散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

でももう少し飲まないと帰れない

2012年12月01日 21時11分01秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
鰻でよろしくやって、さっさと帰ればいいものを、そういう訳にもいかない。久しぶりにバー「C」へやってきた。

1杯目はウイスキーソーダ。2杯目はソルティドッグ。珍しいものを飲みたくなったので、カクテル名が思いだせず「ウォッカとグレープフルーツの」なんて言ってしまった。



3杯目はたまに飲みたくなるエンジェルループ。ライチリキュール、ブルーキュラソー、ぺルノーが入っている。全体的にアルコール控えめのカクテルで終了。

外に出ると、雪が強くなってきた。今朝はまた路面が出ていたのだが、本格的な積雪になりそうだ。


疲労回復には…

2012年12月01日 18時57分14秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
もう何だかぐったりしてきた。そんな日の夕食は鰻にしてみよう。燗酒を注文して、まずは鰻串焼きセット。



レバーは鰻大量死という感じだが、さっぱりしたタレで美味しい。



疲労回復にかにもずく。酸味がいいし、蟹の味もしっかりする。

次のくりからはわさびをたっぷり乗せ、醤油で食べる。あっさりの中に、鰻のねっとりとした食感と味わいが感じられる。



板わさとわさび漬で、ゆるゆると酒を飲む。ここで「たんざく」を追加だ。





おお、鰻の内臓、かぶとの各部位も美味しいのだが、鰻の身そのものはやっぱり美味いね。生姜醤油で食べたのだが、この味の強さであれば、にんにく醤油という選択肢があるのも良く分かる。

続いてはうなぎしゃぶしゃぶ。さっと白焼にした身を湯にくぐらせると、これまた違う味わいが活性化するのだ。





5切れしかないので、一枚一枚大事に食べる。レタスの食感もいいし、ポン酢に薬味をたっぷり投入すると、これがまた合うのだ。



そして最後は鰻雑炊だ。最初から出汁のいい香りがする。茶碗に取ろうとすると、中に粘りがあった。餅が入っているのだ。「餅かあ、うん、これはありだな」と日本の食を再認識して、腹も一杯だ。



この店、見ていると結構若い客も多い。寿司屋さんよりは気楽な、ちょっとしたご馳走なのだろう。メニューにカツ定食があるのも、家族連れの中で鰻が苦手な人(特に子供)に注文されているようだった。誰が頼むんだ、と疑問に思っていたが、意味があるものだ。

最後にほうじ茶の香りも楽しんで終了。お店で働く女性陣のおっとりしたサービスも心和む、鰻の「K」であった。

20121201ギャラリー巡り

2012年12月01日 16時26分50秒 | ART
本日はスカイホール→さいとう→三越→道新→時計台→たぴお→大同→プラニスホール→大丸→紀伊国屋→富士フイルム→アリアンス→大洋→NEW STAR→趣味の郷の15か所。途中で背中から何かが抜け落ちるかと思われるような脱力感に襲われ、集中力が切れる。疲れた。

■さいとうギャラリー「浅井憲一2012作品展 蜃気楼」。まずは入口から床に8個、台上に1個の卵型のブロンズ像がある。卵それぞれに杭が刺さっていたり、鎖が埋め込まれていたり、羽や爪が生えていたりする。印象的な第1室である。

「ストーンバード」:スリムな体で頭は石。謎の進化を遂げた鳥類である。高さも120cmほどあり、目を引く作品だ。

■時計台ギャラリー「第24回春陽会道作家展≪絵画部≫」。
奥山哲三「そらをとぶ日.3(本当はローマ数字)」:ゆったりと飛ぶ人の頭には猫、背中には家が載っている。
奥山哲三「そらをとぶ日.4(同上)」:人、猫、家のそれぞれに翼が生えて空を飛んでいる。2作とも色を重ねて、かつ下地の色も生かして、これまでにない雰囲気を生み出している。

斉藤啓子「STOP1(本当はローマ数字)」:赤地に青い色を配し、さらにドキッとする赤い目を描いた作品。
豊嶋章子「陽ざし」:柔らかい陽ざしの中、机の上に梨、ワインの瓶を描いたもの。穏やかな静かさがある。
みずきひろこ「護る」:大自然を護る鳥の王だろうか。ダチョウを正面から描くのは難しいと思うが、迫力が出ている。

それにしてもローマ数字は環境依存でなく、全世界フォントを作ってほしいものだ。

■ぎゃらりーたぴお「内藤ゼミ展」。
川口巧海「星々の王冠」:いわゆるミルククラウンを描いた木口木版。素敵な小品だ。
遠藤千尋「考えごと」:海底で椅子に座るタツノオトシゴ。小さい作品で魅力的な雰囲気。
山地杏奈「アーユルヴェーダ」:色々な模様の蓮の葉、その中を4匹の象が歩いている。静かなリズム感がある。

■プラニスホール「グラフィック・アート&デザイン展」。ポーランド・カトヴィツェ芸術アカデミーに参加している人の作品が無料で見られるとあって、そうなかなか無い機会である。ぜひ見るべし。しかし、12月に入ったせいか、店内・エレベーターは恐ろしい程込んでいる。イライラすること間違いなし。

Marcin Bialas「Block2(本当はローマ数字)」:集合住宅をバラバラに分解し、おもちゃのように空間に飛ばした版画。
Grzegorz Handerek「untitled-for T.S.」:2回直角に曲がったL字のような版画作品。形の面白さを追求している。
渡辺達正「櫻花」:落ちる桜の花びらを繊細に表現した版画。

久後育大「Trace-92」:赤と青の縦じまが、まるで干渉縞のようでもあり、街に降る雨のようでもある。傑作。
千田昇平「死者の庭」:ベニテングタケ? の上にガゼル? の首だろうか。その周りには動物の骸骨が歩き回っているという、それでいて決して不気味ではないポスター作品。



日中は好天だったが…

今年最高!

2012年12月01日 12時47分50秒 | 食べ歩き
今日の昼食は迷走しかかったが、ちょうど目の前に登場した蕎麦屋さん「S」へ行ってみよう。以前から一度は行ってみる予定だったのだ。

地下に降りてみると、結構な混雑状態。タイミングが悪かったせいか、認識されずに座ってしまい、声をかけないと注文も取りに来ないし、水も出ないという目にあってしまった。少し切ない。

注文はオーソドックスに「もり」としてみた。



予想通りワイルドな太さの蕎麦である。つゆは薄めなので、たっぷりつけてもぐもぐと噛むタイプの蕎麦だ。

ところで今年最高なのは、数席離れた所にいた客である。携帯電話で話をしているので非常識な人だなと思っていたのだが、そのまま10分以上、しかも蕎麦を食べながらずっと話を続けやがったのだ。この人(結構いい年配で、身なりもきちんとした人だ)に今年の「最高バカ客」賞を贈りたい。


11月のまとめ

2012年12月01日 10時22分51秒 | Weblog
【11月】
行った美術館、ギャラリー数=73。かなりちゃんと回っている。
読んだ本=42冊。今年2回目の40冊台。やはり忙しくて、疲れているのだ。
買った本=27冊。まあまあだが、年間300冊割れはもう確定。

ちなみに私の月間最小読書冊数は30冊である。この時は1ヶ月間1日も休みがなく、時間外労働が200時間を超えていたので(法律上も問題が…)、こうなったのだ。確か3月だったので、1日1冊をわずかながら割りこんでいるということになる。