散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

定額給付金給付記念(2)

2020年07月04日 21時42分51秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
2軒目はいつものバー「N」へ。ここは昨日から急に客が増えて来たそうである。私がカウンターに座ると、両サイドに衝立が立てられてしまった。



若干鼻白んだものの、後になって見るとこれはこれで落ち着くものがある。私は狭い空間が結構好きなんだよな。で、1杯目はギムレットハイボールでスタート。



1杯目は酸味のあるさわやか味だったが、2杯目は消化を進めるためのデュワーズ+ガンメルダンスク+コアントロー+レモン+ブルーキュラソーの苦いカクテルにした。色は目で見ると灰青色という感じだが、写真に撮ると、薄いグリーンとなった。



3杯目は先日「デュボネが全く減りません」と言われたので、シーバスリーガルミズナラ12年+デュボネ+マルティニビターのカクテル。コクがあるが、シーバスリーガルがほどよい軽さも兼ね備えており、するすると飲める味だった。



この辺でフルーツカクテルを頼んでいた団体や、私の隣席の人たちも帰りだし、若干の静寂が訪れた。締めにアードベッグオーリヴェルデを飲む。アードベッグが毎年出しているシリーズだが、これはあまり記憶がない(写真ブレた)。



へえ、そんなに印象が無いウイスキーだったのだが、今飲むとなかなかいいね。6年くらい前に飲んでいるようなので、その後、香りが立つようになってきたのかも。加水してもまた楽しめる、いいウイスキーだった。

食べすぎ、飲み過ぎでそろそろ帰ることにしよう。外に出てもまだ結構人がいる。



そしてほぼ満月に近い月が出ていた。

定額給付金給付記念(1)

2020年07月04日 19時35分40秒 | 食べ歩き
先日、給付金問い合わせセンターに確認して私の給付日が判明したが、通帳の記帳をしてみると、結果的に7月2日に給付金が振り込まれているのであった。申請から1か月以上たっているので、貯金のない人で、日銭が入って来なくなっていたら、もう飢え死にしているよね。

さて、給付金はだいぶ前倒しで使い込んでいるような気もするが、それはさておいて、今日から改めて使って行こう! ということで、今日は31年ぶりの訪問となる(つまり「懐かし酒場」シリーズでもあるのか)、郷土料理の「K」へ。

31年前とは、私が社会人1年目の時に、忘年会の幹事をやらされて選んだ店だったという話である。その時は無事幹事をやり終えて、「良かった」と胸をなでおろしたことが思い出される。



今日は会合であるため、個室っぽいところに案内される。私は居酒屋の雰囲気が好きなのであるが、このご時世では個室の方が良いかも知れないな。まずはビール小でスタート。そして今日のメインはこれだ(←いきなり)。



メインは蟹料理で、蟹鍋の具材が出てきたのだが、半分以上を蟹(イバラガニと言う種類)が占めるという、偽りなしの蟹鍋である。鍋を火にかけながら、先にホイル焼きにした蟹足を食べる。



普段はボイル蟹を出しているそうだが、今日は客が少な目だったせいか、より香ばしく仕上がるホイル焼きになったそうだ。むっちりした身を取り出して食べると、香り良く、身に甘味があり、そして汁気がたっぷりあるというベストオブ蟹状態である。普段、食べ放題やちょっとした宴会で出てくる蟹とは全く次元が違うのである。

さて、鍋の方が仕上がってきたので、二世古彗星特別純米を注文し、それと共に食べる。



蟹以外の食材は白菜、ネギ、豆腐、揚げ、エリンギ、椎茸が少しづつ。まずは殻付きの蟹をしばし鍋で温め、そこから食べる。身をほぐすのがちょっと面倒なところもあるが、だし汁の味と相まって美味い。

さらにむき身になっているところは、身の太さによりしゃぶしゃぶする時間を変えながら食べる。火の通るギリギリくらいで食べると、より一層甘味があるような気がするが、太いところは中まで火が通るタイミングが分からず、なかなか難しいものである。

蟹鍋の方は夢中になっていたせいか写真がなく、最後に足を取り上げたところで記念撮影である。



すでにかなり腹がふくれつつあるが、次はズワイ蟹とアスパラ、帆立の天ぷらである。アスパラは最近も食べたが、ここでは帆立が非常に美味かった。かなり大きなサイズのものを上手いこと揚げてある。蟹ばかり食べていたので、帆立を新鮮に感じるという贅沢な話なのである。



さて、宴会も終盤だ。蟹鍋を食べたら、蟹雑炊を食べるしかあるまい。葱や海苔といった余計なものをいれず、鍋の出汁にご飯を投入し、玉子を入れただけのシンプルなものである。このシンプルさが良いのである。



雑炊をつい2.5杯ほど食べてしまい、腹一杯となる。最後のデザートは身が小さめだが、北海道産のさくらんぼであった。



もう何も食べられない。満足した。


疲労により困憊

2020年07月04日 16時39分00秒 | 食べ歩き
今日の札幌市中心部は人出が多い。時間調整と疲れもあって、どこか喫茶店に行こうと思ったが、普段行く所はかなりの混雑となっており、迷走する。結局、札幌駅からすすきのに近いところまで歩いてしまい、カフェ「P」へ。ここは席数が多いから、何とかなりそうだ。

さすがに冷たいものを飲もうと、アイスコーヒーのLサイズを注文。店員さんが「同じ値段でXLサイズ、サービス中です」というのでちょっと迷ったが、後でLサイズを見て、これ以上大きなサイズはいるもんかと思った。



但し、氷が占める部分も多いので、XLサイズでも飲めないということはなさそうだ。これでしばし疲れを癒したが、若い4人組が近くに来て、かなり喋りそうな雰囲気だったので、それを機に退散することにした。

20200704ギャラリー巡り

2020年07月04日 15時44分47秒 | ART
本日は三越→SONY→スカイホール→富士フイルム→大通→レタラ→ミヤシタ→資料館→大丸の9か所。なかなか10か所に到達しない。

SONYのαプラザ、スカイホール、富士フイルムフォトサロンが久々にオープン。



■ギャラリーレタラ「吉田茂個展 ビタミンB2」。部屋一周、ぐるりと黄色く塗った木材(キャンバス?)が貼られている。裂け目の部分には赤かピンクの色彩がのぞく。

レタラからすぐ近くにある、公園にワグナー・ナンドール「母子像・ふるさと」という彫刻がある。久々にしげしげと見たので、写真も掲載しておこう。



地下鉄で円山公園駅からミヤシタに行く途中で、ふくろうの木彫があった。



■ギャラリーミヤシタ「のはらのころ 秋山知子彫刻展」。色のあるガラスで、人の形や抽象的な形状を作った彫刻展。見ていて何となく楽しめる。

最後に、大同生命ビルのオフィスエントランスを見に行こう。…と思ったら、まずオフィスエントランスに入れない。これは土曜日だからかな? 入館証を当てるセンサーのようなものがあったが、入館証が無いとダメとなると、このビルに外部から仕事に来た人も入れないもんな。ちょっとこの辺は良く分からない。

飲食店エリア側から覗くと、ガラス越しに何とか、峯田敏郎「唄う女」が見えた。しかしここはちょうど飲食店への列を作る場所にもなっており、おちおち見ている訳には行かないのである。



いやー、こんな扱いなのか…、と思った。

後はおまけの写真。表参道付近で見た、カレーショップの看板。店主はプロレスファンか、アニメファンか?



地下鉄さっぽろ駅直結の文教堂書店は7月28日に閉店すると掲示があった。




伝統の味はいずこ

2020年07月04日 11時55分05秒 | 食べ歩き
今日の昼食の場所はどこがいいか思い浮かばなかったのだが、突然、4プラ地下にある喫茶「N」が良いではないかと思いついた。後で知った所によると、八雲チェーンの一軒であるのだが、まあそこは良しとしよう。

店に入ると、席間にかなり余裕が取られており、落ち着いた作りになっていた(以前は隣の席がすごく近く感じていたように思う)。



メニューを見ると、あれれ、昭和24年にできたこの店の名物「カツライス」が載っていない。今日はカツライス気分ではなかったものの、どうしたのだろうか。

とりあえず、ナポリタンを注文。先にメロンソーダ(ここに来ると飲みたくなる)、サラダが出てくる。



それからメインのナポリタン。以前食べたものと麺が違うような気がする。何とも「ケチャップうどん」という言葉を彷彿とさせるような太さと破壊力である。これはこれで悪いことは無く、タバスコと粉チーズを途中からかけて食べた。



店を出る時にレジの所に「メニューをリニューアル」したようなことが書いてあった。外のショーケースを見ると、ここにもカツライスの模型が無い。この店の名物、あれをやめてしまったのであろうか。