散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

新春 東京出張(3) 浅草巡り

2014年01月12日 22時56分41秒 | 飲み歩き・東京
ホテルから浅草に繰り出す。



本日の1軒目はこの間来たばかり、地下鉄駅直結の地下街にある「F」である。前回はカレーソース焼きそばを食べたのだが、その時に飲める店だと気がついたのである。

まずはレモンハイとチャーシュー。見た目が焼肉のようになってしまっているが、チャーシューを炙りなおしてくれたものだ。もちろん旨い。



まだ先もあるしなあ、ということで、燗酒とカレーソース焼きそば。カレーの部分で焼そばを食べ、残った部分にはソースをかけて食べる。これやっぱりいいね。



ちょっと隣のダメ常連風若い奴が鬱陶しかったが、サクッと飲んで、いい腹ごしらえだった。

ここからしばらく繁華街をさまよって、浅草の駅からかなり遠いエリアまでやってきた。中華料理店っぽいが、飲みを勧めているらしき店「HH」へ入って見ることにした。店名にも「居酒屋」の文字が付いている。

1軒目もあってすでにあまり食べられない状態になっているので、まずはピータン豆腐と紹興酒で様子を見る。



おお、これはピータンたっぷり。甘酸っぱいタレも悪くないよ。次に台湾腸詰に紹興酒を注文。一人には十分な量が出て来た。



温めてあるので、脂分の口どけもいい感じだ。それから何とも言えない香辛料が感じられ、これが台湾たる由縁だなという味であった。残念ながら、酒の通しに出て来たピーナッツも大量で、かなり満腹感が生じて来た。

 

まだ時間的には早いので、ぶらぶら散歩継続。江戸下町伝統工芸館というのを発見。とりあえず館内を流してみた。



それから久しぶりになる夜の浅草寺。写真が今ひとつなのだが、自分の目で見る分には、なかなか美しい。



浅草最後はまたもや「KB」。地下鉄駅至近だし、何といっても入りやすいのだ。と思っていたら、ちょうど混雑タイムで大変な目にあってしまった。最初にレジで注文した電気ブランとやきとりは無事到着。





しかし、あまりの混雑ぶりに追加注文が通らない…。まあ、この辺りでということで切り上げて、浅草から東銀座へ移動する。



なんか飲み足りないなあと思っていたら、ホテルの傍に「AH」というパブっぽい店があった。これ幸いと入店し、アイラハイボールを注文。おっと、ちょっと甘いなあと思ったら、メニューにはラフロイグ10年とイギリス産のリキュールを使っているという記述があった。これ、多分ドランブイなんだろうな。あまり得意じゃないんだが…



ということで、ホテル下のコンビニでアイスと氷結ストロベリー(←こっちの方がよっぽど甘いのだが)を夜食として購入。シャワーを浴びて、テレビをダラダラ見て、早目の就寝。

 

新春 東京出張(2) 飛天激込み

2014年01月12日 15時31分09秒 | ART
六本木に到着。前回来た時は地上にあった安田侃作品を見たが、今回は地下にあったもの。



それはさておき、六本木に来たのはサントリー美術館の「平等院鳳凰堂平成修理完成記念 天上の舞 飛天の美」を見るためだったのだが、美術館の前に行って余りの行列に敗れ去ってしまった。会期終了2日前だったのが良くなかったのだろう。



ここから目的を見失って、新国立博物館へ行って見るものの、建築系の展覧会で興味が薄い。さらに歩いて、森美術館に到着。「六本木クロッシング2013 日本現代アートのいまを問う」というメインテーマで「アウト・オブ・ダウト」展というのをやっているので、これを見ることにしよう。



「六本木クロッシング」というのは3年に一度の展覧会シリーズなのだそうだが、今回は東日本大震災や政治に関するメッセージが強い作品が多かったような気がする。

中村宏「観光独裁」:政治的テーマを感じつつも、アートとしても気になった作品。色彩と描かれたものの力強さがいい。他の作品は大部分2013年作だったのだが、この作品は1965年制作なのである。やはり私の肌に合うのはこちらか。



丹羽良徳「日本共産党にカール・マルクスを掲げるようにお願いする」:政治的メッセージをパロディ化した(本人は大まじめらしい)のがこの作品。作家がカール・マルクスの肖像写真を持って、共産党の支部などに行き「この写真を掲示してもらえませんか」と交渉する過程をビデオ作品にしたもの。



作家「これを飾ってもらえませんか」
党の人「うーん、我々は個人崇拝しているわけではなく、科学的共産主義を信じて…」
作家「さっきの所では、マルクス主義はいわば科学的共産主義と同じ、と言われましたが」
党の人「うーん…」

といったような会話が延々繰り広げられ、最後には共産党議員の執務室にたどり着いていたようであった。議員さんは「お、それいいね」といって、写真をあっさり飾ろうとするのであった。(私の記憶より再現した会話なので、作品中の会話とは異なると思う)。

笹本晃「耳の奥」:10m程の通路状の所に、傾いたテーブルやライトをつけたらせん状のワイア、壁や床にめり込んだ椅子を配置したシュールな作品。先に通っていた人たちがいるなあと思いつつ、メモを取って目を上げたら、人がいなくなっていたので驚いた。通り抜けられない作品だと思っていたら、向こう側に出口があっただけなのだが。

この展覧会は大部分撮影可能なので、結構な写真を取ったが、アップは2枚くらいにしておこう。この後、展覧会の料金に展望台・東京シティビューの代金も含まれているので、一応行ってみた(しかし、1500円は高い)。52階だけあって、ちょっと札幌では見られないような光景が広がる。



海抜で言うと東京タワーより高いらしい。

今日はハードスケジュールを避けて、美術館巡りは一か所で終了。とりあえず、ホテルにチェックインしよう。


新春 東京出張(1) いつかどこかで仕事はしている

2014年01月12日 12時49分00秒 | 食べ歩き
2014年に入って初めての出張である。

いつも出張中に仕事は間違いなくしているのだが、ブログの記事を見ると全くそうは見えないという現象が発生してしまう。今回もそうなってしまったのだが、タイトルの「いつかどこかで仕事はしている」というのは、記事を書く上では「もう面倒なので、特に取り繕わないよ」という意味である。間違いなく仕事はしているので、安心していただきたい。

ということで、当然のことながら3連休の中日、日曜日から移動開始なのである(土曜日から行くと、体がボロボロになる)。寒い中、東京に合わせてやや薄着のスタイルで琴似から出発。



琴似から新千歳空港については悪い天候ではなかったが、江別から岩見沢付近はすでに雪が多いらしい。私の乗った次の電車はすでに10分遅れで運行ということだったので、危ないところだった。

千歳は天気も良く、順調に飛行機は出発。東京も雲ひとつない快晴で定刻より少し早目に付いた。まずは浜松町までモノレールで移動し、乗り換えのタイミングで昼になったので昼食を取る。

最近すっかり来ることも多くなった、立ち食いそば「K」でかき揚げそばを食べる。まあ、日中は軽め軽めにしておこう。

 

この後、六本木に移動する。