのでしょうか?

保津川下りの船も夏のスタイルである「日よけ屋根」
早速、取り付けてのUVカット運航を始めました。

本来、このスタイルでの運航は、梅雨明けの時期にあたる
7月頃から運航するのが普通なのですが、
今年はいまのところ、雨や曇りの梅雨空が少なく、
晴天日続きで、日差しも初夏を感じる日が多いこと
から、今日からの設置となりました。

保津川下りの日よけ屋根は渓谷の山々の新緑に
溶け込むように、薄い黄緑のビニールを使用し
涼しさを演出。
雨降り用屋根と同じく、竹と木の柱で骨組を組み立てて
作ります。つまり、固定した屋形船ではなく、
取り外し可能な屋根を付けた船なのです。

厳しい日差しもこれでしっかりシャットアウト!

あとは川面を渡る涼やかな谷風と舞い上がる水しぶきを
たっぷり浴びればこれぞ!‘天然のクーラー’しかも
マイナスイオン付きという贅沢さです。

うっとうしい梅雨気分も吹っ飛んで行く気がする
初夏の保津川下り。

是非、お楽しみ下さい。

なお、天候が曇り空の場合は、日よけ屋根を
付けずに運航することもあります。