京都の保津峡~嵐山間を流れる保津川
を下る川下り・保津川下りでは今日、
創業400年目となる仕事始めが行われました。
保津川下りは、慶長11年(1606)嵯峨の
豪商であった角倉了以翁により、川の開削が
行われて今年で400年目に当る年を迎えます。
保津川が流れる京都は、この冬でも
もっとも強い寒波の影響もあり朝から
冷たい風が吹く寒い一日となりましたが、
記念の年の仕事始めとなることもあり、僅か
ではありますが、全国からお客さんが
お越し下さいました。
保津川下りでは今の季節、冬季船という
囲い付き暖房船を運航しておりますが、
例年1月~2月はこの寒さに加え嵯峨野観光鉄道も
休業することから、来客数が年中で最も減少する
時期であり、とても静かな仕事始めとなりました。
この時期の保津川は、春や夏、秋に見られるような
華やかでイキイキとしたダイナミックな渓谷の風景と
いうよりは、賑やかだった祭りの後を思わせるような、
少し寂しげな静けさと落ち着きを漂わす雰囲気が
渓谷を包み込んでいるようです。
その空間の中を一隻の船が、櫂を引く音だけを
渓谷内に響かせ、粛々と下ってゆく時の中に
‘冬’という季節を実感することができるのです。
‘自然の中で生きる’ということの‘意味’を
知る瞬間でもあります。
400年いや、筏の頃も入れると1200年以上
もの長い年月、多くの人の人生と共に、流れ続けて
いるこの保津川。
日常の多忙さや街の喧騒から暫し離れて、
静寂の大自然の中で自分という人間と向き合い、
見つめ直す、そんな‘自分探し’の旅をしに
冬の保津川を訪れてみるのもいいかもしれませんよ・・・
を下る川下り・保津川下りでは今日、
創業400年目となる仕事始めが行われました。
保津川下りは、慶長11年(1606)嵯峨の
豪商であった角倉了以翁により、川の開削が
行われて今年で400年目に当る年を迎えます。
保津川が流れる京都は、この冬でも
もっとも強い寒波の影響もあり朝から
冷たい風が吹く寒い一日となりましたが、
記念の年の仕事始めとなることもあり、僅か
ではありますが、全国からお客さんが
お越し下さいました。
保津川下りでは今の季節、冬季船という
囲い付き暖房船を運航しておりますが、
例年1月~2月はこの寒さに加え嵯峨野観光鉄道も
休業することから、来客数が年中で最も減少する
時期であり、とても静かな仕事始めとなりました。
この時期の保津川は、春や夏、秋に見られるような
華やかでイキイキとしたダイナミックな渓谷の風景と
いうよりは、賑やかだった祭りの後を思わせるような、
少し寂しげな静けさと落ち着きを漂わす雰囲気が
渓谷を包み込んでいるようです。
その空間の中を一隻の船が、櫂を引く音だけを
渓谷内に響かせ、粛々と下ってゆく時の中に
‘冬’という季節を実感することができるのです。
‘自然の中で生きる’ということの‘意味’を
知る瞬間でもあります。
400年いや、筏の頃も入れると1200年以上
もの長い年月、多くの人の人生と共に、流れ続けて
いるこの保津川。
日常の多忙さや街の喧騒から暫し離れて、
静寂の大自然の中で自分という人間と向き合い、
見つめ直す、そんな‘自分探し’の旅をしに
冬の保津川を訪れてみるのもいいかもしれませんよ・・・