保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

明日、桂川流域見聞「乙訓」が開催されます。

2006-11-18 23:13:59 | 保津川エコ・グリーン委員会
明日19日、私も参加している「NPO桂川流域ネットワーク」が主催する
「桂川流域見聞『乙訓』- 桂川下流域の自然と文化」が京都府大山崎町の
大山崎ふるさとセンターで開催されます。

桂川流域見聞は、第3回世界水フォーラムをきっかけに始まった
桂川上下流交流事業として、毎年桂川流域内で開催場所を変えながら
行なわれているもので、流域各地から市民が集い、現地調査と相互間での
意見交換などをすることで桂川流域のネットワーク化を形成していく事業。

今年で第4回を数え、昨年の第3回は中流域の亀岡を舞台に開催されました。

桂川流域の林業と森林保全、いかだの歴史、ダムと環境・暮し、
農業、治水、利水、漁業、舟運、河川利用など
多面的に流域問題を見聞してきました。

今回は、桂川の最下流域である乙訓地方の大山崎町を舞台に、
桂川下流域の自然と文化に関する情報を共有し、
よりよい流域連携について考えたいと思います。 

 日時: 2006年11月19日(日) 10:00~17:00
 会場: 大山崎ふるさとセンター(京都府乙訓郡大山崎町字大山崎小字竜光3)
 主催: 桂川流域ネットワーク(代表 神田浩史)
 後援: 国土交通省淀川河川事務所、京都府、大山崎町、長岡京市、向日市
 協賛: サントリー(株)
 
プログラム:
     9:30-10:00 受付(長岡天満宮鳥居前階段上)
    10:00-12:00 現地見学(長岡天満宮鳥居前→小泉川新川向橋→ 
           小泉川落差工魚道→桂川右岸河川敷→ふるさとセンター)
           [約6kmを徒歩で移動]
    12:00-13:00 休憩
    13:00-14:30 座談「桂川から見た乙訓の歴史」(ふるさとセンター3Fホー               ル)
  コーデイネーター黒川 孝宏(亀岡市文化資料館館長)
       中尾 秀正(長岡京市生涯学習課)「古代の長岡京について」
       玉城 玲子(向日市文化資料館) 「中世の桂川用水について」
       福島 克彦(大山崎町歴史資料館)「近世・近代の三川合流について」    
    14:30-15:20 地域での諸活動の報告
         5団体(各10分)パネル展示あり
    15:20-15-30 休憩
    15:30-17:00 パネル討論「自然と水辺・課題と展望」
  コーディネーター神田 浩史(桂川流域ネットワーク代表)
   
   パネリスト  徳地 直子(天王山周辺森林整備推進協議会会長、
              京大フィールド科学・教育センター助教授)
        松本 章(大山崎ふるさとガイドの会)
        井上 巌(長岡京市、環境の都づくり会議)
        宮崎 俊一(乙訓の自然を守る会代表)
        澤井 健二(淀川水系流域委員会委員、摂南大学工学部教授)
    17:30-19:00 懇親会(会場すぐ南「結風」、希望者のみ)
   参加費: 無料 (ただし、懇親会参加者は会費2000円程度)
    申し込み: 11月15日までに下記宛お申し込み下さい。
問合先: 速水 紘八郎(桂川流域ネットワーク監査、天王山周辺森林整備推進協議会)
       Tel&Fax: 075-958-1991      
澤井 健二 (桂川流域ネットワーク幹事、摂南大学工学部教授) 
E-mail: sawai@civ.setsunan.ac.jp 携帯:090-2196-9594 Fax:072-839-9124
 

曇りの日の峡谷、紅葉が浮き彫りに。

2006-11-18 22:47:18 | 船頭
朝晩の冷え込みのお蔭で保津川峡谷の紅葉は
日に日に赤みを増してきているように感じます。

しかも今日は土曜日。毎年、秋の京都観光がピークになる日でもあります。

一日、曇り空に覆われたにもかかわらず保津川下りは80艘を超える
船が流れ、大勢のお客さんがお越しくださりました。

曇りの日の紅葉は華やかさはなりを潜めますが、緑と赤の色の差が
はっきり浮き彫りとなり立体感が増すようで趣深いものがあります。

一つ難を言えば、今日の様に太陽が差し込まない峡谷はかなり肌寒いということ。

一日で最も気温が上がる昼の1時~2時ごろでも、
冷たい風が山から下ろしてきて、手もかじかみます。

天気予報では明日も秋雨の降る寒い一日になるとか。

こんな日は暖かい格好にマフラー、手袋やほかほかカイロなどの
防寒対策をしっかりしてお乗り下さることをオススメします。

それから峡谷にはトイレ設備などがございません。
船に乗られる前には必ず‘トイレ’をお済ましに
なってからご乗船いただくことお願い致します。