保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

京都新聞‘桂川とともに’座談会に出席。

2006-11-16 18:44:51 | マスコミ出演
今日、京都新聞社丹波総局が連載企画している
‘桂川とともに’の座談会が南丹市八木町の八光館で
開かれ私も保津川遊船の400年委員長として
出席させて頂きました。

桂川の一部である保津川が開削されて400周年を迎えることを
受け、今年京都新聞社では‘川’をキーワードとして川と地域、
人々の関わりの中から、将来を見据えた課題や展望、夢を考える
連載企画が進められていました。

この度、保津川開削400周年記念事業にも一つの区切りが
付いたことから「この一年の活動を振り返る」題した総括的な
座談会を開催し、今後の問題点やこれから必要な継続事業など
についての熱い議論を繰り広げました。

私は保津川下り400年記念事業委員長として
また保津川開削400周年記念実行委員会のメンバーとしての
立場から得た体験をもとに「日々の仕事場として保津川」と
いう視点からお話をさせて頂きました。

詳しくは京都新聞の23日(木)の朝刊(丹波版)の記事を
ご覧下されば嬉しく思います。

保津川峡谷の紅葉・2006

2006-11-16 18:15:33 | 京都情報
保津川峡谷の紅葉が色付き出してきました。

毎年、思うことですが、峡谷が紅葉する早さには目を見張るものがあります。
前日までは少し葉の先が赤み掛かっただけだったのに、
一晩過ぎるとすっかり艶やかな赤色に染まっている
もみじの木が多く見られます。

山の紅葉は、若いもみじから順々に赤くなってきます。
その色も若々しくて鮮やかな赤さとなり、周囲を華やかな
気持ちにさせてくれます。

河川のもみじは厳しい自然環境の中で育っているので、
寺院などのもみじに見られる上品さと異なり、荒々しく力強い
逞しさも併せ持った‘赤さ’を感じさせてくれるのです。

これから一日一日、渓谷の山々の景色は、
燃えるような鮮やな‘赤’に染まってゆきます。

いよいよ‘保津川峡谷の秋’がやって来ます。

春の新緑から観光客の目を楽しませてくれた
保津川峡谷のもみじの葉も、その生命の炎を燃すが如く、
赤く染まり、一年のフィナーレを迎えるのです。

年中を通して峡谷を飾った木々の葉の
‘ラストショー’是非、ご覧になって下されば幸いです。